国会通信 No.343
【「市民」と「情報」】
1998/3/30 (マンデーレポート第343回の要旨)
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■ 3月28日 やなせ進選挙対策委員会が正式に発足しました。
選対委員長には 連合栃木会長の森田一穂さんが選任されました。
この日400人を超えるやなせ後援会や連合関係者が結集。
私は7月の参議院選挙に出馬することの3つの意義を述べ決意表明をしました。
◆第1の意義
官僚主導の経済システムから、市民・市場・地方主体の
新たな経済システムの構築。
◆第2の意義
情報パワーによる新しい平和外交の展開。
情報は核を超える。
国境を越えた地球市民相互の情報ネットワークづくりに積極的に貢献しながら、
核の抑止力に依存した既存の安全保障システムの脱却をめざす。
◆第3の意義
STOP THE 自民党政治。
自民党と対抗する大きな政治勢力の結集。
政権交代の緊張感の創造。
■ 「市民」と「情報」
二年前 民主党を結成する際、私を突き動かした情熱は
「市民」と「情報」こそ21世紀に向かう日本の政治の二大キーワードである
との確信でした。
そして私は民主党結党時の政策委員長として基本政策づくりを担当しましたが、
そのとき最大の力点を置きたかったのは実は「市民」と「情報」の
二つの部分でした。
この考え方は いまも変わっていません。
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◆第1のキーワードは「市民」
「市民」セクターの拡大こそ日本社会の最大の課題である。
結論を言えば、わが国の社会構造が、
中央集権と公共事業を中心に結びついてきた官僚セクターと、
全人格を会社に埋没させてきた企業セクターの過重な2元構造に
なってしまったことが最大の問題である。なぜなら、これこそ
日本人の幸せを奪っているシステムの正体だからである。
このシステムを変えない限り、公共投資を中心にした景気対策を
何度行っても、一部の業者を潤すのみで、全体の経済は良くならない。
このシステムが続く限り、日本人は利権と会社に埋没するのみで、
積極的な「生きがい」を与えることのできない活力を失った社会に
なってしまう。
この構造あるいはシステムを、市民が横断的に連携し、多様な自主的
自発的な活動が集積する市民セクターを拡大して、3元構造に変えて
いくことこそもっとも重要な政策課題である。
◆第2のキーワードは「情報」
情報は国境を超える、情報は核を超える。
=地球市民の情報ネットワークを作ろう。
情報政策と一体化した新たな外交目標を設定すべきである。
それは、他方で新しい世界の安全保障システム構想の提案でもある。
すなわち地球規模の情報革命の進展に対応する「地球市民」社会の実現、
これを新たな日本外交の目標にすべきである。
また情報覇権主義・情報孤立主義のいづれにも偏らない、
世界の情報基盤を整備するための世界に向けた提案をし、同時にわが国は
そのための積極的な貢献をする。
核の最終的廃絶は、国家概念の変革・国境のない世界の実現でしか到達できない。
日本の外交の目標をそこに置くべきである。
■ 四月中には民主党がさらに新「民主党」として新たに拡大発展
しようとしています。結党時のこの「思い」が、確実に新民主党に
継承されるためにも、参議院選挙はがんばりたいと改めて決意しています。