国会通信 No.451
【IT革命がめざすもの】
2000/7/31 (マンデーレポート第451回の要旨)
■ 24日(月)
●8:00〜9:30 マンデーレポート第450回。
●13:15〜14:00 日本信号労働組合定期大会であいさつ。
■25日(火)
●13:00〜14:00 民主党IT革命推進本部 初会合。
《 鳩山代表が本部長。私は副本部長に就任しました。
そして年内に総合戦略プランを決定することを決定。》
●14:00〜15:00 民主党常任幹事会に出席。
●18:30〜20:30 塚原市議 当選一周年記念の報告会に出席。
《 ブービー当選のスタートではあったが、
クリーン選挙で本当にがんばりました。
つぎこそ正念場。ともにがんばりましょう。》
■26日(水)
●11:30〜12:30 宇都宮中央郵便局 落成記念式典で祝辞。
■27日(木)
●10:00〜12:00 北関東横断道路
栃木都賀JCT=宇都宮上三川IC
開通記念式典で祝辞。
《 建設政務次官に在任中、予定区間を細かく視察した事を思い返す。
日立那珂湊と前橋までの全区間開通まであと何年かかるだろうか。
全線開通すれば、太平洋と日本海が高速道路で結ばれる事になる。
完成を急ぐべきである。 》
■28日(金) 第149臨時国会 開催。 8月9日まで。。
●10:00〜10:05 参議院本会議。
※ 議席指定及び会期の決定。
《 そごう問題、サミット報告など重要事項がありながら、
11日の超短期間でお茶を濁そうとする森政権。
会期については民主党は当然反対した。 》
●14:45〜15:15 森総理の所信表明演説。
《 具体性なし。森政権としてのまとまった所信を聞く最初の
はずなのにまったく高揚感がない。これは野党のみならず、
自民党席でも共通している。与党席も拍手はまばら。
しらけきったけだるい感じ。応援しようとの熱気もまったくなく
最初から政権末期のような印象。これでは間違いなく短命内閣
になる感じ。 》
■ 29日(土)
●10:00〜11:00 法律相談を行いました。
●11:00〜12:00 渡辺文雄知事選挙対応の各党代表者会議に出席しました。
●14:30〜15:30 西宮団地の夏祭りに参加しました。
《「高齢者輪投げゲーム」に混じって、三回ほど輪投げに
挑戦しました。スコアは、第1回目 1×2 =2点
第2回目 4+6+5 =15点 第3回目 4×2+1 =9点でした。
慣れないとなかなか入りません。
中学時代陸上部で県2位の記録を持っていた妻は3回とも0点。
運動能力の低さで、妻に引け目を感じていた私も、今日は心中快哉を叫びました。
●18:30〜19:30 御幸地区 盆踊り大会に参加。
●20:00〜20:30 宮の内地区 盆踊り大会に参加。
《 いよいよ盆踊り大会のシーズン。浴衣がけ、自前の花笠を
持って招待された会場をはしごします。
県内では「日光和楽(ワラコ)踊り」が一般的です。
単純な踊りですが、いろんなバリエーションがあり手踊り、
傘踊り、手ぬぐい使用などその地区毎に少しずつ違います。
宮の内では、水島広子一家に舞踊指導。
もっとちゃんとした人について習いたいなどとぼやく水島氏。
しかしこちらは盆踊りは十年以上のキャリア。
彼女の言葉を聞きながしオーソドックスな手踊りを無理やり伝授しました。 》
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今週のテーマ 【IT革命のめざすもの?】
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●25日民主党本部においてIT推進本部の役員による初会合でした。
まずは、今後の活動方針について意見交換をしましたが、
私も発言。
IT革命を、エレクトリックコマースや、
eビジネスなどの経済的な視点のみでとらえる事の
不充分性を指摘しました。
IT革命は、経済のみならず政治の意思形成のあり方や、
教育の原理、社会保障の態様、文化の姿等々社会全体の変革につながり、
さらには軍事や安全保障など外交にまで大きな影響を
もたらす事を意識すべきであると指摘しました。
また事務局次長の内藤参議院議員からは、
手段と目的を混同すべきではないとの鋭い指摘がありました。
そのとおりです。
情報革命は手段にしかすぎません。
人類が作り出したコンピューターと言うすばらしいツールを、
悪用するのも善用するのもそれは心がけ次第です。
革命のはてにどんな社会を作り出すのか、
そのことを明瞭に意識しながら、グランドデザインを書くことこそ
政治の大きな責任なのです。
このような議論に参考となるのは4年前の
旧民主党結党の際の基本政策だと思います。
そもそも、4年前に旧民主党を立ち上げたときの
基本政策のひとつは「創造的情報市民社会の構築」でした。
民主党は結党のときからIT革命の重要性を認識していました。
