国会通信 No.276


 【街頭演説再開】

1996/12/ 2 (マンデーレポート第276回の要旨)


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【街頭演説再開】


○ お久しぶりです。知事選の選挙期間中、マンデーレポートを中断してきましたが、
  昨日投票も終わったため、本日から再開します。よろしくお願いします。




【知事選終わる】


○ 昨日の選挙で、栃木県知事に渡辺文雄氏が4選されました。
  ただし投票率は28.09%、本県として過去最低、
  全国的にも歴代ワースト2、という低い投票率でした。

○ 共産党候補のみが相手のオール与党選挙が「シラケ」の原因ですが、
  最近の厚生省汚職、泉井疑惑、等の官僚不祥事からくる役所不信が、
  さらに投票所に向かう有権者の足取りを鈍くしたのではないかと思います。




【最近の民主党幹事会】  


○ 民主党幹事というポストは、衆議院の議席を失った私にとって、
  重要な政治活動の基盤の一つです。

○ 党大会を別にして、民主党の通常の意思決定は17名の幹事によって構成される
  「幹事会」で行われます。毎週木曜日の午前10時から、虎ノ門の第17森ビル
  4階の党本部において、菅さん、鳩山さんの両代表も必ず出席して、
  国会対策や党の活動方針等多くのことを決定します。

○ 幹事会の非議員メンバーは、私のほかにはやはり選挙で落選した副代表の
  岡崎トミ子さんと、神奈川ネットの代表者の3名です。
  私のような落選議員も遠慮せず積極的に発言できる自由な雰囲気がありがたいです。

○ 先週28日の幹事会では
・民主党の地方組織について
・行政監視院法案について
・ シンクタンク「プロジェクト2010」について等が議論されました。
   そのなかで今日は以下のことを報告します。




【会計検査官の同意人事】

○ 会計検査院は、国の収入支出の決算を検査する、憲法90条が定めた重要な
  独立行政委員会です。衆参両議員の同意を経て内閣が任命する
  「3人の検査官」と事務総局で構成され、内閣に対し独立の地位を有しています。

○ 今回の「彩(あや)福祉グループ」による補助金還流・厚生省癒着問題等
  についても、本当は会計検査院の検査で発覚していれば良かったのですが、
  どうも小物の指摘はあるものの、今回のような大物は見逃されがちの気がします。   
  いままで検査機能が本当に発揮されてきたのか疑問です。

○ 検査官は、戦後ずっと検査院と大蔵省、国会事務局出身者の指定席になって
  きました。結局のところ「官」が「官」をチエックしてきたのです。
  大蔵省OBが収入支出の決算を検査するのですから、結局のところ仲間うちの
  かばいあいになる恐れを否定することは出来ないでしょう。

○ 今度の臨時国会でその検査官の人事案件が提出される予定ですが、
  政府は、大蔵OBの矢崎新二院長の後任に、やはり大蔵OBの藤井威さん
  (元理財局長)を任命することとし、両院の同意を求めてくるはずでした。

○ 先週の幹事会では、この同意案件について民主党としてどう対応すべきかが
  はかられました。しかし私他多くの幹事が同意には反対との意向を示しました。
  民がしっかりと官を監視するためにも会計検査院の監視能力を強化する必要が
  あります。検査官を市民の側から選出されるよう、最大の努力をすべきです。