国会通信 No.103
【UNVの中田厚仁君の思い出/ボランティアに指定席がない日本社会】
1993/4/12 (マンデーレポート第103回の要旨)
1 先週の出来事
@ 渡辺外相正式辞任。公認に武藤氏。(6日)
→羽田騒動。政界は一挙に流動化。
A 農水委員会、厚生委員会開催。(6、7日)
→漁業共同組合法、沿岸漁業法の改正。
→福祉機器関連促進法。
B UNVの中田厚仁君、射殺。(8日)
C 若手議員の会総理に面会、さる2日の決議を首相に伝える。(9日)
D 政治改革についての新たな動きを。(今週)
2 中田君の思い出
(1)UNVとはなにか
(2)昨年の面会の思い出
(3)本当に危険なのはボランティア
(4)彼の死を無駄にしてはならない。
@ボランティアに指定席がない日本社会。
→「教育」・「税制」・「政治」・「社会」・「余暇活動」
→学校と職場。とくに職場におけるボランティア活動との
フィードバックが全くいのが日本社会の特徴である。
例えば、北欧諸国のPKO活動。
→これからの社会システムにはボランティアが組み込まれなければだめ。
→但し「政治の不備」を「ボランティア活動」にすり替えるのは許されない。
A真の国際貢献はボランティア精神が不可欠。
B父のことばに救われる思い。
「厚仁は『世界人として生きる』を信条にしていた。
その志しは十分に遂げられたと思う。
今日この地で人類のためにとおとい仕事をしている人たちに会い
私の体の血がたぎるのを感じました。
これこそ息子の求めていたものだと思います。
命こそ失いましたが崇高なものを得たと確信しています。」
「今回の事件でボランティアの人たちが少しでもひるむことがあれば、
それは私どもが一番悲しむところです。」