国会通信 No.136

 【薄水の細川政権】

1993/12/20 (マンデーレポート第136回の要旨)


1 先週の出来事  @ コメ問題でドウニ調停案受諾声明(14日未明)。 A 会期延長ー1月29日まで、45日間ー衆議院可決(15日)。 B 国会改革案記者発表(17日)。 C 「コメ部分輸入受け入れ」に対する緊急提案発表(17日)。 2 薄氷の細川政権 (1) 「コメ」決定の緊張。 @ 揺れた社会党の調停案受諾。 ・その時11次から官房長官室にさきがけ2期生以上は全員集合。 ・官房長官も珍しく悲観的な感想。「解散」の可否も検討課題に。 ・ジュネービへの締切時間は午前3時位までに延ばしてもらう。 ・午前2時近くに中央執行委員会決定、そして議員総会通過の情報。  「社会党としては反対してきたが、   政府の調停案受諾は最終的には『了』とせざるを得ない」との   内容にほっと胸を撫でる。 A自民党の「二枚舌」発言や「うそつき」発言は天に唾するもの。 Bいままで「農業分野」という狭い範囲のみで検討せざる  を得なかった二一世紀農業のビジョンを根本から問直す好機到来。 C17日決定のコメ受け入れに対する緊急提案の骨子 T水田農業の強化と効率化  1 稲作専業農家への減反措置の撤廃  2 21世紀型水田農業モデル圃場整備事業の拡大、  3 籾貯蔵も含む、200万トンを上限とする備蓄体制  4 水田の利用集積促進のための新たな農地管理システムの開発 U中山間地域の振興、定住の促進  1 農林地の環境保全コストの地方交付税の積み増し。  2 営農希望者に対する農地取得の斡旋と、参入条件の緩和  3 間伐材の高付加価値化と製品の販売に対する高率補助 V流通消費対策    1 コメの品質表示の義務づけ   2 輸入米の安全性検査の徹底 (2) 会期延長問題 @ 憲法59条2項の「みなし否決」規定 A 緊張の議運。「政治責任」、解散のかげ。 B 参議院の予算委員会からの閣僚引き上げ C 議長の突然の動き