国会通信 No.288
【民主党の予算削減案の概要】
1997/3/3 (マンデーレポート第288回の要旨)
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【先週の主な活動報告】です。
■ 2/26(水) 「やなせ進君を励ます会」開催。
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東京霞ヶ関ビルの東海大学校友会館の1室をお借りして、東京後援会(祥進会)が
中心になり「励ます会」を行いました。来賓として鳩山・菅の両代表をはじめとして
多くの国会議員が出席してくれました。鳩山邦夫さんの音頭で乾杯。
約400名の方の出席を頂き盛会でした。
ほっとしたというのが正直なところです。
1枚2万円のパーティー券のご協力を頂いた皆さん、本当に有り難うございました。
また、この企画の中心で動いてくれた高校・大学の同輩・先輩に対し心から
感謝します。
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■ 2/27(木) 民主党の幹事会に出席。(衆議院第2控え室)
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予算についての対応についての協議が中心課題でした。
いろんな議論がありましたが、結果として、民主党がすでに与党に要求していた
下記の予算削減の要求が認められぬ限りは、予算に反対することに決着しました。
翌28日、自民党はこの削減要求を正式に拒否してきたので、平成9年度予算に
ついては、組み替え動議を提出した上で反対することになりました。
私は、そもそも自民党の予算案は、行革努力が全く見えないマンネリ・バラマキ予算
であると考えます。従ってこの結論には賛成します。また政治的に見れば、民主党の
野党としての姿勢が明確になるので、よかったと思っています。
しかし、その後もれてくる予算の執行過程での削減努力を評価する余地を残しておこう
ととれるような一部の声には、納得がいきません。本体に反対しておきながら、
何をいまさらと言うことになりますし、与党志向がまだ消えないのかと言うことになり
自民党に乗ぜられるスキを作るだけです。
もっと毅然とすべきです。
[民主党の予算削減案の概要]
● 歳出削減のポイント (金額を明示 約3兆3000億円の削減。)
1 公共事業のコスト削減 1割以上。 (約1兆円)
2 公共事業関連の長期計画の繰り延べによる歳出削減。 (約1兆7千億円)
3 特殊法人のリストラによる補助金・出資金の削減。 (3、4あわせて
4 特定財源等の見直しによる硬直した歳出構造の見直し。 約6千億円)
● 具体的内容
1 公共事業のコスト削減の具体的方法
公共工事の積算単価・分掛票を圧縮改定し、全体で1割削減する。
改定の目安は、資材費等15%、用地費・機械費・管理費10%、労務費5%とする。
2 公共事業長期計画の再評価による事業計画の繰り延べ
長期計画は現在16本あるが、これを再評価するための公共事業コントロール法を
作る。
そして必要でないもの、緊急でないものを洗い出し、その実施を繰り延べる。
1) 漁港・港湾・海岸・工業用水・住宅
3年繰り延べのペースに変更することで、平均34%削減できる。(5794億円)
2) 集落排水を除く農業農村整備・道路・治山・治水
2年繰り延べのペースに変更することで、平均25%削減。(1兆1625億円)
3 特殊法人のリストラによる補助金等のカット
主なもの
1) 住宅金融公庫の補給金の半額カット。 (2200億円)
資金調達を民間にシフト変え。経営改善努力により補給金を半額にする。
2) 道路公団の補給金を全額カット。 (1131億円)
関連会社に貸している事業施設料金を引き上げ等の内部努力。
1億円以上の工事の一般競争入札化による経費削減。
3) 住都公団の補助金を全額カット。 (248億円)
新規住宅建設は凍結。工事の一般競争入札化による経営収支の改善。
4) その他の削減可能な特殊法人の事業は以下の通り。
★ 農用地整備公団の「海外農業開発事業」。
★ 水資源開発公団の「ダム建設計画」の見直し。
★ 雇用促進事業団の「新規住宅建設」の停止・「既存住宅の民間売却」。
★ 石油公団の「既存事業の民間売却」。
★ 海外経済協力基金の「政府開発援助(ODA)」の重点化。
★ 農畜産振興事業団の「価格支持政策」の見直し。
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■ 3/1(土) 民主党栃木 設立準備委員会 第3回 開催
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この日までの会議で、民主党栃木の発足に当たっての組織・運営のあらかたが
決定しました。会議の冒頭で私から、この日までにインターネットのホームページに
書き込まれたのべ15件の市民のメールを紹介しました。
激励のメールもありましたが、多くは民主党の現状に対する疑問や
既成組織との関係に対する懸念が書いてある辛口のものでした。
これらの意見は設立準備委員のなかの特に非議員の皆さんの
発言を勇気づけてくれました。
時には議員の側の現実論と非議員の側の理想論が対立し、
結果として党本部の規約がさらに前進したものもありました。
(例えば、民主党栃木は外国人の党員資格について
全国ではじめて「定住要件」を取り去ることとなりました。)
設立準備委員会は実質的には、この日でその役目を終えましたが、
メールを寄せていただいた皆さんと、
お忙しい中参加していただいた設立準備委員の方々に、
心から感謝いたします。