国会通信 No.535

 【国会体験プログラム】

2002/6/3 (マンデーレポート535の要旨)


●先週の27日、地元の西小学校の子供たちが国会見学に。そして  栃木県ではじめて参議院の国会体験プログラムを経験しました。  私も子供たちにご挨拶したかったのですが、本会議が設定された  ので、子供たちに話をすることは出来ませんでした。残念です。 ●私は 子供たちの政治に向けるまなざしを変える事こそ、  政治改革の第一歩だと信じています。  (後記 西小6年生へのメール)  そしてそのためには、子供たちの物見遊山の域を出ない  子供たちの国会見学のあり方を改革することが重要と考えました。 ●そんな考え方に基づき、議運の野党側筆頭理事になったのを  好機として、国会見学のあり方に一石を投じました。  それが参議院の国会体験プログラムです。 ●今年の4月から、参議院別館の5階の講堂にこの施設を設置、  一時間弱の時間で国会議員の体験をしてもらうことが出来るように  成りました。 ●講堂には、演壇上に本会議の議長席のミニチュア  (といっても結構大きくて立派)を置き、演壇のしたの平土間には  実際の委員会室と同じ机やイスそしてマイクをコの字型に配置、  さらにその前には賛否のスイッチを持った議員席を100席ほど  置き、投票の結果を電光掲示できるようにしてあります。 ●さらに、議事進行の簡単なシナリオが用意されており、子供たちの  それぞれの氏名が記載された議事録がプリントアウトできるように  なっています。 ●これらの体験を通して子供たちが主権者としての意識を  持ってくれれば、、というのが私の願いです。 ●栃木県でこのプログラムを最初に経験することになった西小学校の  子供たちからまだその感想は来ていませんが、引率した先生からは、  子供たちは国会を出てからも、委員長や委員の肩書きをつけて  楽しそうに呼び合っていた等のメールがあり、プログラムの効果は  大いにあったなと感じています。 ●ただ、先生のメールにはかなり威圧的な国会警備についても  ふれられており、まだまだだなと思いました。 ●アメリカの連邦議会では、見学者は本会議場のなかにまで入る  ことが出来ます。そして、現実の議員の席に座ることも可能です。  昨年のテロ以後どのような変化があるかは分かりませんが、  日本の国会の主権者への開かれ方はまだ不充分です。 ●とくに日本の国会の傍聴環境の劣悪さはいっこくも早く  解決しなければならない問題です。まず傍聴席の数が少ない。  議員の議席との距離がありすぎる。暗い。委員会の傍聴席の  配置もワンサイドのみなど、どこをとっても国会議事堂は  傍聴者を主権者として扱っていないのは明らか。  建物の構造を根本から変えた大改造を行う必要がある。 ●国会の主役を議員と考えるのは間違い。国会の主役は  主権者である傍聴者である。国会移転を行う最大の理由  として、議事堂の主役を議員から傍聴者に変える事に  求めたら良いのではないか。 【超党派国会議員のチャリティーリサイタル いよいよ本番近づく】 ●超党派国会議員のチャリティーリサイタル(「ハーモニー和」)の  本番(=6月19日)がいよいよ迫ってきました。 ●私はこの国会コーラスの事務局長を務めてきましたが、先週月曜日  最後の詰めの事務局会議を開催しました。  そして以下の点を最終確認しました。 1 チャリティーの目的を  「アフガン地域の難民をはじめと世界の難民救済」とする。 2 チャリティーのあて先を  「国連難民センター UNHCR」とする。 ●本番が近づくなか、週2回に練習ペースも増え、現在、最後の  追い込みの練習にかかっています。  練習は参議院の別館で行われていますが、毎回かならず  音楽監督の岡村喬生先生やボニージャックスの西脇先生が出席、  鬼軍曹のようなきびしい指導が続いています。 ●悩みの種は、国会議員の皆さんの日程。寂しいときには  混声の各パートが一人などというときもあり、ヘンデルの  ハレルヤコーラスのような、高くて強い声が必要な曲目の練習の  ときなど冷や汗どころか失神寸前になるときもあります。 ●本番の日取りは、6月19日 開演6時19分  そして開催場所は日比谷公会堂です。  この日程は、日本の音楽文化の振興に全力を尽くしている  岡村先生の強いすすめもあって、ドイツ後のム(6)ジーク(19)に  かけたものです。しかし、たまたま通常国会の最終日にあたってしまい、  その点が最大の不安事項ではあります。 ●本番にはボニージャックス、サーカス、タイムファイブ、ジパング、  「いっこくどう」等の多彩なゲストが応援に駆けつけてくれます。  そしてできるだけ各党の党首の皆さんにも出演を呼びかけています。  すでに何人かの党首には内諾もいただいていますが、小泉首相には  自民党の世話人の林芳正、岩屋毅の両氏、そして国会コーラスの  会長中野寛成さんとともに、明日6月3日に出演要請に行く予定です。 ●音楽文化のためならとノー・ギャラで指導していただいている  岡村・西脇のお二人の音楽家のご協力にこころから感謝申し上げながら  多くの皆様のご来場をお待ちしております。 「超党派国会議員コーラス   世界の難民支援チャリティーリサイタル「ハーモニー和」  のお知らせ」 日時 6月19日 開演6時19分 場所 日比谷公会堂 出演 超党派国会議員コーラス     (議員+ファミリー 総勢70名余) 指揮 岡村喬生 ゲスト ボニージャックス、サーカス、タイムファイブ、     ジパング、いっこくどう  【先週の活動記録】 ■5月27日(月) 8:00AM 第534回マンデーレポート 11:00AM 議運委員部と打合せ、国対委員長と打合せ 11:30AM 議運理事会 11:40AM 議運委員会 0:00PM 本会議  5:00PM 国会コーラスリサイタル事務局会議 6:00PM 国会コーラスリサイタル練習 ★ この日 地元の西小学校の子供たちが国会見学に。 