国会通信 No.110
【政治改革:最後の山場に】
1993/5/31 (マンデーレポート第110回の要旨)
1 先週の出来事
@若手議員の会
塩川政治改革本部長代理と面会(5/25)。
院内総理大臣室で宮沢総理に面会(5/25)。
社会党リーダーシップと会談(5/27)。
社会党ANDと会談(5/27)。
政治改革本部事務総長小淵恵三氏と面会(5/27)。
官房長官に面会(5/28)。
A自民党総務会で員外発言、新井将敬議員の発言
→「合同総会開催して特別委員会に授権せよ」、
に対し「ハウス中心主義を主張」
まず議会で出来るだけつめるべきである。(5/28)。
B六野党党首会談、「連用制を軸に」で一致。(5/28)
C宮沢、梶山会談、宮沢と党四役、政治改革副本部長会談、
→政治改革特別委員会で「妥協の瀬踏み」
非公式折衝をすることを指示。(5/28)
D制度研究会に出席(5/25)。
E衆議院本会議で補正予算案通過(5/26)。
Fカンボジアで総選挙終了。
最終投票率は89%。
登録有権者総数は470万人
2 政治改革、最後の山場に
(1)気になる世論調査の結果。→日本世論調査会 ()は朝日新聞。
☆政治改革で一番力をいれて欲しいこと。
・政治腐敗防止のための罰則強化 20% (49%)
・政治資金の規制強化 45% (23%)
・選挙制度改革 28% (16%)
∴聞き方で返事はマチマチ。
∴朝日との比較では、選挙制度改革の要望は、順位、%ともに上昇。
(2)制度論は分かりづらい。
→ 比較政治制度研究会の「混合型」の発想の重要性。
@ 小選挙区と比例のモメントを持つ制度は親戚である。
A 「並立」・「併用」・「連用」いづれも結果に大差はない。
B 中選挙区制度の票の出方を前提にした議席試算は意味がない。
C 歩み寄りの姿勢が大切。
(3) 安易に自民党の合同総会を開くことは反対。
R@議会制民主主義の観点から問題である。
なんのための特別委員会か、すでに100時間を越える
議論をしてきたことの重み、これを生かしきることが肝要。
まず、ハウスでつめるだけつめる、
合意案を作る最大限の努力をするべきである。
RA自民党の意思形勢の従来の手法から言って問題。
集約されないなまの議論しかできない。
反対意見と賛成意見を各々述べる発言者の数比べでしかない。
(4) 党派横断的な対立の顕在化。最後は改革派と守旧派の力比べ。
(5) 制度論を通じて政界再編につながる可能性が高まっている。