そして、情報革命の意味を、単なる産業政策にとどまらない
社会全体の変革ととらえていたのです。
しかし自民党は、IT革命の意味を単なる景気対策や、
あるいは一部産業の振興策としてしか理解してきませんでした。
このような認識不足が、経済政策の失敗の原因となってきたことを
自民党はいまもって理解していないようです。
もし理解していたなら、IT革命を「イット革命ってなんだい?」と
質問するような暗愚総理を選ぶはずはありませんよね。
森総理が「一本指」でしか、キーボードを操作できなくても
そんな事を問題にしているのではありません。
IT革命の意味を社会全体の大きな変革として理解できる
感性が欠如している事を問題にしているのです。
さて、以下に4年前の民主党結成時の基本政策メニューを
あげておきます。現在でも十分に通用する内容だと思います。
★1996年の民主党結成における基本政策のあらまし
0) 歴史認識
1) 市民中心型社会への転換
2) 共生型福祉社会の確立
3) 地方分権・行財政改革
4) 経済構造改革
5) 創造的情報市民社会の構築
6) 環境創造型社会の形成
7) 子供の視点に立った教育改革の実現
8) 外交・安全保障・沖縄
9) 新しい政治の確立と展開
★ 「創造的情報市民社会の構築」の具体的な内容は、、、
=『世界と日本はいま、「情報革命」という名の第三の波に覆われている。
それは単に産業活動へのインパクトにとどまらず、
生活、文化、学術や芸術、マスメディア、そして人々の
感性の変容にも大きな影響を及ぼしている。
そして、情報社会における変化のスピードに戸惑いを覚える一方で、
その新しい社会技術の革新を地球市民の活動に生かそうとする
新たな試みが生まれている。
情報社会の到来は、市民中心型社会を創り出す新しい
社会基盤が形成されつつあることを示している。
情報は、多様な市民活動を相互に結びつけると同時に、
障害者の限られた生活空間を飛躍的に拡大したり、
日本に暮らす一人一人の市民が地球市民として国境を超えた
交流を展開することを可能にする。
以上の視点に立ち、新党は何よりも、情報基盤の戦略整備に挑戦する。
まず、2010年までに全ての家庭に情報ネットワークの端末が
設定されることをめざし、規制緩和や競争の促進などを通じた
設備投資や通信費用の徹底した低廉化、
全ての人々が自由に利用できるオープン・アクセスのための
公共的支援策を展開する。
現在10%程度の光ファイバーの人口カバレッジを
2010年までに100%にし、市民や未来を担う子供達が情報に親しみ、
情報によって世界の人々と直接交信できるよう、
全ての教室・図書館、公民館・コミュニティセンター、
全ての病院・診療所などを接続する日本版NII構想を推進する。』
★この政策目標はいまでも十分通用する内容です。
それは、言葉を変えれば、自民党政権ではこの4年間なんの実績も
上がってこなかったことを証明しています。
森政権になっても自民党政権の本質は変わらないどころか、
さらに悪くなっていますね。
★またもトカゲのシッポ切り。
そごう問題でもしかり、そして久世金融再生委員長が、
三菱信託に一億円以上の政治活動支援を受けている事実を知りながら、
すなわち金融癒着の泥沼にたっぷりとつかっている事を知りながら、
こともあろうに金融行政の最高責任者に任命する杜撰さ。
久世金融再生委員長は今週にも辞表提出のようですが、
癒着を知りながら任命した森政権の、超非常識な神経には
あきれ果てますよね。
もはやトカゲのシッポでは足りませんよ。
シッポではなくシャッポ(帽子=総理)を切るべきではありませんか。
★そしてもうひとつ、「明日の自民党を創る会」を
結成した皆さんにも申し上げたいことがあります。
それは、自民党を直すためには、内部改革などの甘いやり方では
だめということです。
石原、渡辺、塩崎、河野、そして田中真紀子さんらには、
もちろんエールは送ります。
しかし、内部改革では限界がありますよ。
それどころか、内部変革に期待を持たせて有権者の支持を
つなぎとめる、そんな政治的役割を「創る会」に期待しているのが、
したたかな野中さんはじめ党執行部の皆さんであることを、
ご存知でしょうね。
自民党の政権存続のための陽動作戦では困ります。
「創る会」のみなさんに申し上げたい。
自民党を変えるのは、ある意味で簡単です。
もっとも簡単で徹底しているのは、自民党から政権を奪うということです。
政権の座から2,3年引き離せばかならず自民党は変わりますよ。
なぜなら、自民党と言う得体の知れない政党が存在しつづけているのは、
「政権」というたったひとつの大きな「タガ」がはめられているからです。
このタガをはずせば、あっという間にばらばらになるのです。
それが自民党です。
創る会の皆さんが決起するなら、自民党から政権奪取することは
本当に簡単です。
自民党を愛し、再生を願うなら、
離党=新党結成の方向を真剣に考えて欲しいものですね。