国会通信 No.281
【株式暴落】
1997/1/13 (マンデーレポート第281回の要旨)
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【先週の主な活動報告】
6(月) ・栃木県弁護士会 新春顔合わせに出席。
・県内マスコミ関係に新春あいさつ回り。
7(火) ・「連合」新春の集いに初めて出席。
民主党栃木代表として挨拶。
8(水) ・地元挨拶回り。
9(木) ・幹事会に出席。(衆議院第1議員会館)
・太陽党の小坂憲司代議士と面会
(ディスアビリティーネットの件)
10(金) ・地元挨拶回り。
11(土) ・プロジェクト2010打ち合わせ。(麻布10番事務所)
【株式の暴落】
●昨年末から株式は急激に下げている。
「日経平均 終わり値の推移」ハ以下の通り。
12月11日から1カ月で3265円、約16%下落している。
終値
'96 12/11 20568
/30 19361
'97 1/ 7 18896
/ 8 18680
/ 9 18073
/10 17303
●下落の理由についてだが、消費税アップや特別減税廃止などによる
消費の冷え込みを市場が先取りした等の原因もあるが、何と言っても
政府与党が作成した平成9年度予算についての失望感によるところが
大である。それを整理してみると、
1) 財政赤字に切り込んでいく迫力が全く感じられない。
2) 整備新幹線の対応に見られるように、族議員や地域エゴに代表される
個別利益を大局的な見地から調整することが今回も出来なかった。
3) 公共事業についてのウエートや配分が今回も大幅な変更は出来なかった。
結局予算の実態は今回は、各省庁の面子をたてた個別省庁の権益尊重型
にとどまった。
4) 厚生省補助金汚職や大蔵省の不祥事等により行政に対する
信頼感は喪失している。この信頼を回復するための行政改革に取り組む
熱意が感じられない。
5) 経済政策について、規制緩和を断行する決意が見えてこない。
●予算の内容に対して、市場が前もってここまで強烈な反発を示したのは
稀である。この現実を政府と自民党は痛切に認識すべきである。
地元を回ってみても聞こえてくるのは「この不景気を何とかしてほしい」
という声ばかり。
株の暴落は、決算期を控えた金融機関や大手ゼネコン等の
保有株式の評価損を激増させ、一挙に経営内容を圧迫する。
大型倒産もありうる。また、BIS規制を守るため、金融機関の
中小企業に対する融資はさらに渋くなる。その結果日本経済全体が
失速する危険が迫っていると感じられる。
政府はこの事態に、非常の危機感をもって対処すべきである。
● そこで、
1) 特別減税の復活、
2) その財源としての防衛費や整備新幹線等の歳出
予算の見直し、
3) その他各省庁全てにわたる歳出の10%削減、
4) 規制緩和策の前倒実施、
5) 行政改革の緊急実施、
6) 行政への信頼回復のための情報公開制度の緊急
制定や情報公開法の通常国会中に制定。
7) 行政監視院の設置等、行政監視システムの抜本
的改革を行うべきである。