国会通信 No.298


 【諌早湾 干拓問題】


1997/5/19 (マンデーレポート第298回の要旨)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 【先週の出来事】 ●12日 「プロジェクト2010」       民主党の情報戦略について、論議。 ●14日 「民主党関東ブロック会議」に出席       東京都議選への協力について ●15日 「民主党幹事会」 ● 16日 「しのい産廃処分場」砒素検出 現地調査 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【諌早湾 干拓問題】 ●5月15日 民主党は諌早湾の干拓工事について        橋本総理に対し以下の3点の申し入れをしました。 1 干潟の貴重な生物を保護するために、拝水門を直ちに開け、   塩水を流入させること。 2 少なくとも内部堤防の工事がはじまるまでは、淡水化のために   拝水門を閉鎖しないこと。 3 干拓事業の環境への影響や営農計画、防災の方策につき、   抜本的な見直しを行うこと。 ● 現在農水省が進めている有明海諌早湾干拓事業のうち、   潮受け堤防(7050メートル)の潮止め工事(1200メートル)が、   4月14日に行われました。閉めきられた区域は、徐々に淡水化が始まります。   そして潮の干満がなくなった結果、ムツゴロウを始めとする干潟の貴重な生物は   死に瀕しています。 ● 環境に大きな変化を与える大規模公共事業については、環境との調和を   最大限考慮しながら、計画を進めるべきです。例えば先人の智恵では、自然環境   との調和は、30年ごとの小規模干拓を繰り返すことによって、はかってきたと   言います。諌早湾のような大規模干拓を行う必要があるのか疑問に感じます。 ● 干拓の目的も二転三転し、防災の効果についても疑問視されています。   さらに干拓地の営農計画も未だ決まっていません。急ぐ必要はないと思います。 ● 諌早湾の干潟は、国際的にも注目されている重要な干潟であり、   また生物多様性を確保するためのラムサール条約の指定地として登録し、   管理・保全すべきものであると思います。干潟の環境を激変させる行為は   慎重にしてほしいと思います。 ● 少なくとも内部堤防工事が行われるまでは、淡水化のための拝水門を   閉鎖することをやめ、塩水を導き、潮の満ち引きのある環境を維持すべきです。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