国会通信 No.121

 【河野総裁の代表質問についての印象・政治の基本理念を聞く姿勢】

1993/8/30 (マンデーレポート第121回の要旨)


細川総理 所信表明 1 先週の出来事 @細川首相所信表明演説 (8/23) A自民党との質疑応答 対 河野総裁(8/25) 町村信孝(8/24) B議院運営委員会での議論 ・総理答弁についてのクレーム ・山花国務大臣答弁についてのクレーム C概算要求についてのヒヤリング 続行中 ・大蔵省の各省取りまとめの結果 本年は6.1%増の76兆7400億円  ただし、うち1兆5400億円は昨年の歳入欠陥の補填分であるため、  実質は3.9%の伸びー緊縮型である。 2 河野総裁の代表質問についての印象 ・政治の基本的理念を聞く姿勢 ポイント  @ 国家観 「大きな政府」「小さな政府」 A 憲法論 「改憲」「護憲」      →「改憲的護憲論」 B 国際関係論 「普通の国家」「ミニ超大国」 C 歴史観 「戦前の歴史」 ・自民党内のリベラル派を代表する質問  →自民党に拍手なく、連立与党の側に拍手多かった奇妙な光景も。 ・総理答弁についての印象  特に経済問題については役人的答弁が目立った。  自分の言葉で語ろうとしている点が多くみられた。  理念が語られることこそ政治の第一に重要な点である。 3 町村質問についての印象   連立与党特に社会党の矛盾点を付く質問   戦略的な意味→足並みの乱れを誘う。与党間にヒビをいれる。   山花答弁については中断。 上原答弁については今後の懸念材料に。 4 議院運営委員会での議論 @総理答弁が国会軽視に批判に  侵略戦争(記者会見)を侵略行為(所信表明)と言い替えた点について、  「記者会見は質問に答えたもので不十分。所信表明で補った」との答弁 A山花氏が「政府の方針に従う」と一括して答弁し  「モザンビークPKOの延長問題」  「日米安全保障条約の閣僚としての遵守」  「中期防衛計画に従った整備に賛同」するか等の  問題について答えなかった点に付き議論。 5 今後の問題 @ 滑り出しは順調 「細川政権」評価に変化。   80%の国民支持率。多少の閣内不統一は折込済みとの評価。   衆参代表質問を無難にこなしたとの声が財界からでている。   また社会党もうまく取り込んでいるとの評価。   ク大統領との円高問題についての電話会談を評価する声もでている。 A 景気対策が今後の最大の問題点    →金利引下げ。    所得税減税。    不良債権問題。   がポイント。→規制緩和、差益還元の問題についても断交。