国会通信 No.143
【「国民福祉税構想」について】
1994/2/7 (マンデーレポート第143回の要旨)
「国民福祉税構想」について
1 「一難去ってまた一難」というより、最大難関に。
問題点
・大蔵省
・連立政権の意思形成
(何も知らされていなかった総理出身政党、最大与党そして官房長官)、
・増税決定の「DUE PROCESS」
2 記者会見直前に総理に直言。しかし総理は判断曲げず。
3 「国民福祉税構想」についての所見
@所得税減税の財源明示は政治の責任
Aしかし、
・税の骨格は「消費税」と変わらぬのに「表紙」だけ
変えて済まそうとした姿勢は問題。
・記者会見でも「目的税」を匂わすような口ぶりが
あったのはまずい。実際は「一般財源」として使う。
・「7%」の根拠もうまくせつめいできなかったのは残念。
・構想について、国民に一度も語られていない。
Bただ、「安易な減税論議」に反省を迫った事。
「社会党にショック療法」となった事は評価できる。
4 今後の方針
@ 社会党対策。多方面から説得活動を展開している。
さきがけと「デモクラーツ」との会談。
内部事情は、政治改革論議と同様の側面あり。
ただし、勢力は消費税の局面の方が弱い感じ。
A方針
・「連立与党代表者会議」で「白紙に戻ったとされた事の意味」
「景気対策のための大型減税」及び「減税財源の責任ある明示」
は所与の前提。この点は維持されている。
・税制改正論議は、協議機関を作って今国会中に結論を得るべきである。
・高齢化時代に対応した税制改正構想を具体化せよ。
その際の基本的観点は「福祉ビジョンの策定」
「大幅な歳出削減のための具体的な行政改革プランの策定」
「不公平税制の改革」である。
2 記者会見直前に総理に直言。しかし総理は判断曲げず。
3 「国民福祉税構想」についての所