国会通信 No.108

 【政治改革を巡る状況・若手議員の会/署名活動開始】

1993/5/17 (マンデーレポート第108回の要旨)


1 先週の出来事  @農水委員会 参考人 (全国農業者会議専務理事池田氏、  JA全中常務理事石倉氏)への質問(5/11)。  新農政三法 A若手議員の会、署名運動開始(5/12)。 B東京出版記念パーティー(5/12)。 CCP研(5/13)。 Dカンボジア問題について本会議開催(5/13)。 E農水現地視察ー静岡県袋井農協、森町「アクティー森」、  坂田の「種」。(5/14~15)。 F自民党古河支部で講演、「政治改革の行方」(5/16)。 2 政治改革を巡る状況 (1)自民党 @若手「守旧派」の署名活動。先週末→「国民とともに改革する会」  実態は、解散による改革潰し。をねらっったうごき。 A若手議員の会。署名活動開始。  〈署名内容の決定〉 1 今国会成立を期し、「第3の案」を含む与野党の一致点を求めよ。 2 宮沢総理の不退転の決意で望め。 3 解散は国民に対する背信行為で許されない。  (梶山幹事長の「衆参セット論」や中曾根の「政治資金規制先行論」に   反対する内容を盛り込むかについては議論の末、   多数の署名を集めることの障害にならないよう、   この点については削除した)  〈署名活動についての執行部の態度〉反発が予想されたが現在まで黙認。  〈署名の状況〉  大臣や提案者を除く衆議院の過半数は「133」。これは越えている。           参議院の過半数は「51」。もう一息。 B特別委員会  妥協案を模索する場所をどこにするか、 「理事会」「小委員会」を考慮中。背景には  委員会日程についての執行部サイドのゴリ押しに反発する動き。 C幹事長 模様眺め。本心は反対。 D確信的守旧派   中曾根、佐藤総務会長。  腐敗防止、政治資金規制先行論。  朝日新聞の世論調査に力を得、連休後の流れを作ろうと必死になっている。 ↓ ┌──────────────────────────────┐ │(2)政治改革で一番力をいれて欲しいこと。 │ │@政治腐敗防止のための罰則強化49%A政治資金の規制強化23% │ │B選挙制度改革16% │ │(3)選挙制度について │ │@小選挙区制21%A比例代表制15%B中選挙区制14%C連用制11% │ │D併用型比例制9%E並立制5%F無回答その他25% │ └──────────────────────────────┘    (2)社会党 今一番守旧派の力が強いのが社会党である。  @特別委員会での議論の熱心さと比べて、委員会の外の温度が低すぎる。  A改革派の若手の求心力のなさが懸念される。  B綱領的宣言である「93年宣言」案のあいまいさ、   →政権の請け皿である基本的政策面での不十分な脱皮   →には失望を禁じ得ない。さらに今後予想される相変わらず    不毛の議論の中で改革に向けた力が低下して    行くことは十分に予想される。  C署名活動も、ニューウエーブで見切り発射的に行われたが、   「改革議連」の署名活動との足並みの乱れがあるようだ。 ∴社会党内改革派の求心力回復、改革への集中的努力を望む。  社・公の改革圧力が高くならないと、自民党内の守旧派は再び力を増してくる。 (3)公明党 今一番改革に力が入っているのが公明党である。