国会通信 No.101
【訪米報告】
1993/3/29 (マンデーレポート第101回の要旨)
1 訪米報告(22日から27日)
(1) 面会者リスト
@政府関係ロナルド・ブラウン(商務長官)、
デレク・シェーラー(商務省経済担当副次官)、
ロバート・ルーダン(国務省日本課経済担当次長)、
メリット・ジャノウ(通商代表部日本担当次席) エラ(大統領府広報部)
A議会関係
フォーリー下院議長、
ウイリアム・ロクフェラー上院議員(ウエストヴァージニア)、
ジェフ・ビンガマン上院上院議員(ニューメキシコ)、
Bマスコミ・シンクタンク関係
ブルース・ストークス(ナショナルジャーナル)、
ドナルド・オーバードーファー(ワシントンポスト)、
ウイリアム・クライン(IIE)、
エディー・ウイリアムス(ジョイントセンター理事長)、
トーマス・マン(ブルッキングス研究所)、その他
(2) 特記事項
〔全般〕
@人事の遅れ。3000以上の政治任命者。
理由…3段階が11段階までになっている。
クリントンが「アメリカの政府」に拘っている。女性、人種。
このため、まだ外交や通商政策に一貫したものが感じられない。
Aグレート・コミュニケーターとしての側面。→クリントン新政権の特色。
国民との直接対話に最大の関心。
理由…クリントンが自信を持っている。
例…公約違反の増税論議の手法
→まず高校生との対話集会からこの話しをだして言った。
また、ホワイトハウス批判の選挙で勝ったこともある。
さらに、赤字削減にしてもヘルスケア改革にしても
なかなか実績をあげるのが困難であり、
この代りに対話を強調するきらいがあるのではないか。
〔国内問題〕
@国家安全保障(外交問題)=経済政策(国内問題)
安全保障問題は、経済問題と表裏一体。
経済が強くなくては世界に物も言えないではないか
という基本的認識に立ち帰っている。
A財政赤字削減か、景気刺激か?
財政赤字問題については国民に広い関心が。
議会も景気刺激よりは赤字削減のほうに熱意がある。
今回下院で予算が通過。
そのなかでは景気刺激の公共投資が160億ドル。
これについては民主党の中でも反対票は11でた。
Bヘルスケア改革
いまや8000億ドル→GDPの14%。
このままいくと年間1兆ドルをこす。
延命効果のみの高度医療に国家予算を使うべきかどうか議論。
〔外交問題〕
@日本は最も大切な国である。
A半導体の20%達成は大変評価する。
BアメリカはSIIにおける日本の指摘を一生懸命実行している。
C米の問題は貿易摩擦解消に大きな効果がないことは認識しているが、
政治的なシンボルになっていることを理解して欲しい。
Dロシア問題には重大な関心。
エリツィンが倒れたら大変なことになる。
しかし、財政的な支援については、国民の支持は少ない。
2 私見
(1)アメリカも、ホワイトハウス中心の政治は限界に来ていることを実感している。
(2)それにもかかわらず、アメリカの政治的活力に注目。
(3)貿易摩擦の解消は大変である。
(4)政治=経済=外交が密接に関連しあった世界のグランドデザイインの創造が必要。
(5)国連安全保障理事国は「パイ・イン・ザ・スカイ」
N.KOREA ロシア
KOREA
CHINA
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│ 日本 ├─────┤ USA │
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TAIWAN
PHILIPIN
INDONESIA
MALAYSIA
SINNGAPORE
CAMBODIA
VIETNAM
EC