国会通信 No.176

 【河野演説に対する評価】

1994/10/3 (マンデーレポート第176回の要旨)


【先週の出来事】 ・28日 河野外務大臣国連で演説。 ・28日 さきがけ総務会。「河野演説」について声明。 ・28日 野党が統一会派「改革」を届出。 ・29日 NPS研究会設立準備 ・30日 臨時国会召集。会期65日、野党欠席のまま賛成多数で可決     野党欠席のまま、村山総理所信表明演説実施。 ・01日 朝まで生テレビ出演。TBS秋の特番。双方出演。疲れた。 【河野演説に対する評価】 1 さきがけの声明の内容 (1)与党合意を盛り込もうとした外務大臣の努力のあとは   うかがえるが、わが国が国連改革にどのような姿勢で臨むかに   ついて明確さに欠けるため、全体として常任理事国入りへの   意欲が強調されすぎている。 (2)この演説はわが国の立候補表明ではなく、   内外の議論並びに、国民的合意形成の出発点であることを確認する。 2 安全保障常任理事国になるための条件   何になるかよりも何をするか→すなわち国連改革   国連改革の方向性は2点      「経済社会理事会の強化」   「武力制裁中心主義 安保理至上主義の是正    国連を軍縮のための機関とすること」   このことを明確に強調すべきである。 【「改革」についての感想】 1 理念の旗はどこにも見えない。   単に小選挙区制度選挙に対応するためだけの、選挙用「仮の宿」   暫定政党。   各政党の歴史伝統は一切無視。   党大会での議論もなし。   公明党の分党、有権者無視。政党はこんなにも軽いものだったのか。   政党は、単なる衣装でしかなく、本体は別にあるからこそ、   こんなことが出来るのだ。 2 新党準備委員会の委員長に小沢、   統一会派の国会運営委員長に市川。露骨な一一支配。 3 初日から、欠席戦術。   みずから、所信表明演説をボイコットしながら、   聞いていないからやり直せと主張。   小学生だって恥ずかしくて言えない議論。