国会通信 No.218
【タヒチ通信 番外編】
1995/9/11 (第218回 マンデーレポートの要約)
● 今秋のマンデーレポートのテーマは「タヒチ報告」。
朝の街頭でしゃべる内容はすでにネットワークには
掲載済みなので、以下は「タヒチ通信番外編」として
パソコン通信海外苦労話を報告致します。
● まず装備が重かった。
今回リュックサックに詰め込んで運んだ機材を紹介します。
1 PC-9821Ne2 これがけっこう重いんですよねー。
2 TDKModem DF2814
3 カシオ電子カメラ QV10
4 電源トランス これもやたら重い鉄の塊です。
5 海外仕様コンセントのセット
6 単3アルカリ電池 60本 電子カメラは連続使用2時間で4本の電池交換必要
● 電源確保にまず苦労します。
今回の3カ所の発信地(オークランド、タヒチ、ハワイ)ともに電圧が日本と違い
トランスを必要としました。
また、それぞれコンセントの形が違いますので、つなぎのコンセントが必要。
そのうえタヒチで泊まったホテルなどは一つの部屋に2種類のコンセントが使用してあり
そのうち1つは私の用意したセットの中に合うものがなく、フロント
に問い合わせたところ全部借り出されていたりして、大あせり。
まずパソコンに電源がつながるかどうかで冷や汗をかきました。
● 次に通信回線が繋がるかどうかで冷や冷やします。
・今回はどのホテルにもパソコン通信対応の公衆電話はありませんでした。
・ホテルの部屋からの発信の場合の電話番号は、3カ所とも
9+0081+3+東京の番号といった感じで、頭に外線番号をつける
形になります。
・オークランドのホテルの部屋の電話の回線に直接モデムから繋いだら、
ウンともスンとも言いません。パソコンの通信設定を動かしても
だめです。
最後になって、ホテルが変わったモジュラーを持ってきました。
二股に分かれたつなぎ回線です。一方で部屋の電話回線に
繋ぎ、二股の一方をモデム、他方を子電話に同時に繋いで発信したら、
やっと繋がりました。
日本ではあまり見たことのない二股モジュラーです。
モデムと子電話が同時に接続されていないと外に発信出来ないように
なっているようでした。
・タヒチは、部屋の回線とパソコンを直接繋ぐことには成功しましたが、
何度やっても、日本とは繋がりません。
そこでシドニーあてに発信してみました。繋がった、と一瞬喜びが走りましたが
出てきたら完全な文字化けを起こしています。
タヒチでの発信はそんな状況で半分あきらめかけました。
しかし、ホテルの方とたどたどしい英語でやりとりしていると、
「もしかしたら、通信速度が速すぎるのかもしれない」と言います。
藁をもすがるつもりで通信速度をもっとも遅い300BPSまで下げて見ました。
驚くべきことに、やっと繋がりました。
あまり早い速度だと受け付けてもらえないこともあるようです。
ハワイは、こんな経験をつんでいましたので意外に順調に発信できました。
● 映像を送るのは時間がかかる。
・電子カメラで映像を送るのは時間がかかりました。
・まず、QV10で撮影したものを文書に保存するのですが、
きめ細かな映像として保存しようとすると3分以上かかります。
・これを発信するのにも同じ以上の時間がかかるため、今回も
ハワイで発信しているときに、71%まで送ったのにそこでストップ
全く動かなくなってしまい、またもとからやり直すという
泣くに泣けないハプニングがありました。
・時間がかかると言うことは電話代もかかると言うことで、
1枚の写真は相当高いものにつきました。
・写真は、さきがけの党本部でインターネットのさきがけ
ホームページにアップされましたが、新聞の写真よりも
半日くらい早く掲載されたようで、多少苦労のかいはありました。
・党本部の達人岡本健司によるとウィンドウズ・PC98ともに
画像処理はイマイチだそうですが、
いまさらどうしようもありませんよねー。
● 以上、苦労話しの一端をご披露しました。
諸先輩の、海外でのテクニックや奥の手など教えていただければ
幸甚です。