国会通信 No.395
【日本のナショナルゴールを】
1999/6/7
(マンデーレポート第395回の要旨)
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【先週の主な出来事】
【31日(月)】
●民主党 北関東ブロック会議 開催。
衆議院選挙に向けて北関東ブロックの情報交換をしました。
【6月1日(火)】
●経済産業委員会 核原料物質・核燃料物質及び原子炉等規制法案
この日は参考人質疑。
東海村の村長 村上達也さん、総合エネルギー調査会 原子力部会長
近藤駿介さん、明治大学理工学部 講師 市川富士男さん、
の3人から意見を聴取しました。
【2日(水)】
●本会議
●国対・理事合同会議
●経済産業構造PT 経団連からヒアリング
【3日(木)】
●新産業育成PT
この日は、山根一真さんの話を聞きました。〈後述〉
●経済産業委員会。 「核原料物質、核燃料物質および原子炉の規制に関する法律」
について質問。
4時間。採決の予定であったが、科技庁の答弁が不充分であると
の意見が出て、採決は翌週に持ち越すことになった。
【4日(金)】
● 高度情報社会PT ネットワーク犯罪について警察庁生活安全局セキュリティー
システム対策課長 御手洗伸太郎氏をヒアリング
●本会議
●広報委員会
●組織犯罪3法対策委員会を開催。
盗聴法について、参議院側の対応はこの委員会を中心に行うことになり、
私もそのメンバーになりました。
この日は日弁連の担当弁護士をヒアリングしました。
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【日本のナショナルゴールを】
●先週の新産業育成PTでの山根一真さんの話はとても面白かった。
わが国の政治に今欠けているのは「ナショナルゴール」。
ケネディーの提案した「人類を月に送ろう」、
レーガンの提案した「ガンを征服しよう」等々、
国民全体の目標になるような構想やビジョンを提案するのが
政治の重要な仕事である。
「日本版」なんとか、というのはもうやめてほしい。
日本は、技術はあるがビジョンがない。
70個のイリジウム衛星:経費9000億円。
地域振興券と比較してほしい。
●このような前提で山根さんが提案したのは
日本が非英語圏の代表として全世界の非英語の通訳サーバーを開設したり、
多言語同時翻訳ソフトの開発をする等の先頭に立ったらどうかという提案である。
いわば、高度情報技術によって「言葉の壁」を乗り越える挑戦である。
●まず、現在の高度情報社会が「英語」という共通言語によって
成り立っていることを前提にしつつ、日本を「非英語圏」の代表となろうとする発想が
面白い。
● 世界中には200以上の言語があるが、この言語の壁を乗り越えていける、
ハードとソフトの研究機関をわが国に設立する。
そして、各言語の専門研究者を招いて、共同研究を行い、
最終的に各言語に共通の翻訳サーバーを作っていくという構想である。
●紛争は、相互の宗教や文化、習俗の誤解から発生する。
その基本に言語の相違がある。これを高度情報技術によって超越していければ
紛争の未然の防止につながる。まさに「情報による平和」の誕生である。
●私がかねて主張してきた「情報は核を超える」と共通の発想を山根さんから
聞くことができた。
現在衆議院選挙を想定して民主党の政権構想を策定中であるが、
これにも必ずとり入れてもらいたいと思っている。