国会通信 No.290


 【民主党栃木 設立】

1997/3/17 (マンデーレポート第290回の要旨)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 【先週の主な活動報告】 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ■ 3/13(木)AM11 定例幹事会開催。(院内第2控え室) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ● 民法改正について議論。夫婦別姓制度の採用や、離婚の際の子どもへの配慮等の   民法改正について民主党案を決定した。国会手続きについては、原則の通り   党議拘束はかけないこととした。 ● 臓器移植法案について、18日の本会議で討論が行われる予定だが、   共産党をのぞき各党とも党議拘束をかけないので、賛成・反対の討論が各党   入り乱れて行われることになった旨の報告がされた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ■ 3/16(日)AM10 民主党栃木の設立大会が開催された。(宇都宮市アピア) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ● 272名の方が出席して、民主党栃木が設立されました。   党本部からは、海江田万里総務委員長、北関東ブロックからは   細川律夫、大畠章宏両衆議院議員が来賓として出席、県内からは   知事、各党代表も駆け付けてくれました。 ● 席上、代表に小林守衆議院議員と私が選任、副代表に長島一男さん、谷博之さん、   幹事長に阿部元治さん、幹事長代行に菅又佳郎さんほか16名の幹事が選任   されました。 ● 民主党の党費は、全国一律ではありません。民主党栃木は年額5000円、   機関誌購読料 年間2000円。党員ではないが民主党の応援をしたいサポーター   は年額3000円と決まりました。 ● 民主党栃木は、設立段階からインターネットやファックスを通して、広く一般市   民の意見を求めてきました。その結果、栃木県内外から現在までに20件の電子   メールが寄せられました。 ● 設立準備委員会では、この電子メールを参照しながら議論が行われました。   その結果、支部規約の重要な部分が党本部のモデル規約よりも前進しました。 ● 党本部よりも前進したものは主に党員の資格と権利の部分です。   外国人の党員資格については結論として日本人と全く区別しないことにしました。   党本部では外国人の党員資格を原則的に認め、細かな要件は各支部が定める   ことになっています。民主党栃木は、この原則を徹底し、外国人むけの   特別の要件を定めることをやめにしました。   この結果、たとえ外国人であっても、日本人と同様「党員の紹介」   があれば党員になれることになったのです。   この点は、設立準備委員のなかの非議員の方が強く主張し、その結果決定されたも   のです。 ● またそれらの議論はインターネットを通じて寄せられた皆さんの意見   を踏まえながら、毎回4時間を越える議論を続けた結果でもあります。   ○ ガラス張りの政党「透明な党運営」 (鈴木義弘さん)  ○ 市民に開かれた政党になれ     (横松隆夫さん)  ○ 「公平」と「レスポンス」を    (近藤和徳さん)  ○ 既成組織の枠組みを乗り越えて   (入江康至さん)  ○ インターネット活用戦略の提案   (本間峰一さん)  ○ 本当の行政改革を         (匿名希望の公務員さん)  ○ 市民の声、無党派層の声に耳を傾けて(山野辺滋晴さん)  ○ 揺るぎない決意表明と実行を    (Yosikazu Fさん)  ○ 開かれた議論を          (瀬川慎吾さん)  ○ 未組織労働者の声も        (林 成光さん)   メールをよせて頂いた皆さんに心から御礼申し上げます。 ● 今後もインターネットを利用した電子民主主義を実践していきたいと   考えています。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【民主党栃木代表としての決意表明】  ようやく民主党の地方組織がスタートしました。  栃木という保守的な土地柄のなかで、実験的な政党、民主党をどこまで  伸ばすことができるか。民主党栃木の趨勢は、大げさに言えば日本の  民主主義の将来と裏表の関係にあるかのような気がしています。  私は代表としての挨拶のなかで以下の3点をのべました。  その要旨は以下の通りです。 『市民が主役』という民主党のキャッチフレーズを最初に提案したのは私です。 私は市民が主役の意味を以下の3通りに理解しています。 1) 政治を変える。    今までの政治は「政治家が上から下を見下ろすようにしてやってきた。    政治のリーダーシップを、『政治家』のリーダーシップとはき違えている政治、    政治家に白紙委任状を求めてきた政治を、その発想の原点から変えなければ    ならない。    まさに市民が主役の政治を確立することが重要である。 2) 社会を変える。    江戸・明治時代以来の日本の主役は官僚であっった。    経済も、税金を国が一元的に集め、それを下に施していくタテ型の経済であった。    これを非営利の市民活動やボランティアを中心にした、ヨコ型(市民相互の    資本の流れ をより重視する)に変えていかねばならない。    社会構造を、官僚セクター・企業セクターの偏重型から、    市民中心型に変えていく必要がある。 3) 地球市民を目指せ。    民主党はあえて国民と言わずに市民と言う。それはなぜか。    「民(タミ)」の修飾語として「国(クニ)」を置くことに違和感を覚える    からだ。 国境に制約された、民がやがて友愛の理念によって、国境を越え、    一人一人が 世界の人々と結びあってゆく社会を、民主党ははるかに    展望している。このための実践をここ栃木の地で行っていきたいと思います。    民主党への積極的な参加を、こころから望んでいます。」    たった5分の時間しかなく、言葉足らず、説明不足の挨拶となってしまったのが       残念でしたが、熱意をこめて県民のみなさまにメッセージを送りました。