国会通信 No.423

 【「情報平和主義」の政策メニュー】

2000/1/11 (マンデーレポート第423回の要旨)


情報平和主義の具体的な政策メニューを考えてみました。 ●情報平和主義の政策メニュー  【外交面】   情報による平和と信頼の創造を、日本の国際貢献の重要な分野として位置付ける。   そして以下のような国際的な活動を展開する。   1 国際研究センターの設置。 仮称 グローバル コミュニケーション センター    国境や言語の違いを乗り越え、安価で簡易な市民対話の実現を目指して、    多国籍の学者や研究者による、さまざまな研究を行う国際研究機関を設置する。      また、そこでは、障害者のためのコンピューター利用の活性化を目指して、    使いやすいコンピューターの開発を総合的に進めるためのコンピューター    インターフェースの共同研究を行う。  2 コンピューターを通した意思疎通のための基本的なエチケットやルールを作り、    さらに、情報についての各種トラブルや犯罪に対応できる、世界全体の情報環境    向上を目的とした国際機関を創設するよう諸外国に呼びかける。  3 世界全体の情報インフラの向上を目的とした多国籍のサポート集団を創設する。    そして要請に応じて各国に派遣する。                (ノウハウ、技術指導。コンサルタント。その他。) 【教育面】  以上の国際的な活動に対応できる国際的なコミュニケーション能力を備えた人材の  育成をもって、わが国の教育の基本的な目標とする。  そして以下のような課題に取り組む事とする。  1 コミュニケ一ション教育の充実    インタ一ネツトを、人間のコミュニケーションツールとして正しく位置づけ    これを介して、効果的な自己表現、適格な対人理解等、コミュニケーションの    マナーやエチケットなど、コミュニケーションの基本を学習させる。  2 国際交流教育の促進 (インタ一ネットフレンドシップ計画)    児童ないし生徒が、コンピューターを利用しながら、国籍の異なる    インターネットフレンドを各自が持てるように指導する。  3 コンピューターの共通言語としての英語教育の充実  4 一人一回線のコンピュ一タールームの設置 (one man one cable)    一入当たりのコンピューターを用いた通信時間ができるだけ多くなるようにする。    クラスの全員が同時に通信できるようにするために    一人一回線のコンピュータールームを各学校に設置する。(現状は一校一回線程度)  5 会話能力の向上    会話の重要なポイントは、自分の関心がどこにあるかを知り、何を語り何を聞き    たいかの自己認識である。    コンピューターの道具としての操作性の学習よりもこのことのほうが重要である。    コミュニケーション利用の技術教育といいうよりも会話のための全般的な    能力向上に焦点をあてた教育を行う。