国会通信 No.443
【民主党サミット対策本部を設置】
2000/5/29 (マンデーレポート第443回の要旨)
【先週の出来事】
■22日(月)
8:00〜9:30 マンデーレポート第442回。
13:00〜17:10 金融特別委員会。
19:30〜20:00 衆議院議員 渋谷修さんの応援演説。
高島平の区民館ホール。200人以上の参加者。盛況。
渋谷氏は1990年2月の衆議院選挙で当選。私と同期生。
2期目に落選。3期目も苦杯をなめたが、昨年比例で繰上げ当選となる。
がんばってほしい。
■23日(火)
10:00〜12:00
13:00〜16:00 交通情報通信委員会。
電子認証法案について、午前中参考人質疑。午後政府質疑。採決。
電子署名の証明力を認めるなど、電子商取引の前提となる法案。
アジアではすでにシンガポール、韓国等で同種の法案が成立している。
この法律の成立で、ようやく電子商取引の法律上の体制が整うことに
なる。サミットにも間に合った。
15:00〜16:50 金融特別委員会。預金保険法等の採決。
ペイオフ凍結を延期する法案については反対した。
■24日(水)
9:30〜10:00 外務省サミット準備室の足木氏と打ち合わせ。
民主党のサミット対策本部の設立について。
10:00〜11:00 整備新幹線 建設促進合同要請集会。
民主党を代表して挨拶。
12:00〜12:30 国対・理事合同会議。
終盤国会に向けての対策。
13:00〜14:00 民主党北関東ブロックの比例名簿について話し合い。
15:00〜15:20 交通情報通信委員会・理事懇。
最後に残っている法案、電波法改正案についての審議日程について
意見交換。
16:30〜17:00 第2回 ゲノムPT。
理化学研究所 脳科学総合センター所長の伊藤正雄さんの話を聞く。
18:30〜19:30 中井ゆたか総決起大会で檄を。小山市民文化センター。
1000人ほど参集。
■25日(木)
9:30〜9:50 航空連合からの要請を聞く。
10:00〜10:10 交通情報通信委員会。 電波法の趣旨説明を聴取。
自民党との間で、問責決議の提出(参)、不信任案の提出(衆)を
めぐる駆け引きが激しくなってきた。自民党はできるだけ、法案を
早くあげたいと現場を特例。わが方は、イニシャチブを取らせないと
抵抗。
16:00〜17:30 民主党憲法調査会。ヤマト運輸、小倉会長からヒアリング。
■26日(金)
10:00〜10:30 参議院本会議。あがり法案の採決。
10:30〜11:30 民主党サミット対策本部 初会合。
外務省のサミット準備室長などからヒアリング。
サミットで取り上げられる課題の
整理状況や準備状況をヒアリング(後述)。事務局長として司会。
13:00〜16:00 在外邦人に対する政策アピールのための訪米について
ロサンゼルス在住の北岡氏、ニューヨーク在住の竹永氏と電話連絡。
なんとか解散直後に渡米し、初の海外における政党キャンペーンが
できそうな気配になってきた。詳細は後日。
16:00〜16:30 森総理の釈明記者会見をチエック。
この人の記者会見はむなしい。
まず、記者の質問に対して直接答えない。
蛇足、はぐらかし、とぼけ。そして会見予定時間を故意に食いつぶして行く。
どこが「雄弁」なのか。じょう舌な、真実のない言葉のたれながし。
それは、公共事業のたれながし、利権の飽くなき追求といった
自民党の本質とどこか共通のものを感じる。
さらに、このような不正確な受け答えをされながら、突っ込めない日本の
記者も情けない。会見のなかで森総理は「自分も戦後の憲法教育を受けて育った。
憲法の理念は良くわきまえている」と言いながら、
「子どものころは軍人さんになりたかった」と口ばしっている。
その矛盾を直ちに付けなかったのか。自分の用意した質問の中でしか
総理に対しえない記者たちの視野狭窄も気になった。
問題は「天皇中心の神の国」よりも、それに続く言葉、
すなわち「神の国であるぞと、国民の皆様に承知していただく、」と言う部分
である。(参照:http://www.s-yanase.com 「国会通信」5月29日号)
この部分こそ、憲法19条【内心の自由】に反する、森総理のさらに危険な本質
がうかがわれる発言である。すなわち、自らの誤った認識を、国民に承知させ
ようとしてきた、それが自分の30年の活動だったと明言しているのである。
また、「(今までの)政府は及び腰だったが、(自分の政府は)前面にだす」とも
言いきっている。
発言の内容は誤解しようもない。また亀井政調会長の批判する片言隻句を曲解
したものでもない。総理の確信的な本音が表明されているのである。
これでは総理の資質にかけるどころではない。まさに民主主義を、否定する
存在を認める事すら許されない、反民主主義的な総理であると言うべきである。
■27日(土)
10:00〜18:00 栃木5区候補予定者の福富健一さんを引き回し。栃木市内。
19:00〜20:00 民主党県連幹事長代理の藤井弘一市議のご母堂の通夜式。
20:00〜21:00 水島 事務所で打ち合わせ。
■28(日)
5:10〜6:00 支持者のお見送り。水島広子とともに。
10:00〜11:00 藤井市議ご母堂の葬儀に参列。
12:00〜14:00 足利遊説。福富候補予定者とともに。
15:00〜16:00 西部学童野球 第31回大会 閉会式で挨拶。
【民主党 サミット対策本部 設置】
● 沖縄サミットは7月に開催されるが、サミットの形骸化が指摘されて久しい。
官僚たちが素案を作ることに終始し、政治家同志の、将来を洞察した真剣な議論と
言うより、政治ショーと化してしまっている。
●さらに小渕から、森と、突然の総理の変更で、この「官僚だのみ、理念なし」の
傾向はさらに強まるのではないか。
●自民党の選挙向けイメージアップのために、巨額の国費を浪費させてはならない。
●政権交代を現実の目標として掲げる民主党としても、サミットが単なるお祭りに
終らせないためのサミットへのチエックと提言を行って行く、これが
このたび発足した「サミット対策本部」の目的である。
●組織の概要は、以下のとおり。
顧 問 羽田 孜
本部長 鳩山 由紀夫
本部長代行 伊藤 英成
副本部長 菅 直人
事務局長 簗瀬 進
さらに、以下の個別議題に対応したチエックと提言の個別担当チームを設置する。
● 基本的概念
サミットとして節目:サミットが始まって25年。ベルリンの壁崩壊後10年。リヨン
でグローバリゼーションを正面から据えて5年。
→G8リーダーとして、21世紀の諸課題にどう対応するか:
@ 一層の繁栄、A心の安寧、B世界の安定
の3つの柱を立てて議論する。
● 個別議題
(1) 一層の繁栄の観点から: 世界経済、情報通信革命、
開発(含保健)、(貿易)、
国際金融システ改革、
文化の多様性等
(2) 心の安寧の観点から: 環境、
高齢化、
食品安全、
犯罪等
(3) 世界の安定の観点から: 紛争の予防、
軍備管理・軍縮・
核不拡散等
(地域情勢)