国会通信 No.549

  【代表選挙が終わりました】

2002/9/30 (マンデーレポート549の要旨)


●民主党の代表選挙が終りました。そして鳩山代表が当選しました。  皆さんのご協力 ご支援に心から感謝申し上げます。 ●しかし、決選投票の末の勝利。また議員、公認候補の  投票結果をみると、1回戦では鳩山さんが断然の優位を示した  ものの、2回戦ではいづれも菅さんに一人差で敗北。そして  サポーター票の集約の結果、最終的に鳩山さんが勝利と言う、  まさに薄氷を踏むような勝利でした。 ●この結果の意味を、鳩山さん自身重大に受け止めるべきです。  代表の任期は二年間。したがって次の総選挙は鳩山代表の下で  戦わねばなりません。その戦いの当事者の多くが、鳩山さんに  懸念を持っていると言う事実。このことを真摯に受け止めな  ければなりません。この懸念を吹き飛ばすために全身全霊を  かけるべきです。   ●今回の代表選挙にあたって、私は鳩山さんに二つのプレゼントを  しました。一冊の文庫本と、演説集です。この二つを渡したとき  かれは真剣な顔をし、静かに「ありがとう」と言って受け取って  くれました。 ●文庫本は、塩野七生著「マキャベリ語録」。演説集は、ケネディー  大統領のもので、「候補者指名受諾演説」「大統領就任演説」のテープと  テキストが入っています。 ●「語録」を読めば、マキャベリが、大国の侵略と戦い、  小国の独立を守るために尽くした智恵の限りが分かります。  同時に、リーダーとして必要な冷静沈着な決断力が伝わって  きます。 ●「演説」を聞けば、戦いの先頭に立って人を引っ張っていく際に  不可欠な、激しい情熱と崇高な理念を感じ取れます。そしてそれを  人々に効果的に伝えるための言葉のリズムやメロディーの大切さも  分かります。 ●総理をめざす政治家には当然様々な資質が要求されます。  もちろん現在の鳩山さんに総理として必要なすべての資質が  備わっているとは思いません。だから失礼をも省みず「語録」  と「演説集」の贈呈をさせていただきました。 ●しかし、よく考えてみれば、資質のすべてが備わっているか  どうかは、実はあまり重要なことではないのかもしれません。  自民党離党以来、彼と行動をともにしてきたのは、通常言われる  型どおりの「政治家としての資質」が彼に備わっているからでは  ないのです。もっと本質的ななにかを彼に感じてきたからでした。 ●鳩山さんは、政治家として最も重要な一点に秀でた人です。  それは「無私の良心」です。「私心」なく人の話を聞くという  美質を備えている稀有な政治家が鳩山さんだと信じています。  私はこのことに最大の重点を置いています。 ●鳩山さんに対する様々な評価があることはもちろん承知して  います。しかしそれらの評価も、「無私の良心」という最大の  美質の前では、かすんでしまいます。 ●政治家としてのテクニック論や、組織統御のノウハウなどを  はるかにこえた本質的な価値が「無私の観念」だと思います。   ●正倉院の御物に「捨身飼虎図」があります。仏が自らの肉体を  捨てて餌となり餓死寸前の虎を救ったという法話、、。  そこまでいかなくても、国民のためにどれだけ虚心になれるか、  私はこの尺度で政治家を判断します。そして、私の周辺で  この美質をもっとも豊富に持っているのが鳩山さんです。 ●選挙後、幹事長人事をめぐって、党内の強い反発が起きました。  鳩山支持で力のあった友愛系のまとめ役の中野寛成さんを  幹事長に指名したことが、「論功行賞」人事だと批判され、  労組依存体質がさらに露骨になったとして批判されました。  そして一部には、幹事長の自発的辞任を求める声も出ています。  しかし私はそうは思いません。 ●まず、今回のような厳しい選挙を受けて党運営を行うのですから、  幹事長ポストは決して楽な仕事ではありません。満身創痍を覚悟  しなければ受けられないポストがどうして恩賞になるのでしょう。    また、幹事長は、政策的まとまりを欠くといった、今までの  批判が再び起こらないよう、自分の出身グループをはじめとして  党内融和のために全力を注がねばなりません。  そのためには政策面、人事面を含む様々な融和策を、自分の仲間  に対して求めることも必要となるでしょう。これは、そうとう  つらい仕事です。  こんな風に考えてみると、選挙のきわめて厳しい結果を踏まえつつ、  一方で党内の融和を図り、他方で強力なリーダーシップを発揮  しようとする苦肉の判断であったのではと考えます。    さらに、幹事長は党規約上代表の専権事項です。これを否定する  ことは、代表選挙自体を無効にすることと同じです。それを  認めるわけにはいきません。  また党大会においても、幹事長の選任は拍手で確認されました。  そのときに異論をいった代議員はおりません。自分の思惑と  違うから、やり直せというなら組織はそもそも成り立たなく  なります。 ●週末に来てから、これ以上の人事の停滞は自民党を利するばかり等の  良識論が働き、ようやく決着の方向が見えてきました。  そして幹事長代理岡田克也、政調会長海江田万里、国対委員長佐藤敬夫  等々の方向性が出てきたようです。雨降って地固まるのとおり、  かえって適材適所の布陣が見えてきました。 ●一刻も早く、新体制を整え、民主党に対する信頼と期待を回復しなければ  なりませんね。がんばります。 【先週の主な活動】 ■9月23日(月)秋分の日 13:00 民主党代表選挙集会(臨時党大会) ■9月24日(火) 10:00 民主党代表選挙集会(臨時党大会) ■9月25日(水) 17:30 日弁連知的財産政策推進本部設立記念懇親会 18:00 中華人民共和国建国53周年、中日国交正常化30周年記念レセプション ■9月27日(金) 15:00 民主党本部 代表質訪問。 ★鳩山代表、中野幹事長を激励。 ■9月28日(土) 09:30 民主党栃木県連足利地域ミーティング ★県連主催のタウンミーティングもこれで4回目。 野村稔彦前県議の司会により定刻に開始。 土曜日にかかわらず80名をこえる皆さんが集まってくれ盛況。 到着順と言うことで小林、水島、簗瀬、谷の順番で話をした。 私は「国家戦略なき日本」というテーマ。 しかし、政権戦略なき民主党、あるいは人事構想なし新体制などと 冷やかされそうで、はらはらした。 主に北朝鮮の拉致問題と歴史の総括の関係や、知財戦略について 持ち時間(各16分)内で話をした。 その後質疑応答。 気にしていた代表戦後の混乱状況について直接説明を求める人は 予想に反していなかった。固唾を飲んで見守っていると言う感じ。 党内混乱についての参加者の気配りを感じ恐縮した。 早めに混乱を収拾しなければならないと痛いほど感じた。 13:30 お見舞い 自治医大病院。 14:15 弔問 清原地区連合自治会長の上野繁さん。 ★父の時代からお世話になった上野さん。清原地区の連合自治会長 さんとして地域の信望を集めた上野さん。心から御冥福を祈ります。 17:30 宇都宮西部学童野球歓送迎会 19:30 打ち合わせ  ■9月29日(日) 8:30 西地区体育祭 9:00 住吉保育園 運動会 9:30 伊東文化幼稚園第49回秋季大運動会 9:50 あつみ幼稚園運動会 10:10 JAM栃木第4回定期大会 13:00 東北プラントサービス労組北関東支部第10回定期大会 18:00 全国一般労組栃木地方本部結成40周年記念レセプション