国会通信 No.565

  【156通常国会スタート】

2003/1/27 (マンデーレポート565の要旨)


〔主な内容〕 【開会風景】 【民主党政権を実現する同志の会 スタート】  【経済産業委員会関連の提出法案】 【ライオンよりもキツネ】 【菅バトル。菅勝】 【先週の主な活動】 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【開会風景】 ●1月20日、第156通常国会が開会された。  国会開会当日の本会議は通常午前、午後の2ラウンドに  分けて行なわれる。そしてその間に、天皇陛下ご臨席の開会式を  はさむことが通例である。 ●第一ラウンドの本会議は午前10時開催。、  議席指定や特別委員会の設置、委員長の指名等の事務手続きを行なう。  所要は10分程度である。  第二ラウンドは開会式を行なった後、初め衆、次に参の順番で政府の演説を行なう。 ●通常国会の冒頭、普通はいわゆる政府4演説を行なうのが通例。  4演説とは、すなわち   1 総理大臣 所信表明演説、   2 財務大臣 財政演説   3 金融経済大臣 経済演説、   4 外務大臣 外交演説  の4つのことだが、今国会では、今年度の補正予算が提出されている。  したがってこの4演説を行なう前に、補正予算についての財務大臣の財政演説を行なわねばならない。 ●午後1時 参議院本会議場に衆参両議員を集め、国会の開会式が行なわれた。  ★天皇陛下の名代として皇太子殿下がお言葉を述べられた。   昭和天皇のご病気の時以来のこと。そんな事情なのか、   開会式に出席する議員の数が先の臨時国会のときよりも   ずいぶん多いような気がする。  ★開会式は、衆参両議員を参議院本会議場に集めて行なう。   閣僚席や委員長席は指定されているがその他の議員の座席   指定はない。みんな思い思いの場所に座るのである。  ★皇太子殿下が議場に入ると同時にみんなは起立する。   衆参両議長に先導されて殿下が所定の位置につくまで、   議員の多くは顔を伏せ陛下の顔を直接見ないようにしている。  ★別に見てはならんという決まりがあるわけではない。   私は、むしろ象徴としての敬意をこめながら、じっと顔を   凝視するのが望ましいと考えている。  ★皇太子殿下、さすが落ち着いてお言葉を述べられた。堂々たるものである。 ●午後3時35分 塩川財務大臣の財政演説。  あっけなく10分余で終了。気迫が感じられない。 【民主党政権を実現する同志の会 スタート】  ●1月21日(火)、衆議院第一議員会において  「民主党政権を実現する同志の会」の幹事会が開催され、  今後の活動方針や運営のしかたについて意見交換した。 ●同会は、昨年9月に行なわれた代表選挙で鳩山さんを  支持した議員が、今後も鳩山さんを中心に活動しようと  集まった、いわば鳩山支持の議員の勉強会。 ●意見交換の結果、月1回程度のペースで勉強会を行って  いく事に決まった。 ●私も幹事の一人として出席し若干発言した。 ●出席議員のなかには、この会の目的を、民主党を  「保守中道」の政党にすることにあると発言した方がいた。  しかし、これに対しては私は異論を述べた。出席議員の中でも  実は様々な考えがある。たとえば私は民主党を「保守」という  よりも「リベラル」な政党であるべきだと思っているし、  またさらに言えば、経済政策でも市場原理主義的な人もいれば、  そうでない人もいる。またインフレターゲット論を積極的に  主張しようとしている人もいる。この会を最初から狭く絞って  いく必要はないのではないかと発言。 ●また、特に菅・岡田体制がスタートしたばかり。  党内亀裂を深める動きと誤解されてはいけない。スタート  にあたっては、菅新体制を支えていくことを明確にして  おくべきだ等と発言。 ●会の趣旨についての結論をだすには至らなかった。 【経済産業委員会関連の提出法案】 ●1月22日(水)08:00 民主党経済産業部門会議が開催された。 ●今国会で提出予定の16本の法案(下記)についての簡単に  ヒアリング。詳細は法案審議の各段階において再びヒアリングすることになる。 ●とくに議院側から質問が集中したのは経済産業再生機構法案。  同法案の内容については、このときも詳細を法案提出担当の  総務省側は明らかにしなかった。 ●閣議決定は来週の予定でまだ最後のまとめが出来ていない、  などと説明をしない理由を釈明していたが、これはまったく  理解できない。われわれは、新聞報道ではすでにその内容が  解説されているではないか。重要な部分でのすりあわせが  終っていないにしろ、中間報告くらいはすべきである。  野党軽視もはなはだしい。実に腹立たしいことだ。 ●11本の法案の名称については以下の通り。内容については後日。 (1)経済産業省関係提出予定法案 11件。 @産業活力再生特別措置法の一部を改正する法律案 Aエネルギー等の使用の合理化及び再生資源の利用に関する  事業活動の促進に関する臨時措置法及び石油エネルギー  需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案 B発電用施設周辺地域整備法及び電源開発促進対策特別  会計法の一部を改正する法律案 C不正競争防止法の一部を改正する法律案 D特許法等の一部を改正する法律案 E電気事業法及びガス事業法の一部を改正する等の法律案 F下請中小企業振興法の一部を改正する法律案 G小規模企業共済法の一部を改正する法律案 H化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案 I揮発油等の品質の確保等に関する法律の一部を改正する法律案 J公益法人に係る改革を推進するための経済産業省関係法律の整備に関する法律案 (2)内閣府産業再生機構設立準備室関係 2件 K株式会社産業再生機構法案(仮称)。 