国会通信 No.137
【93年を振り返って】
1993/12/27 (マンデーレポート第137回の要旨)
1 一年間を振り返って。【私の十大ニュース】
@ CP研 「新政治システム」を提言。
連立政権、多党制などその後の日本の政局を予言。
A 宇都宮において政治改革フォーラムを開催。(3/7)
B UNVの中田厚仁君カンボジアで射殺される(4/8)。
C 「クオヴァディスジャパン」出版パーティー(4/17)。
ガラス張りの収支報告で話題を呼ぶ。
D 宮沢総理に対する質問(4/21)。
E 宮沢内閣への不信任案に賛成、白票を投じる。
そして自民党を離党(6/18)。
F 新党さきがけ結成(6/21)。
G パーフェクトクリーン選挙を断交して当選(7/18)。
H 細川連立政権誕生そして議運理事に就任(8/6)。
I 政治改革法案、衆議院通過(11/18)。
J コメのミニマムアクセス決断(12/14)。
2 感想
@ 政治は新しい時代を迎えた。永田町の「常識」が覆った年。
・「年功序列ルール」の崩壊。
・「政権担当能力があるのは自民党だけ」との常識も修正。
・「連立」は「不安定」とする「常識」も修正されつつある。
・「社会党」の現実主義路線の定着。
《しかし》まだまだ過渡期。不安定。
A 経済、社会ともに新たな変革の試練に直面する。
本当の意味の冷戦という第3次世界大戦終了後の秩序作りには
まだまだ時間がかかりそうである。
3 決意 自民党の残した負の遺産との全力を上げた戦い。
@ 政治改革 また「腐敗防止」先行論が出て来た。冗談ではない。
A 景気対策 「消費税の税率アップ」を視野に入れながらも当面は
赤字国債発行をしながら所得税の減税をすべきである。
また、土地の流動化対策もすべきである。
アメリカの大恐慌の時には、バブル崩壊が1929年、
その4年後には景気の底がきた。平成バブルの崩壊は1990年で
あったので、来年がちょうど4年目である。
【経済改革】
(1) ケインズ的な短期の総需要政策の面
@ 大型の所得税源税
A 土地の流動化政策
B 不良債権償却
(2) 長期的構造改革政策
@ 税制改革
A 規制緩和政策
B ソフト(情報化・知識社会化)に重点を置いた新しい公共投資
C 行政改革 「行政の中立」論は官僚のエゴ。通産大臣による
次期事務次官候補者の事実上の罷免問題。
官僚とのもたれあいこそ自民党長期政権の遺産。
政治的リーダーシップの確立が重要。