国会通信 No.472
【がんばれチャイルドラインとちぎ】
2001/1/29 (マンデーレポート第472回の要旨)
先週の木曜日(25日)、今年の5月に出発する
「チャイルドラインとちぎ」の代表豊島さんと
協力者の福田さんの訪問を受けました。
チャイルドラインは、イギリスで1986年に始まった
子どもたちのヘルプライン。
子どもたちが、身近な人に聞くことをためらうような
悩みや相談事を、電話で受けて一緒になって考え、
その気持ちに寄り添い、自尊心の回復のための
サポートをしようというボランティアの活動です。
日本では1998年の「せたがやチャイルドライン」
に始まりいまどんどんこの動きが広まっています。
本県では、昨年の12月、宇都宮こども劇場の運営委員長
でもある豊島さんを中心にして地域の子どもたちを考える
多くの団体や個人が参加し、
「チャイルドラインとちぎ」の設立委員会が発足、
今年5月5日に開催される「全国一斉チャイルドライン」
に向けて電話相談の受け手の募集や
研修等を活発に行っています。
栃木県は、いまや全国ワーストの
「いじめ」や「不登校」。
親にも学校にも相談できないような問題をかかえて、
苦しんでいる子どもたちにとって
「チャイルドライン」は大変重要な役割を果たして
くれると確信しました。
そして、豊島さん、福田さんに協力をお約束しました。
これから、5月5日まで、マンデーレポートや
私のホームページに「チャイルドランドとちぎ」の情報を
逐次アップしていきますので、みなさんの協力を心からお願いします。
【命もいらず名もいらず】
先日NCの研修会で聞いた日経記者の田勢さんの話には、
久しぶりに感動を覚えました。
同氏は、近年は政治家のリーダーシップを主な研究の課題
にしているようですが、彼はマックス・ウエーバー
(20世紀初頭の、ドイツの代表的な政治学者・社会学者)
や西郷隆盛を引用しながら、以下のようなことを話してくれました。
《日本の政治家よ「リーダー」らしくあれ。》
●リーダーに必要なものは何か。
それは、情熱 責任感 判断力(ウエバー)であり、
それに加えて歴史への洞察力である。
●LEADの語源は「命をかける」ということ。
どこかで命を賭けるという印象が必要である。
●西郷隆盛はかつてこう言ったそうだ。
「命もいらず、名もいらず、官位もいらぬ人は始末に
負えぬ。されどこのような人物でなければ 艱難を共に
せざるなり。」
古いといわれるかもしれないが、
なにかしら崇高なものへの憧れと献身の情熱を
忘れては絶対ならないと思いました。
【田勢さんの話】
なおその他の話も面白かったので以下に簡単なメモを添付しておきます。
■自民党政治の特色
1 開発殖産型
2 予算分配型
3 憲法の恣意的な解釈?
4 政官財の癒着構造
5 派閥優先型
6 アメリカ追随型
■日本の最大の心配点:政治がアナーキーな不信感の対象であること。
ギャロップ 読売の共同調査
大統領首相への信頼度 議会への信頼度
米 66% 63%
日 6% 9%
■提言
1 議会の権威を高めよ
2 首相への尊敬の念が生まれるような制度。
公選制への新たな根拠
3 リーダーらしくあれ。(上記)
●民主党の印象 「ぼっちゃんのクラブ活動」
命を賭けているという印象が低いのではないか
●民主党の支持率の低さの原因は心配
《民主党へのアドバイス》
●選挙のときの白い手袋 襷は止めてほしい
なにか悪いものを隠しているような印象
●演説をもっと大切にしてほしい
官僚の頭の良さの発揮されるときは弁解するときだけ。
記憶に残らない総理の施政方針演説。
政治というものは儀式の要素もあり、
言葉をだいじにする政党であってほしい。
あまりにも馬鹿丁寧な言葉は有権者を逆なでする。
●著名人の応援団の組織化
●候補者の公募制度
●政治家の志への疑問 視聴者から多い
【最新国会情報】
●冒頭国会の日程は?
《通常国会の日程》は、大体以下のようになりそう。
1月31日:総理の所信表明。
2月5〜6日:(衆)各党の代表質問。
6〜7日:(参) 〃
●民主党の国会戦術は?
先日の衆参合同の国会役員会では、
《国会冒頭の民主党の戦術》については
「民主党はスキャンダル攻撃ばかりだ」と
批判されぬように留意すること、
そしてそのうえで鳩山代表の代表質問はいわゆる
「提案型」の質問に構成し、また二番目の質問は
「KSD疑惑問題」や「官廷機密費流用疑惑」
の追及に集中する。などが決定しました。
●参議院民主党の新体制は?
省庁再編に伴い、参議院の委員会構成も当然変わることになる。
そして委員長ポストの配分については与党との折衝が続いてきたが、
「財政金融」「国土交通」「内閣」「基本政策」の四つについては
民主党の委員長がとれそうな状況であること。
なお先週末に国対委員長から、私に対し、
内閣委員会の筆頭理事をやってほしい旨の連絡がありました。
正式決定はまだですが、公算は大です。
●疑惑追求への取り組みは?
まず、逮捕された小山参議院議員へは辞職勧告案を
提出予定であること。
野党合同の3KSDの追及チームは、わが党から高嶋、木俣氏が
代表して参加することになりました。
また、参議院民主党の中にも「KSD疑惑解明プロジエクトチーム」
を作り、座長は江田五月さんに決定。
私も委員に加わることになりました。
さらに民主党の「外ム省公金流用疑惑チーム」も
結成され、参議院からは私を含めて3名が指名されました