国会通信 No.378


 【第145回 通常国会 開会】

1999/1/20 (マンデーレポート第378回の要旨)


◆ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 【1月18日(月)】 ● 民主党第1回 定例党大会 開催。  代表選任の選挙が行われ、菅直人 180票 松沢成文 51票  で菅さんが再選されました。  私は、松沢氏の推薦者の一人。  彼の政策すべてに賛成したわけではありませんが、  無投票で菅さんが再選となる事態は、民主党の今後のためにも得策ではないと  考えてのことでした。  結果として松沢氏は善戦し、目標の50票を達成しました。  開かれた民主党のイメージを確立し、戦いがおわった後は  敵味方なしの「ノーサイド精神」が発揮されたさわやかな選挙であったと  喜んでいます。  大会の中で、菅さんに対しては、  「与えられた」目標を達成するための「マネージャー」精神ではなく、  目標自体を自ら設定する真実の「リーダーシップ」を発揮してはどうか、  等の激励の声が多々ありました。  それらの声を受けて、民主党として初めて臨む通常国会に野党の存在意義を  しっかりと示していかなければならないと思います。 【1月19日(火)】 ●第145通常国会が開会されました。  参議院のほうでは、  午前10時に「議席指定」と「特別委員会」の設置が行われ、  私は引き続き「金融経済特別委員会」に所属することになりました。(所要10分)  またその後に行われた同特別委員会で  「長銀等不良債権問題に関する調査小委員会」が設置され、その小委員長に  任命されました。  ちなみに、特別委員会は各会期毎に設置され、常任委員会は会期にかかわらず  常設されています。  私は、常任委員会は、かねて「予算委員会」と「経済産業委員会」の二つに  所属しておりますから、2常任委員会、1特別委員会が今国会での私の職務となります。 ●午後1時 参議院本会議場において 天皇陛下をお招きし開会式が行われました。  国会の開会式は、参議院本会議場で行われるのが伝統です。(所要10分)  この日は、和服着用の議員たちの姿が男女ともに目立ちました。  聞いてみたら、「和服振興議員連盟」(正式名称は?)所属のみなさんが、  デモンストレーションのために着てきたそうです。 ●午後4時 総理大臣、外務大臣、大蔵大臣、経済企画庁長官の4名から所信表明  演説が行われました。(所要1時間半)  総理の演説は、いつ聞いても心に響いてくるものがありません。  原稿を棒読みするので、何を強調したいのか分からないのです。  また表現も、断定を避ける逃げの表現が多いので、何を言いたいのか不明瞭です。  また抽象的・一般的な表現を多用するために、具体的な政策内容のイメージが  浮かんできません。当たり前の、しかし内容空疎なお題目の羅列です。  あるテレビが予備校の現代国語の先生に採点してもらったら、論旨不明が多く  100点満点で52点しかつけられないとのことだったそうです。  しかし、これらの特徴は総理だけではありません。  大蔵大臣からは、先日のアセムの議論(=変動相場制を修正する日独仏の合意)などに  触れて欲しかったのですが、明瞭な言及はありませんでした。  経済企画庁長官も、風邪気味でいつもの迫力がありません。  「知価の時代」という、ご自身の造語をベースにして、経済政策を説明しようと  するのですが、経済政策というより、文化政策を聞かされているような印象でした。  しかし、このような小渕政権でありながら、その不支持率は急激に減少したとのこと。  いっぽう、わが民主党の支持率は下がっています。  国会での捨て身の論戦を挑むしかありませんね。