国会通信 No.156
【永野法務大臣発言の問題点】
1994/5/9 (マンデーレポート第156回の要旨)
【連休中の出来事】
1 連休中の活動記録
30日 宇都宮峰地区親回り 30件
1日 旭町 戸別 119件
3日 小幡 清住 153件
4日 峰地区親回り 50件
5日 緑地区 戸別 62件
6及び7日 軽井沢プリンスホテル 政策検討
2 永野法務大臣の失言そして更迭。
【永野発言の問題点】
1 発言のなかでの問題点は二つ
(1) 南京虐殺事件を「でっちあげ」と明言した事
(2) 侵略戦争を「欧米植民地主義」からの「開放戦争」と理解している事
2 周辺諸国の反応
韓国 もっとも厳しい。
中国 即座に反応。
シンガポール等 注目。
3 感想
(1) 外交の基本は信頼関係にある事を痛感させた。
・ アジア諸国の日本への信頼関係は今一つである。
・ 細川政権の功績の一つをまったく無にしかねないどころか、
日本人 は、この基本的な問題に付いてさえ本音と建て前を
使い分けているの か、という新たな不信感を植え付けた。
(2) 羽田政権の基本的姿勢を象徴的に現した。
・ 新生党が自民党と同様の体質を持った政党である事。
(すなわち、戦争の歴史を肯定しようとする国権主義者の混在。)
・ 細川政権の継承と言いながら、実際はかなり異なる事。
・ 羽田首相が、このような危険な思想の持ち主を法務大臣に任命した
事は大いに問題である。
(3) 永野氏の経歴が防衛庁の最高幹部であった事から
防衛庁内部の考え方について疑問が生じる。
歴史教育の再検討必要。
(4) 来年に向けての行動、すなわちアクションプログラムにつまずき。
これが残念である。
(5) 北朝鮮の脅威を背景にした「集団的自衛権」容認論。
従来の憲法の公権的解釈を、なし崩し的に変更しようとしている。
反対である。
このことと永野発言は符合している。不気味な傾向。