栃木県でははじめて参議院の国会体験プログラムを経験しました。 私も子供たちにご挨拶したかったのですが、本会議が設定された ので 子供たちに話をすることは出来ませんでした。残念です。 その代わり子供たちには引率の先生を通じてメールを出しました。 ---============================= ---============================= 【西小のみなさんへ】(メール全文) 国会見学に来てくれた 西小のみなさん こんにちは。 参議院議員の簗瀬進です。 とてもすてきな写真 ありがとうございました。 みんなの楽しそうな笑顔が写っていますね。 充実した国会見学だったようですね。 国会に来てくれて本当にありがとう。 参議院の国会体験プログラム  面白かったですか。 実は、あの施設は、昨年 参議院の議院運営委員会で決定し、 そして予算化して設置したものです。 この施設や体験プログラムを最初に提案したのは私です。 そしてその提案の出発点に 西小の子供たちとの出会いがありました。 だから、西小のみんなには できるだけ早く来てもらいたかったのです。 みんなと話ができれば良かったのですが、 別の日程と重なってしまい、お会いできませんでした。 とても残念です。 私は今参議院の議院運営委員会の 野党側の筆頭理事をしていますが、 かねがね子供たちの国会見学にはすこし 疑問を感じていました。 国会見学に来た子供たちは いったい何を見ていくのでしょうか。 子供たちに説明する衛視の方々の、 説明を聞いていると、 国会を、まるで上野動物園や法隆寺と同じように 紹介しています。 やれ、高さが何メートだの、大理石を使っているだの、 国会の本質とは見当違いの説明をしています。 国会は化石でも古代の遺跡でもありません。 国会は生きているのです。 そしてみんな(=有権者)の代表が さまざまに議論しいろんな法律を作っているのです。 それが国会なのです。 新鮮な感受性にあふれる子供たちに 生きた国会を感じてほしい、 私はそう思ってきました。 昨年5月  みなさんの先輩が国会見学に来てくれましたが、 そのときも 「国会は生きているんだよ」 「そして国会はみんなの代表が動かしているんだよ」 などとお話をしました。 そして、そのあと、みんなから感想文をもらったのです。 みんなの素直な感想が書いてあり とても感動しました。 またとてもうれしかった。 この手紙は私の宝物です。 昨年の8月、 私は新たに議院運営委員会の理事になりました。 議運の理事は、議院の予算を作ったり、 本会議の運営をするのが主な仕事です。 そして9月、 オーストラリアとニュージーランドの議会を見て とても、びっくりしました。 そこでは、国会で行われている本物の党首討論を、 多くの小学生や中学生が、議場を取り囲むようにして 熱心に傍聴しているのです。 熱心に見られているから、議員はとても 居眠りなんか出来ませんよね。 それどころか、議論をする党首たちは、 相手を説得しようと全力をあげます。 とうぜん議論は白熱します。 そんな光景を見ながらつくづく実感しました。 国会の主役は、議員ではないな。 主役は、議員たちを取り囲んで、 熱心に見つめている傍聴者なんだ、、、と。 そして5月に国会見学に来てくれた 西小の子供たちを思い出しました。 この体験をもとに 実現させたのが国会体験プログラムなのです。 だから、西小の子供たちと オーストラリア、ニュージーランドの子供たちが、 一緒になって私たちを動かし、国会体験プログラムを 実現させたと言っても良いのです。 どうかこれからも 「国会は生きている」 「国会の主役は自分たちなのだ」ということを これからも忘れないでくださいね。                西小学校 6年生のみなさんへ                        参議院議員 簗瀬進 ---============================= ---============================= ■5月28日(火) 0:00PM 常任役員会 0:30PM 議運委員部と打合せ、国対委員長と打合せ 1:00PM 議運理事会 1:30PM 財務省、外務省、大臣出張レク 4:30PM 全議員政策懇談会 6:00PM 参議院議長主催グエン・ヴァン・アンASEAN議員機構一行歓迎レセプション 6:30PM 中野寛成政経セミナー、永年在職議員表彰を祝う会 ■5月29日(水) 9:00AM 議運委員部と打合せ、国対委員長と打合せ 9:30AM 議運理事会 9:40AM 議運委員会 10:00AM 本会議 ★日韓投資、日韓犯罪人引き渡しの2条約の採決。 11:00AM 民主党憲法調査会総会 ★五十嵐敬義教授から「市民の憲法」というテーマで話を聞いた。  直接民主制的な機能の強化、この方向性には多いに共感を覚えた。  詳しい紹介は後日。 0:00PM 国対・理事合同会議 1:00PM 内閣官房小林審議官 公取同意人事レク 1:30PM 知的財産権戦略PT     「生命科学の最新状況」東京大学医科学研究所 所長 新井賢一氏 6:00PM 国会コーラスリサイタル練習 ■5月30日(木) 10:00AM 経済産業委員会 新エネ・省エネ 質疑、採決 1:15PM 議運理事会 ■5月31日(金) 9:00AM 議運委員部と打合せ、国対委員長と打合せ 9:30AM 議運理事会 9:40AM 議運委員会 10:00AM 本会議 ★野菜生産出荷、省エネ、新エネ、地球温暖化、気候変動条約、  船舶職員の法案採決。