国会通信 No.514
【アシモ君とデート他】
2001/12/17 (マンデーレポート514回の要旨)
【重要な日印関係】
●インドのバジパイ首相が来日した。
●10億を超える人口を擁するインド。世界のソフトウエア技術者の
一大生産拠点、それがインドです。欧米の先端産業は、インドに
注目。バンガロールやハイデラバードの若者に対する、欧米の
熱心なアプローチについては昨年視察したときに痛感。日本は
ずいぶんと遅れています。
●そのインドからバジパイ首相が来日。政界や財界の要人と
精力的に交流していきました。
●11日の火曜日には日本・インド友好議員連盟主催の、バジパイ
首相来日歓迎懇談会が開催。私も出席しました。しかし、、、
●ガンジーさんの薫陶も受けたバジパイ首相の誠実な人柄は
伝わってきましたが日本側の来賓の話がとにかく長かった。
●議連会長の中山太郎議員の話は簡潔だったのに、その後の
中曽根元総理の話があまりにも長大。そのため、バジパイ首相の
話が終るころには1時間を簡単に超過。意見交換の時間はあえなく
カット。残念でした。
【公文書の保管はどうなっている?】
●11日の火曜日、石巻専修大学 経営学部教授 笹川隆太郎さんと、
武蔵工業大学 環境情報学部助教授 小野直樹さんの来訪を受け
日本の公文書の保管の重要性について、種々ご意見を頂戴しました。
●笹川氏は大学の同級生。卒業して以来だから、30年ぶり。
しかし、情熱的な話し振り、慨世の気迫はまったく変わっていない。
また小野さんは、笹川氏のジョンズホプキンス大学留学中の仲間。
二人とも、わが国の公文書についての大変な危機感を持っています。
●例えば
1 保管のメソッドがまったく確立されていないこと、
2 したがって検索も大変困難であること、
3 米国では重要な文書を保管する機能を大学が担っているが
わが国の大学等の図書館関係予算が極めて貧困であること、
4 さらに情報公開の準備と称して重要な文書がどんどん廃棄・焼却
されていることなど、訴えらました。
●まったく同感です。
特に重要な意思決定の過程についての文書などはどうなるのか。
保存対象になっているのかどうか、
保存期間はどの程度なのか、
将来の公開はどうか、
など緻密な規定はどうも存在していないようである。
●たとえばエイズ、狂牛病についての意思決定過程について、関連文書の
保管はどうなっているのだろう。1985年のプラザ合意がなぜ行われたのか
研究者が調べようとしたら、見るべき資料はまったくなかったそうである。
おそらく金融ビッグバンの政策決定のプロセスなども個人の手控えとして
残っているものはあったとしても、正式に保管対象とされているものは、
ないかもしれない。
●行政側にとって都合の悪い文書はどんどん破棄されているのが現状ではないか。
●情報公開法は整備されても
そのもとになっている文書保管規定が未整備ではどうしようもない。
●情報公開法はやっとできたが、その前提として当然存在すべき
公文書保管についての基本法は実は存在していないのがわが国の現状である。
●二人の研究者の訴えは、まずは研究資料の確保という次元からスタートしている。
しかし、その危機感はそれだけに止まらない。二人が指摘するように
「これでは『失敗』から学びようがないではないか。」ということである。
●分析の対象となる反省材料がすべて消去されていては、民主主義の発展はない。
過去を水に流すのが得意なのが日本。しかし、それでは本当の学習が行われない。
堂堂巡りの悪循環。これを断ち切るためにも、二人の指摘は重要であると思った。
●今後、この問題についての取り組みをさらに強める必要があると
実感させられた。
【憧れのアシモ君とデート】
●12日(水)同僚議員の池口参議院議員にお願いし、一緒に
和光市の本田研究所を訪問。憧れの二足歩行ロボット「ASIMO」君と
初デートしました。
●民主党の知的財産権プロジェクトチームの座長として是非とも
見たい(会いたい?)と思っていたのがアシモ君。
ホンダ研究所が世界に先駆けて開発した二足歩行ロボットの
アシモ君と感激の初デート。
●まずは、所長さんのお話にはいたく感銘した。とにかく自動車は
人を運ぶ機械なら、ロボットは「分身」という究極の人間の移動
であると考えたとのこと。開発のそもそもの出発点の発想からして
面白い。通常の自動車発想の延長線をはるかに飛び越えたところで
スタートしているのだ。
●またこれからの重要な基本的な技術(これを要素技術という)を
開発するにしても「突拍子もないもの」で「具体的な目標」を
持っている方が、面白いものが出来るという言葉も奥が深いと
感じた。
●そして肝心のアシモ君は本当に感動した。手塚治虫のアトムが
いよいよ現実のものになってきたのである。身長140センチ
体重50キロ弱のアシモ君は、21世紀の新たな生命体のような
感じだった。
●アシモ君と握手している写真は、後日ホームページに掲載しますので
お楽しみに。
●なお来春から、青山のホンダのショールームにアシモ君が長期滞在の
予定。皆さんをお待ちしているそうです。
【先週の主な活動記録】
■ 12月10日(月)
8:00AM 513回マンデーレポート
7:00PM やなせ進を支援する新団体設立準備会
■ 12月11日(火)
10:00AM日本・インド友好議員連盟 バジパイ首相来日歓迎懇談会
★日印関係は今後ますます重要性を増してきます。
経済的にも、外交的にも。昨年インドを初訪問して以来
両国関係の発展のために努力を続けています。
ただこの日の段取りはあまり良くなかった。(前記)
3:00PM 両院議員総会
★代表選挙の手続きについてもめにもめ、執行部からも
執行部提案に反対する意見に同調する予想外の発言が飛び出し、
難航。前途多難。しこりは続いている。
4:00PM 石巻専修大学 経営学部教授 笹川隆太郎様
武蔵工業大学 環境情報学部助教授 小野直樹様 来訪
★(本文を参照)
■ 12月12日(水)
10:30AM ホンダ二足歩行ロボット「ASIMO」視察(本文参照)
4:45PM 個人情報保護法案修正案打合せ会
★修正案のたたき台が一応出来てきた。
しかし、広汎な例外規定を置くと、むしろ個人情報保護という
一般法よりも情報取扱業者に対する業法的な色彩が強くなる。
私はそれで充分だと考えているが、他方それでは修正案の範疇を
はるかに超えたことになる。
むしろ民主党案としては、政府案には断固反対、そして
プライバシー保護のための業法提案といったスタンスのほうが
良いのかもしれない。
とにかく年越しの検討課題。
6:00PM 議長主催 民主党・新緑風会幹部との懇談会
■ 12月15日(土)
11:00AM あつみ幼稚園お遊戯会
★恒例のクリスマス行事。今年もサンタクロース役で登場。
子どもたちは喜んでくれたかな?
■ 12月16日(日)
11:30AM 連合栃木「アフガン難民支援街頭カンパ」に協力
2:00PM エルベ音楽院クリスマスチャリティーコンサート
6:00PM 県連幹事会・忘年会