国会通信 No.155

 【小沢神話の崩壊と社会党の先祖帰り】

1994/5/2 (マンデーレポート第155回の要旨)


【先週の出来事】 1 新総理に羽田指名。(4・25) 2 指名直後に民社提案の新会派「改新」結成の動き。   新生党、日本新党、自由党、賛成。さきがけは拒否。   社会党は猛反発。(4/25午後2時以降)   羽田首相組閣できず。 3 社会党執行部連立離脱決定。(4・26午前2時)。 4 総理の所信表明演説、それに続く各党代表質問の日程決められず。 5 羽田内閣 少数与党内閣として出発(4・28)。 6 テレビ出演。   ザ・ニュースキャスター(4/26)。    朝まで生テレビ(4・30)   サンデープロジェクト(5・1) 【小沢神話の崩壊と社会党の先祖帰り】 1 小沢の執拗な権力ゲームの仕掛  ・自民党への敵意、あるいは敗北の強迫観念。→執拗な大会派構想  ・「もう自民も非自民もない」との認識欠如。  ・社会党の許容限度についての誤解 2 民社大内の起死回生の賭け…失敗  ・中井、柳田の説明…@社・公の排除      A1・1の分断  ・首班指名直後、組閣直前のいわば手足を縛られた間隙をついた提案→   「さきがけ」が新生党とともに会派を組むはずがないのは   今までの経緯から明きらか。さらに、考える時間すらあたえられていない提案。 ∴ 拒否。  ・大内さんは、自己保全のため180度方向転換。  ・社・民のまたさきにあう「連合」の反発。 3 日本新党の内部にも不信感は頂点に  ・「改新」参加の一任取付の際の、細川さんの説明は、   民社と日本新党の連携のみしか言及せず。   新生や自由党との連携が判明したのは後日。  ・予算を投げ出しておきながら、依然責任を取ろうとしない   細川さんの態度に付いては内部批判が強いようである。 4 社会党のその後の態度に付いては疑問を感じる。  ・はしゃぎすぎの裏側にあるものはなに。  ・「中選挙での選挙ができる」「税制改革、安全保障で苦渋の   決定をした政策協定を反古にできる」ので喜んでいるのではないか。  ・自民党とすぐに提携しようとする態度も無節操。  ・さきがけ的な閣外協力こそ妥当ではないか。 5 さきがけの羽田政権に臨む基本的な姿勢  ・ 閣外・枠外協力  ・ 予算・政治改革には協力。  ・ 政策協定には拘束されず。    とくに税制、国連と憲法、北朝鮮問題では拘束されない。  ・ 連立政権を一応支えながら、「新生・公明」ブロックに対抗する    第2連立軸を形成する。  ・ 連休あけにはグループ青雲と統一会派結成の予定。    さらに日本新党からの参加も見込まれている。  ・ さきがけの理念政策をまとめあげることに全力をあげる。    @羽田内閣 少数与党内閣として出発(4・28)。 6 テレビ出演。   ザ・ニュースキャスター(4/26)。   朝まで生テレビ