国会通信 No.486

 【対立軸は何か?】

2001/5/14 (マンデーレポート第486回の要旨)


    【対立軸はなにか】 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●後援会大会開催  先週の12日、宇都宮市内で私の後援会の定期大会を開催し  ました。会場には650名余の参加者がつめかけ盛況でした。  皆様のご協力に感謝もうしあげます。 ●各級選挙での推薦を決定  大会に先立って、役員会が開かれ、そこで以下の推薦を  決定しました。   1 参議院選挙 栃木地方区では「谷ひろゆき」さん。   2 同じく比例選挙においては「にしこおり淳」さん。   3 同時に予想される県議補選で「山田みやこ」さん。 ●分かりづらい比例選挙の仕組み   役員会には、比例選挙に民主党公認で出馬する   「にしこおり」さん、そして県議補選に同じく民主党公認で   出馬する「山田」さんの二人も出席し、推薦への御礼と   決意表明をしていただきました。   席上、役員の一人関さんから質問。分かりづらい比例選挙   についての説明を求められました。     今回の比例選挙は、政党名を書くことも個人名を書くことも   できる選挙になりました。   もちろん「比例」選挙ですから、議席は政党の獲得票数で   配分されます。個人名で投票されたものも、その人を公認した   政党の獲得票として加算されます。「にしこおり」さんは、   民主党の公認ですから、彼に投票した票は民主党の票に   なります。     そして民主党に配分された議席を配分するときの、順番は   個人の得票の順になるのです。 ●比例選挙に対する私の対応  ところで、民主党の比例区公認の候補者は、連合の組織内  議員といわれている候補者が九人、そして「にしこおり」  さんのような特定の労働組合の支持基盤を持たない人が  混在しています。  そこで、私のような特定の労働組合と強い関係を持たない  国会議員は、関係の深い候補者があれば、その人を応援  してもよいということになりました。  そこで 私は後援会の役員のみなさんに「にしこおり」さん  の推薦をお願いし、みなさんの賛成を得ました。 ●にしこおり淳さん  にしこおりさんとは、さきがけの時代に行動を共にしました。  竹下登さんとの熾烈な戦い、細川総理の首相補佐官、   中坊公平さん担ぎ出しの仕掛け人として記憶に残る人も  多かろうと思います。国会に返り咲き、ぜひとも活躍  してほしいすばらしい人材です。  95年4月には外国人参政権問題のシンポジウムで宇都宮にも  来ていただきました。  (参照 www.s-yanase.com国会通信No11 95'5-1 ) ●鳩山代表も参加したパネルディスカッション  後援会大会の記念事業として、鳩山代表も参加したパネル  ディスカッションを行いました。コーディネーターは私。  そしてパネラーは、鳩山代表、谷さん、にしこおりさん、  そして民主党公認の比例候補者島影せい子さんです。  地方区1名、比例区2名の民主党公認候補者が結集。  参議院候補者大いに語る、そんな感じのパネルディスカッ  ションになりました。 ●島影せい子さん  島影さんは、ミュンヘンオリンピックバレーで「元気製造機」  のあだ名をとった銀メダリスト。現在はプロゴルファーとして、  またママさんバレーの指導者として活躍しています。今回、  県議補選に出馬する山田さんも「ママさんバレー」で活躍中。  こんな共通の接点からパネラーに参加していただきました。 ●患者の立場からの医療改革   パネラーの話の中で、谷さんの話を受けた鳩山代表のコメント  が印象に残りました。谷さんの政治に志すきっかけになったのは  近親の方のネフローゼ症。その話を聞きながら、鳩山代表は  医者の側ではなく、患者の側にたった医療行政の必要性を強調  していました。自民党の医療改革も、結局医師会の強い圧力の  なかでかならず中途半端になる。公共事業も、ゼネコンや建設  業界の圧力のなかで、ゆがめられる。金融システムの改革も、  なんとなく銀行サイドからの視点が優先する。このような  癒着をのりこえた改革が必要なのだと訴えていました。 ●小泉自民党と民主党との対立軸  5月12日付けの朝日新聞に「対立軸示せば論戦面白い」という  タイトルの署名記事(星浩氏)がありました。小泉新政権での  国会の論戦は始まったばかりです。そんなかで「福祉政策を  とりつつ競争を重視する自民党」と「市場原理の中で弱者救済  の民主党」という対立軸がぼんやりと見えてきたのでは、と  解説する。  「弱者救済」という表現は適当ではありません。なぜか。  強者・弱者の観点は、現代社会においてはきわめて流動的  かつ相対的であるからです。  しかし、われわれが「社会にセーフティーネットが必要」で  あると主張するとき、競争の結果敗北する人への思いが常  存在していることは間違いありません。  菅幹事長が主張する、経済市場の自由主義と社会民主主義を  融合したのが民主党、というのも同様の視点にたっている  ものと考えます。 ●ブレアの「第3の道」  私は、英国のブレア首相の考え方と民主党の政策は、基本的に  類似性を持つと考えています。  (参照 www.s-yanase.com国会通信No119 97'8-4)  参考までに、ブレアの考え方を私なりに解説します。   1市場の自由、あるいは自由競争は絶対的に尊重する。    (この点で、サッチャーリズムを継承。     一方で、従来の社会主義の「結果」の平等保障は軽視)   2競争に参加する条件については政治的な地ならし必要。    (結果の平等までは保障しない。しかし競争の機会は     平等を保障する。)    3競争のルールは公正で透明でなければならない。 ●公正な社会の実現  民主党は、今回の参議院選挙で「公正」を前面に出す  ことに決めています。その意味するものは、自由競争・  自由市場を前提にしながらも、その競争が公正に行われる  社会の実現をめざす、ということです。 ●規制と利権は裏表  自民党は、自由な競争といいながら、利権構造の  なかで、公正な競争の実現を妨げてきました。規制という  傘をさしかけ、規制のもと締めになることで、傘のなかに  利権を温存してきました。この構造を打破することこそ  民主党の役目です。 【先週の活動報告】 ■5月7日(月) 8:00AM マンデーレポート 1:00PM 国対役員会 1:30PM 議員総会 2:00PM 本会議 所信表明      散会後 常任役員会 6:00PM 県連三役会議 7:00PM 県連幹事会 ■5月8日(火) 10:00AM 総務部門会議 郵政三事業についてのヒアリング      東京大学大学院石黒一憲教授 11:00AM 総務省行政局・財務局よりレク 0:30PM 毎日新聞取材 個人情報保護法案について 1:00PM 行政監視部門会議 特殊法人ヒアリング 6:00PM 宇都宮青年会議所創立35周年記念シンポジウム パネリスト     「地方自治改革の現状」について     田原総一郎氏、福岡政行氏、船田元氏と論議。   ■5月9日(水) 9:00AM 行政監視部門会議 特殊法人ヒアリング 10:00AM 情報バリアフリー打合せ 11:30AM 国対役員会 0:00PM 国対・理事合同会議 1:00PM 参議院憲法調査会 ■5月10日(木) 8:00AM 情報通信・総務部門合同会議 9:10AM 国対役員会 9:30AM 議員総会 10:00AM 本会議 代表質問 2:00PM アスク三浦様・明大川上教授 来訪 4:00PM 連合栃木 谷ひろゆき氏を支援し励ます会 ■5月11日(金) 8:00AM プライバシー保護法WT 9:10AM 国対役員会 9:30AM 議員総会 10:00AM 本会議 代表質問 3:20PM 政調永田様他 芸術基本法WTの打合せ 4:00PM 筑波大学社会工学系古川俊一先生インタビュー ■5月12日(土) 1:00PM 成功労連第5回Jフェスタ 2:00PM 谷ひろゆき後援会事務所開所式 3:00PM やなせ進後援会地区代表者会議 4:00PM やなせ進後援会大会 ■5月13日(日) 7:30AM 第33回宇都宮西部学童軟式野球大会開会式 8:00AM 鬼怒川河川敷クリーン作戦に参加。 0:30PM 栃木1区支部幹事会 2:00PM 栃木ホルンクラブ第8回定期演奏会