国会通信 No.311
【52回目の終戦記念日】
1997/8/18 (マンデーレポート第311回の要旨)
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【52回目の終戦記念日】
先週から使いなれたNECのパソコンを富士通のに変えました。
まだ使いなれていないため、テキスト形式での保存にミスがあり、
「先週の出来事」から始まる前半部分が欠け落ちてしまいました 。
そんなわけで2週間分の出来事をまとめてみました。
【先週の出来事】
■7日 2週間ぶりの民主党の幹事会 に出席。
<この日の主な論議>
1 都議選の総括について
鳩山邦夫副代表から都議選の総括について報告が行われました。
これに対し、私は、都議選に象徴的に現れていた、民主党の組織論上の本質的な
問題点、特に、労働組合と民主党の関係、あるいは連携のあり方について、
アメリカ、イギリスの例を参考にしながら深く検討する機会を作るべきであると
提言しました。
2 再びシビリアンコントロール論争の喚起について
幹事会の議題にはありませんでしたが、2週間前の前回幹事会で、私が提言した
自衛隊についての「シビリアンコントロールのあり方」問題について、民主党の
その後の対応がどうなっているか質問しました。ところが、政調段階で防衛庁か
ら実状を調査しているとの回答で、あまりに間の抜けた対応に、つい大きな声で
「それでは気の抜けたビールではないか」と不満を表明しました。間髪を入れぬ
対外的な対応が必要なのに、あまりにタイミングがずれていることを批判し、
早急な対応を求めました。
※ ところで、この問題に関連して、
「政党の争点提起機能について」一言。
● 政党の重要な役割として、政治の世界に争点を提起し、
市民に論争を巻き起こしながら論点についての認識を深め、
最終的には市民の判断や決断を求めていく役割がある。
最近の政党はこの機能がずいぶん低下しているのではないか。
特に民主党に限って見てみても、民主党らしいテーマが
転がっているにもかかわらず、それに対する対応があまりに
のろすぎるか、あるいは明確でないのでは?
このために、格好の政治的テーマを見逃してしまっている
ことが多いように感じられる。
● 昨年の例でいえば、厚生省の汚職問題、いわゆる
岡光スキャンダルである。
この問題は、今までのスキャンダルとはひと味違っている。
官僚と政治、あるいは企業との癒着といった従来パターンではなく、
官僚と公益法人の癒着の問題という新たな問題であり、
官僚が公益法人というしかけのなかで市民セクターを食い物に
しているのが問題の本質である。
まさに「市民が主役」の市民中心型社会を築こうとしている
民主党にはもっともふさわしいテーマであった。
● 岡光問題は、公益法人が実は「公益」に名を借りた、
天下りの受け皿であり、他人に知られたくない、霞ヶ関の
秘密の楽園であることを、市民に明瞭に提示できる最高のテーマであった。
そして、理解しづらいNPO法案の意義を明瞭にわからせて
くれる絶好のケーススタディーであった。
● しかし、結局はずしてしまった。
まず第1に、あの問題が民主党の結党の意義と直結する重要な
問題だとの認識が一般的に欠けていた。
第2に泉井問題とセットしたのがまずかった。あちらは官僚と
企業の癒着の問題、こちらは官僚と公益法人の癒着の問題、
本質が違うと認識し別の取り扱いにすべきだった。
第3に、メッセージの送り方が拙劣であり、反応速度が鈍かった。
あのとき、全国キャンペーンを行ったわけでもなく、数寄屋橋で
街頭演説をやったわけでもない。単なる党の声明文を記者会見で
発表しただけでは、怒りや、主張が市民に明確に伝わってはいかない。
またタイミングが重要である。打てば響く対応が必要である。
● どうも今回も岡光問題と同様、気の抜けたビールになりそうだ。
■ 7、8、9日 盆踊り三昧
気象庁の冷夏予報は撤回したらどうでしょうか、相変わらず猛暑が続きます。
そんななか真夏の風物詩 「盆踊り」 が町内会主催でさかんに行われています。
先週は、雀宮町、御幸町、花房本町等々の盆踊りに参加しました。
栃木県での盆踊りの主流は「日光和楽踊り」です。
手踊りや笠踊り、さらには細かな振り付け等、参加町内毎の
創意工夫をこらしながら、だいたい2時間余の催しです。
私は自前の花笠、浴衣掛けで参加、挨拶の後は必ず輪に加わって
踊ってきます。なかなか楽しいし、単純な反復運動を30分も
やれば汗はびっしょり、ダイエットにも効き目がありそうです。
■ 11日 新進党県連との第3回提起協議会 開催 (宇都宮)。
来夏の参議院選挙の栃木地方区において、非自民候補を擁立することに
ついてかなりつっこんだ議論をしました。
■ 13日から16日午前中まで 初盆供養。
8月の年中行事、初盆を迎える関係者のお宅にお線香をあげに行きました。
選挙区の宇都宮市、上三川町、南河内町を中心に回ります。
いつもは、アセモと、正座の連続で足が痛くなるの
ですが、13日は暑かったのですが、その後は涼しくなったのでずいぶん楽でした。
■ 最後に民主党の終戦記念日の談話を引用します。
誓いの言葉
―終戦記念日を迎えてー
民主党代表 菅 直 人 鳩山 由紀夫
(1)アジアをはじめ世界の人々に計り知れない惨禍をもたらし、
日本人310万人の尊い命を奪った太平洋戦争の終焉から、
今日52年目を迎えた。この戦争が日本に何をもたらしたのか、
どのような状況下で日本は道を逸脱してしまったのかーーー
21世紀を目の前に控え、私たちはあらためて「戦争」について振り返り、
アジアと世界の国々との「共生」、そして「平和」を育んでいくことについて、
考えるべき時にきている。
私たちは、二度とこのような悲劇を繰り返さないため、歴史の教訓を肝に銘じ、
平和への誓いを立てなければならない。
(2)日本は、この大戦で原爆投下の惨禍をみた。
しかし、「核」は地球上に現在、広島型原爆の7万ないし10万発分に
相当する量が存在し、いわゆる人類のオーバーキル(過剰殺戮)が可能な状態が
続いている。世界で唯一の被爆国であり、非核三原則に基づく非核政策をとって
いる日本であるが、世界の核廃絶運動の潮流にあって、日本がそのイニシアティ
ブをとってきたとは言い難い。
民主党は、世界の平和の創造のため、「核廃絶イニシアティブ」を、日本が積極
的に推進していくことを、政府に求める。また、「核の傘」に依存した安全保障
体制から脱却し、真に世界と日本の国民の安全を守る普遍的な安全保障体制の
確立を主張する。
(3)戦後日本は、憲法と日米安保条約のもとで、高度経済成長を遂げ、
豊かな暮らしと平和を享受してきた。しかし、この平和の陰に多くの
戦争犠牲者の苦悩が存在することを忘れてはならない。
被爆者援護法を充実させ、被爆者の方々が少しでも安らかな余生を送れる
環境づくりに、政府は最大限努めるべきである。
また、日本で唯一の地上戦を経験し、60万県民の約3分の1が
命を落とした沖縄に、現在でも在日駐留米軍基地の75%が存在し、
それにまつわる苦悩を強いていることに対し、
民主党は政府にさらなる沖縄問題への取り組みを要求する。