国会通信 No.182

 【税制改革法案衆議院通過】

1994/11/14 (マンデーレポート第182回の要旨)


【先週の出来事】 ・9日 税制改革関連四法案 税特委通過、野党の採決妨害。 ・10日 専門記者との懇談会。 ・11日 議長裁定に従って、税特委で補充質問。その後衆議院で採決。 ・11日 建設関係叙勲者に勲章贈呈。 ・12日 とちぎさきがけ塾開催。講師小川和久。 【税制改革法案衆議院通過】        1 法案の内容 @「所得税法・消費税法」改正案  A「九五年分の特別減税 臨時措置法」 B九四年から九六年までの特例公債発行に関する法案 C地方消費税の創設を柱とする地方税法改正案  ー今年と同規模の所得税・住民税減税(総額5兆5000億円)を、  95年からは、制度減税(3兆5千億円)と特別減税(2兆円)の  「二階建て」方式で実施する。97年4月から消費税率を5%に引き上げる。 2 野党の対応についての評価 @審議引き延ばし。 A対案の内容のおそまつさ 税率、歳出削減目標、  等肝心な部分は全て先送り。  引き延ばす事のみを目標にして無内容なものである事が歴然 B「強行採決」ではなく、「採決妨害」 C新生党の「逓信委員会」委員長などは、恥ずべき「雲隠れ」戦術。 ∴野党「改革」の力量の低さが明白に現れた。 @国会戦術 あいも変わらぬ「審議遅延」戦術しか  取れない次元の低さ A対案作成能力 「責任ある政治」を「改革」の基本理念としながら、  現状は、会派内の意思統一すら困難な現状。  理念のすりあわせが全く出来ていない。  その結果「対案」を作成する基本的調整すら出来ていない。 このことは、新新党の問題点、すなわち選挙目的だけの 理念なき集団である事を如実に現しているといえよう。 【専門記者会との懇談】 1さきがけの入札制度改革案が当然話題に。 2「誤解」に基づく部分を釈明。 @「最終案」ではないこと。  A「中小企業への甚大な影響も認識している事。  B今後「党内で徹底議論すること。 3産業構造の変化を呼び込む規制緩和問題に共通のテーマであること。  規制緩和は避ける事のできない問題。  必然的に起こる調整。その受け皿となるべき政策が不可欠。