国会通信 No.135
【補正予算案衆議院通過/米の問題について】
1993/12/13 (マンデーレポート第135回の要旨)
1 先週の出来事
@ 補正予算案衆議院通過。(12・8)
A ガットウルグアイランドの市場アクセス議長ドウニ氏の
農業についての最終調停案の骨子が示される。(12・7)
朝日新聞朝刊で「追加譲歩義務」の記載がある事が判明し、
それを総理が知らなかったために大騒ぎになる。
農水大臣のジュネーブ派遣は頓座(12・8)。
外務大臣のジュネーブ急派(12・10)。
社会党の大揺れ。
B 「いしずえ会」(12・9)
2 こめの問題について
《ドニ議長提案のポイント》
・6年間の特例措置=「関税化しない」こと。
「猶予」でも「据置」でもない。
「関税化すること自体」再協議する事が認められた。
・6年間は、その変わり「ミニマムアクセス」として込め市場の門戸を最小限解
放する事とする。その%は1年後の4%から開始し、毎年0.8%ずつアップ、
最後には8%になる。
・「追加譲歩」
・「影の関税」(関税率の低減)と批判されているもの。
《結論》
・日本が孤立化する訳には行かない。
再び鎖国経済に戻ることはできない。
最終的には受け入れるべきである。
・「災い転じて福となす政策を」
本当の意味の農業政策の確立を。
土地政策の転換。→思うに任せない規模拡大政策の原因は土地政策の欠如にある。
産業政策、労働政策、等総合的に絡めた農業政策のビジョンが必要。
・「減反政策」の見直しも当然である。
・「食管法」の根本的改正も必要。
・ガットの認める各種政策(所得保障、環境保全費用等)の積極的採用。
《自民党の批判》
・「二枚舌」「うそつき」等の批判は聞くに耐えない。
外交は、なによりも継続性が重視。
今回の結論の95%以上は自民党政権時代に用意されていたものである。
いわば、自民党との共同作品。「我関せず」の態度は、大人げない。