国会通信 No.142
【政治改革法案成立!】
1994/1/31 (マンデーレポート第142回の要旨)
「政治改革法案成立!」
1 先週の出来事
@ 議院運営委員会の動き
24日 憲法59条2項、3項についての論議。
25日 「衆議院での再議決は『念頭にない』」(与党筆頭理事)
「再議決はやらないとの理解」(野党筆頭理事)をして、
両院協議会の設置に合意。
A 両院協議会設置 26日
初回の議長はくじで参議院になる。たった5ふんで終わる。
B 両院協議会2日めの27日。与党側妥協案提示。
審議はつめられず。
会期切れの心配から「与党議長の今日中に」審議打ち切りを決断。
C 民間臨調で総理演説。27日
「自らの地位にはこだわらない」
(→解散か、総辞職かへの回答、田中特別補佐発言とのからみ)
「トップ会談を呼びかけ」
※さきがけ本部で多数派工作。
自民党推進派、社会党推進派へと接触
D 総理総裁会談実現までの軌跡 28日
・土井議長の困難な態度。
憲法学者の良心として開会のベルは押さない、との発言。
・強行路線と、柔軟路線。
(解散+自民推進派あぶりだし)か(両院協議会での成案獲得最優先)か
・最終的には「議長斡旋によるトップ会談の実現」
「ただし会談の内容については議長棚上げ」という複雑なしかけを設定。
・誰がこれを考えたのか?
議院運営委員長と小沢路線のずれ。そして接合。
・会談開始30分ごに議長から議院運営委員長に電話。
「なぜこんなに時間がかかっているのか」
「議長閣下は待っていなさい」
・歴史的な「10項目の合意」
2 評価
日本政治のゆううつな重石がやっととれた。
しかし改革の真のいみを発揮するための努力はこれからである。
たとえば、政党の地方組織の問題。
議論、意思形成の意味付けの問題。
やることは多い。
さらに「政界再編」との絡みもある。
また、政治の出口の問題もある。
21世紀的政策課題の解決。やるしかない。