国会通信 No.598

  【補助金談義】

2003/10/27 (マンデーレポート598の要旨)


【補助金談義】 ●対立候補予定者のF氏の運動員が配っているビラの中味は  ちょっと問題である。  ビラには、  「F氏の落選後宇都宮市への補助金は180億円も減額された。  これは全国『ワースト2』。」  などと明記されている。 ●しかし、これは全く事実無根である。  宇都宮の市議団の皆さんが宇都宮市役所の財政関係の責任者に  問いただした所、以下のような数字が明らかになった。 ●〈宇都宮への国庫支出金の推移〉  平成14年度(2002)   145億円  13年度(2001)   145億円  12年度(2000)   150億円  11年度(1999)   197億円  10年度(1998)   176億円 ●一目で分かるように、「180億円」を減額しようにも、  そもそも支出金のほとんどが「180億円」以下。  そもそも減額しようにも元手がない。 ●また水島が衆議院に当選したのは平成12年の6月。  したがって予算にタッチできるようになったのは平成13年度以降。  12年度が150億円、13年度が145億円、14年度が145億円。  どこを見ても180億円減額の事実はない。   ●大きく減額されたのは11年度から12年度にかけてだが、  実はこれには明らかな要因がある。  それは「グリーンプラザ茂原」というごみ焼却場建設という  大型事業が終了したからである。  しかも大幅減額の時の現職はもちろんF氏である。 ●このビラが言わんとしていることはおおむね以下の2点であろう。  1 水島は補助金を持ってこれない。  2 補助金があれば宇都宮の景気は回復する。 ●しかしこの2点とも誤りである。  第1点 補助金にはすべて目的がある。  与党議員が自由にできる「つかみ金」ではない。  第2点 少々の補助金で景気が良くなるわけがない。  いまの地方経済の状況は、ちまちまとした補助金で救済できるほど  軽症ではない。瀕死に近い重傷なのである。  民主党のマニフェスト、「ひも付き補助金の全廃 18兆円を地方に」  くらいの根本的な解決策がない限り、  地方の経済は元気になりえないのである。 ●ただ、怖いのは、  このような事実無根のネガティブキャンペーンでも、  大量反復されることによって、  ウソがホンとにされてしまうことだ。   ●正義が必ず勝つわけでもない。  「天の声は変な声」と嘆いたのは、  小泉首相が敬愛する福田赳夫首相だった。   ●洪水のような情報操作に対して、  わが陣営の打ち返しは正直心細。  しかし、「蟷螂の斧」であっても、  正々堂々と全力を尽くして戦い、  最後は市民の良識的な判断にゆだねるしかない。  がんばろう。 【激しい前哨戦】  栃木1区は全国有数の激戦区として注目されている。  すでにデッドヒートの趣きである。先週は菅代表そして    今日は(26日)は田中長野県知事が応援に来てくれた。  一方 相手候補は 学校組織や関連業界挙げての総力戦を展開、  電話や投げ込みの量では押されぎみだが、水島さんは元気に  運動を展開、候補者の比較ではこっちが完全に上まわっていると  信じる支援者も、負けじとがんばっている。   【ヤッシーはやはり面白い。】  田中知事の演説をじかに聞くのは初めてだ。  彼も私も、六本木男声合唱団のメンバーだが顔をあわせたことはなかった。  しかし話は、極めて具体的だし、あげる例も分かりやすくて的確、  内容は濃い。知事として直面した補助金の問題点も分かりやすく  説得的だった。    (例 長野県の独自事業として「託幼老所」を   作ろうとしたのに、国の縦割りの基準に合わず、補助金が全く   もらえなかった。国の基準では建設費が4000万円を超えてしまう。   そうでないと補助金がもらえない。結果として、特別養護老人   ホームは人里離れた過疎地にしか作れなくなる、、、)    さらに有権者にフレンドリーに語りかける手法や、携帯の写メールに  気軽に応じ、マイクで話しながら商店街に呼びかけながら、  水島を訴えるパフォーマンスなど、充実した活動だった。   【先週の主な出来事】 ■10月20日(月) 08:00 第597回マンデーレポート 09:30 栃木放送報道部取材 「衆院選対策について」 10:00 下野新聞・政治部取材 「衆院選対策について」 10:20 下野新聞・社会部取材 「マニフェストについて」 18:30 桜地区 民主党トークライブ ■10月21日(火) 08:00 吉田産業梶E去ツ崎製作所 朝礼 10:00 毎日新聞・川端記者 取材 18:30 小林まもる塩谷町決起集会 ■10月22日(水) 09:30 足利銀行本店訪問 10:00 栃木4区山岡候補応援 壬生町 小山市内で遊説 18:30 小林まもる鹿沼決起集会 ■10月23日(木) 09:00 文部科学省・総務省よりヒアリング 12:00 静岡4区・田村けんじ候補応援 18:30 小林まもる今市決起集会 19:00 宇都宮青年会議所OB総会 ■10月24日(金) 09:00 栃木2区小林まもる候補応援 18:30 小林まもる河内町決起集会 ■10月25日(土) 09:30 三井鉱山化工潟ニオン第21回定期総会 10:00 第30回全国全たばこ退職者の会定期総会 11:00 連合栃木「秋のカンパ街頭行動」 13:00 佐野市内各所で遊説 18:30 国本地区 民主党トークライブ ■10月26日(日) 10:00 藤井弘一後援会定期総会 10:00 あいあい会第8回あいあいふれあいデー 12:45 田中康夫長野県知事来県 遊説と市内「桃太郎」 14:30 オール栃木アームレスリング連盟で祝辞 15:00 第11回島遼伍後援会総会で祝辞 19:00 山岡けんじ芳賀北部4町後援会総決起大会