国会通信 No.236
【フォーラム日本の進路発足】
1996/1/23(マンデーレポート第236回の要旨)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【先週の出来事】
19日 総務会開催
新党さきがけの新たな人事決定
代表幹事 鳩山由紀夫
総務会長に園田博之
政策調査会長 渡海紀三郎
院内総務 三原朝彦
私は、マルチメディア局長
及び さきがけ塾 塾長代行に就任
19日 さきがけ塾 開催
講師 佐高 信さんの話を聞いた後、
田中秀征さんとともに鼎談。
佐高さんは、バブルの時、長谷川慶太郎氏が
「財テクをやらない経営者は化石だ」と言っていたことに
言及。あの時はみんなが熱病にかかっていた。
【フォーラム日本の進路 発足】
先々週の12日 フォーラム日本の進路が発足。
1 メンバー
自民 小泉純一郎 高村正彦 川崎二郎
社会 村山富市 久保 亘 土井たか子
さ 武村正義 田中秀征 鳩山由紀夫
経済界 樋口廣太郎
有識者 石川 好
他
2 目的・性格
● 日本の政治の望ましい将来像について考える
自民・社会・さきがけの共通のテーブル。
● 一部の報道機関の解説に、社さの新党結成の
話し合いの場とあるが、事実に反する。あくまで
自・社・さ三党を前提にした構想である。
3 第1回めに行ったこと
梅原 猛、堺屋 太一、両氏の話を聞いた。
今後は定期的に有識者の話を聞きながら夏頃をめどに
日本の政治の在り方について結論を出したいとのこと。
4 フォーラム日本の進路について私の考え。
●自民の自己分解の誘因になればと考えている。
●昨年暮れ 小泉座長の自民党若手の会「グループ新世紀」と
さきがけ有志が懇談。今後定期的に連絡や情報交換、意見交換を
していくことで合意。
●そのとき私は出席した加藤幹事長に質問。
第1点 戦争責任の総括について
第2点 非営利法人法案について反政府的行動の
団体にも区別なく法人格を与えうるか。
●加藤氏は
第1点については、アジアとのしっかりした関係を築くためには
戦争の総括が必要となるであろうと明言。党内で問題となった
彼の金沢発言(赤紙で召集された人たちと、戦争を遂行した軍人さんでは
戦争責任の問題は異なっているのではないか、等々)は実は橋本総裁の
了解を得た上での発言であったことを明らかにした。
第2点については、税制上の特例については今後さらに考える必要があるが
法人格を与えることについては差別する必要はないと明言した。
従来の自民党の見解とは抜け出つつあることを感じた。
同時に自民党内の世代間闘争が激化しつつあることも
実感した。
フォーラム日本の進路の意味は
自民党の自己分解を誘発する事にあるのではないかと
考えている。