L株式会社産業再生機構法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(仮称) (3)公正取引委員会関係 3件 M公正取引委員会を内閣府の外局に移行させるための関係法律の整備に関する法律案 N不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案 O下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案 【ライオンよりもキツネ】 ●1月22日(水)10:00 本会議。補正予算についての本会議論戦  が始まった。わが会派は、静岡選出の海野議員が政府側を追求。  持ち時間は民主党は20分、自民以下は10分。 ●事前に海野議員から質問原稿の字数は8000字であると告げられた。  メリハリをつけながら原稿を読むと、400字詰めの原稿を1分で読むのは  けっこうキツイ。20分の持ち時間オーバーにならなければよいのだがと  すこし気をもんだ。 ●議運は、本会議場でのトラブル処理の責任者。答弁漏れや、質問時間の  チエックなど、本会議中は全く気を抜けない。 ●しかし、海野議員、早口ながらなんとか時間内に納めてくれて、ほっと  胸をなでおろした。 ●しかし、小泉首相の答弁はおそまつ。  「大胆にして柔軟」は結構だが、枕詞だけで肝心な中味の政策を語りやしない。 ●消費税は上げないが、議論するのはおおいに結構との答弁もずるい答弁。  すべての政治上の議論には目的があるはず。議論をさりげなく「あおる」  のは、本音は消費税アップをしたいからにほかならない。  そのために議論のアジテーションをしているのである。 ●本音はあげたいのだろう。そして、その段取りもだれかがしてほしいと  かんがえているのだろう。そして、そのように仕向けるために  議論をあおっている。これが小泉首相の本音である。 ●しかし狡猾なのは、同時に自分の政権ではあげないと明言して、  直接の責任が自分にこないように最初から逃げを打つ。  消費税アップの「そそのかし」と「あおり」行為をしながら、  自分は泥はかぶらない。これが小泉流の老獪さ、狡猾さである。 ●小泉さんは「ライオン」よりもずるがしこい「キツネ」にたとえられるべきだ。 【菅バトル。菅勝】 ●1月23日(木)、この日の午前中の衆議院の予算委員会で  菅代表は小泉首相と対決。そして「公約違反」を首相に認めさせる  という見事な白星をあげた。 ●またかつて国債発行枠30兆円を民主党も主張していたはずだとの  首相の切り替えし、すり替えの発言に対し、菅代表は、  「首相の約束は国民への約束」、民主党の話とは全く次元が違うと切り返し。  これは、見事な反撃だった。小泉首相も二の句が継げなかった。 ●フジテレビの「報道2001」の世論調査(26日放送)では、  民主党の支持率が11%を超えていた。二桁にのせたのは久しぶり。  本会議での石井副代表のあくの強い独特な攻め口、そして菅代表の  鮮やかな討論術。反転攻勢の大きなきっかけにしたい。 ●ちなみに、議運の立場で見ると、もし若手議員が本会議場で  「ウソツキ純一郎」などと発言したら、間違いなく議運理事会での  懲罰問題に発展しかねない。しかし、石井副代表の迫力か貫禄か、  衆議院の議運では問題にすらなってないようである。さらには、  自民党内での小泉支持のパワーも低下気味なのだろうか。   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【先週の主な活動】 ■1月20日(月) 08:00 第564回マンデーレポート ★いよいよ156通常国会がスタートする。今日がその初日だ。   そのためにマンデーレポートは駅前の1箇所に限定して実施。  8時17分の新幹線に飛び乗って上京した。 09:30 議運理事会 09:40 議運委員会 10:00 本会議(上記) 10:10 倫理選挙特別委員会 ★前国会に続いて特別委員会は倫選特に所属することになった。  ちなみに私の所属委員会は 1 議院運営委員会 筆頭理事 2 経済産業委員会 委員 3 倫理選挙特別委員会 委員 の3つになる。 10:10 常任役員会 11:00 両院議員総会 13:00 開会式(上記参照) 14:35 本会議 財政演説(上記参照) 19:00 県連幹事会 ★宇都宮に戻って県連の幹事会に出席。統一自治体選挙の 対策等について議論。 ■1月21日(火) 10:30 民主党政権を実現する同志の会 幹事会(上記参照) 12:30 議運委員部と打合せ、国対委員長と打合せ 13:00 議運理事会 13:10 議運庶務小委員会 13:15 議運図書小委員会 13:20 議運委員会 13:45 農水省 提出予定法案レク 13:55 防衛庁   〃 14:05 総務省   〃14:20 総務省   〃 14:30 厚生労働省 〃 14:45 経済産業省 〃 17:00 栃木県交運労協10周年記念式典 18:15 連合栃木下都賀地協2003年新春の集い ■1月22日(水) 08:00 民主党経済産業部門会議(上記参照) 09:30 議運理事会 09:40 議運委員会 10:00 本会議(上記参照) 12:00 国対・理事合同会議 18:00 連合栃木下都賀地協新春の集い ■1月23日(木) 19:00 栃木県医師会新年懇親パーティ ■1月24日(金) 08:00 浄光会新年総会 11:00 経済産業省 産業再生法レク11:30 総務省 地方税レク 12:00 錦織先生と会食 15:00 部落解放同盟栃木県連合会2003年荊冠旗開き 18:00 電機連合栃木地協2003年新春のつどい ■1月25日(土) 05:00 立正佼成会寒中読誦 12:00 浅井克己氏黄綬褒章受賞祝賀会 12:00(財)日本舞踏協会栃木県支部新年会 12:00 宇都宮板金工業協同組合新年太子講 14:00 石橋柔道スポーツ少年団新年会 18:30 明水会2003年新春に飛翔の集い 19:00 飛翔会第1回幹事会・懇親会 ■1月26日(日) 05:00 立正佼正会寒中読誦 15:30 宇都宮市鍼灸マッサージ師会新年会 16:00 小林まもる新春のつどい