国会通信 No.141
【政治改革法案成立に最後の努力を!】
1994/1/24 (マンデーレポート第141回の要旨)
「政治改革法案成立に最後の努力を!」
1 先週の出来事
@ 自民執行部の政治改革法案修正の動き。
結局党内慎重派の反発で頓座。
A 政治改革特別委員会で「星野朋市」議員造反。
最初は可否同数、委員長決裁のはずだったが、
「賛成多数」で可決。
B 参議院本会議(1・21)。僅差で可決のはずであった。
予想外の社会党 造反。欠席するものと思っていたものが
多数出席。反対票を投じたの で結果230対218で否決。
C 民間臨調で挨拶。
そのご「若手議員の会」の同窓会。(石、赤、小、山、岡、増、河、坂、簗)
2 自民党への批判
@ 法案の骨格をなす「選挙制度改革」案の設計図を書き、
土台を築いてきたのは、自民党。
A 党内分裂の状態をまとめられない、自己決定能力の欠如。
推進派と慎重派の両極でいっさい指導力を発揮しようと
しない執行部の姿勢。もうすでに政党の態をなしてはいない。
B 慎重派は、党を割る本心までない。
推進派は離党も辞さない。この点の読みがまちがっている。
3 社会党への批判
@ 「二本社会党」の実態は変わらず。
A 執行部の努力と熱意は今一つ。
本会議で熱心に動いた自民党参議院の国対と比較して
あまりにも静かな社会党の姿。
B 「社会党」が自己革新するためになにが一番必要か。
それは政権担当能力をつける事しかないはず。
このために、「並立制反対」「コメ輸入自由化阻止」といった
二つの党議を、苦しみながら乗り越えてきたはずである。
その凄惨な努力は無駄になった。
4 自民・社会とも分裂の危機
今週は「政治改革」か、さもなくば「大規模政界再編」かの週になる。
まず、憲法上認められている「両院協議会」で話し合い。
それが無理なら、再度衆議院で「3分の2」で再議決の挑戦をすべきである。
「両院協議会」の設置自体に反対する意見はおかしい。
昨日のNHK討論会で「一事不再議の原則に反する」(中山太郎)
といったり「参議院は国民を代表している。否決は国民の意思」(渡辺)
などという議論は全くおかしい。
見通しは困難だが挑戦すべきである。
「3分の2」を求めている自民党の推進派の存在。
「政治改革」しからずんば「政界再編」。