国会通信 No.287
【プロジェクト2010】
1997/2/25 (マンデーレポート第287回の要旨)
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【先週の主な活動報告】
■ 2/17(月) プロジェクト2010 「複雑系とネットワーク組織」分科会
第1回 開催。出席。
講師:清水博さん(金沢工大教授 同大場の研究所所長)
テーマ:「生命から見た複雑系と場の論理」
出席者:金子郁容(慶大教授)・松岡正剛(編集工学研究所所長)・
大沢真幸(千葉大助教授)・田村次郎(慶大助教授)
菅・鳩山(由)・峰崎・五十嵐(文)・小林守他。
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清水先生の講演の要約:
● 無限定性(予測の根拠が何もないため確率概念を越えてしまい、
予め限定できないこと)をもつ世界を「複雑な世界」あるいは「複雑系」と
呼ぶことにする。
● 世界が無限定である限り、決定論的考え方や要素還元的考え方(原子、分子
の要素に還元して一義的に理解する考え方)で行動方針を立てることは誤りである。
● 近代文明を支えてきた論理と知の形態によっては複雑な世界を理解することは
できない。次々と発生する新しい問題をリアルタイムで解決する「現場の知」が
必要である。
● 複雑な世界では、個別的な情報の集まりだけにたよって生きることはできない。
現場の状況に応じて必要な知恵を発揮できるよう、自己や組織の創造性を高めて
おく必要がある。
● 創造とは何か。自己の内部に予め用意した状態を当てはめるという方法では
未経験の問題を解くことはできない。まず自己の状態を空にした状態から
生成すること。すなわち自己の状態を無限定にして、過去にとらわれずに自由に
創造することが必要である。
● 空の状態とは、知的基盤(知を生み出す母胎)が過飽和の状態で満たされて
いることである。知識は知的基盤の環境であるが、知的基盤そのものではない。
脱学習の結果、「身体化した知識」の集まりが知的基盤である。
● 知的基盤は、第1に知識の範囲で決まるが、それ以上に重要なのは
第2に「価値観や関心の広さ、知的な意味での柔軟性や開放性」などの主体的な性質
に
よって決まる。
● 複雑な世界で生きていくためには、知の基盤を開いて自己の知的基盤を
広げて再構築する必要がある。思考の過程に異質の考え方を参加する必要がある。
出来事を否定するのではなく、むしろ自己否定が必要となる。
これが創造的な活動である。
● 知的基盤が狭窄していると「知の閉塞状況」を引き起こす。
● 人間の知の働きには「生成」と「反省」の二つのフェーズがある。
「生成」とは無限定な状態から出発して、その状態を現場に合うように限定する
知の働かせ方や身体の働かせ方を発見すること。「反省」とは、結果から出発に
逆行しながら、限定的な状況のなかで原因・結果を発見することである。
反省の知を使って生成することはできない。
それをできると勘違いしていることも深刻な知的閉塞状況の原因となっている。
● 生成の論理は現場の論理である。
観察者と対象が分断され相互に関係しない(自他分離の論理)のが従来の科学の論理。
現場の状況とそこで生成をしている自己とが、双方向で互いに影響し合いながら、
自己の主体的な働きかけの意思や人柄あるいは思想などの主観的な働きかけが状況を
普段に動かしていく。それが自他非分離の論理である。この理論を論理的に掴むことが
生成の知なのだ。
● 複雑な世界の多様な考え方を持つ異質の人々に向かって
開かれた場における共創や合意の形成を考えることのできる論理こそ重要。
近代文明の知を越えるためには、人々が現場に入り、生成の知を積極的に
とりあげて、生成と反省の広い基盤の上に新しい知を作ることである。
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■ 2/20(木) 民主党の幹事会に出席。(衆議院第2控え室)
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路線問題について菅代表が釈明。
私も鳩山邦夫さんに続いて発言。
「民主党は、自民党と拮抗した政党として成長すべきである。
そもそも、自社さ政権の反省を共通の原点として誕生したのが民主党のはず。
自民すりよりと誤解されたり、そんなに大臣になりたいのかなどと冷やかされたり
するような行動はやめるべきである。」と発言。
「自社さ政権の評価については原点ではなかったはず」と菅代表から反論。
たしかにこの点にてついての認識は、さきがけをまず離党した鳩山由紀夫さんや私と、
その後に参加した菅さんとの間ではずれがあったのは、指摘のとおり。
ただ、自民党としっかり対ジできるような政党になるのが民主党の使命だと考えるし
連立に参加すると結果的に成果はすべて自民のものになる。
どんな対応をしても自民の補完勢力化してしまう。
明瞭な野党としての方向性を明らかにすることこそ支持率拡大の唯一の道だと
信じています。
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■ 2/22(土) 民主党栃木 設立準備委員会 第2回 開催。
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○ 外国人の党員資格を一般的に認めることに決定。
「党員の紹介」があれば、定住要件などを付け加えないことにした。
○ 党費は年間5000円。
その他に党員以外のシンパの皆さんにサポーターとなって頂けるような
制度を設けることにした。会費は年間3000円。
○ 民主党栃木の所属自治体議員を中心とした「議員フォーラム」を
作ることにした。そしてここには無所属議員の参加も可能とした。
○ 次回は3月1日 午後1時半から。
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■ 2/23(日) やなせ進後援会・懇親旅行。
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