国会通信 No.601

  【内閣常任委員長就任】

2003/11/25 (マンデーレポート601の要旨)


【所信表明なしの国会開会はおかしいぞ】 ●19日に第157特別国会が召集された。  会期はたった9日間。  総選挙が終り、イラク問題や年金問題など重要な懸案がありながら  総理の所信表明も、各党の代表質問もなし。  衆参での予算委員会各1日だけである。  姑息にして逃げ腰の与党といわざるを得ない。 ●総理は堂々と選挙を総括し、今後の国政運営の新年を  国民に明らかにすべきではないか。  またイラクへ自衛隊を派遣しようとするなら、  それがなぜ必要なのか、真摯に国民に訴えるべきではないか。 ●与党は最初特別国会の会期を「3日間」で済まそうとした。  これでは、首班指名と衆議院の議長人事をやっただけで終わり。  これは、国会軽視、国民無視の極致ではないか。  その次には、衆参1日ずつの予算委員会開催の提案をしてきた。  たしかに委員会審議も重要である。しかし、さらに重要なのは  本会議で自らの信念を国民に対して直接明らかにすることである。  それを小泉総理は逃げた。この事実を絶対に忘れてはならない。 ●会期の多くは与野党合意で決まる。しかし今回はそうは行かない。  なにしろ、イラクへの自衛隊派遣は日本の21世紀の進路を決定する  重大な決定なのである。それを、国会での審議を充分にせず、  国会を早々に閉じてしまい、国民そっちのけで決めようとする。  これは絶対に許せない暴挙である。 ●総理は、正々堂々と国民に説明する義務を怠たり、  誰が見ても戦争状態のイラクを「非戦闘地域」と偽わり、  自衛隊を派遣しようとする。こんな政権を許してはならない。  こんな政権を支持てはならない。 【内閣常任委員長に就任】 ●19日の参議院本会議では民主党が確保している常任委員長4  及び特別委員長1の人事が行なわれ、私は内閣常任委員長に  就任することとなった。 ●かつて衆議院の2期目、新党さきがけの時に、衆議院で  公職選挙法特別委員長を経験したことがあった。そのときを  いれれば委員長就任は2度目となるが、あのときは小会派。  やりたいことにも限度があった。しかし今度は大会派となった  民主党の常任委員長であるから責任も重大である。 ●内閣常任委員会は6人の大臣を所管する最も間口の広い  委員会である。その所管内容と所管大臣を簡単に説明する。 〔内閣委員会所管大臣一覧〕   ○内閣官房長官    内閣府特命担当大臣(男女共同参画)   福田国務大臣   ○国家公安委員会委員長    内閣府特命担当大臣(青少年育成及び少子化対策、食品安全)                        小野国務大臣   ○内閣府特命担当大臣(個人情報保護、科学技術政策)    (情報通信技術(IT)担当)      茂木国務大臣   ○ 内閣府特命担当大臣(経済財政政策)                        竹中国務大臣   ○内閣府特命担当大臣(規制改革、産業再生機構)    (構造改革特区、行政改革担当、地域再生担当)                        金子国務大臣   ○(有事法制担当)            井上国務大臣 ●上記のように、実に間口の広い委員会が内閣常任委員会。  またIT政策や個人情報保護法案、有事法制、規制改革、  産業再生機構、構造改革特区等々、自分自身深い関心を持つ  分野が目白押しである。さらに勉強を深め、それぞれの  課題解決のために委員長として全力を尽くしたい。 【森田実氏の貴重なアドバイス】 ●20日(木)、鳩山さんを囲む勉強会、  政権交代を実現する会で政治評論家森田実さんの話を聞く。  テーマは「総選挙の総括と今後の政局」であった。 ●冒頭、民主党の躍進で政治がほんとうに面白くなったと  激励してくれたが、ただちに森田さんらしい辛口の提言。  そのどれもが納得できる話。同感である。  今後の活動の重要な指針を明示された気がする。 ●以下はその大雑把なメモ。  あえて詳細の説明は避けたい。熟読玩味のために。 〔森田実氏の民主党へのアドバイス〕 1 政権をとりにいって、とれなかった。   敗北を鮮明に認めよ   本気を示すため 2 自民の比例の対応は 目殺行為   2万票差で民主党が負けた選挙区は46。   公明なしでは自民は勝てない政党になった。 3 自公の対民主戦略の基本   →内部分裂ねらい 4 宗教再編が間違いなく起きる   反創価学会の集結 5 来年の参議院選挙の重要な意味   改選数の半分以上を民主が取れば   政権交代はにわかに現実化する 6 小沢はカゴの烏にする必要なし   多士済々を魅力にすべし   言論の自由 7 小泉の中曽根切りは「親殺し」と同じ    8 日本は外交なし    イエスマンの小泉はアメリカにとっても   すでに使い道なしとなった   中国重視 9 メディア監視を 10 憲法についての民主党「創憲」は意味不明。    3原則を除いては自主憲法制定で行くべし      憲法の3原則    →「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和主義」 11 所信表明なしは議会軽視 【先週の主な活動】 ■11月17日(月) 08:00 第600回マンデーレポート ■11月18日(火) 10:00 自治労栃木県本部第54回定期大会 12:00 議員総会 13:00 議運理事会 13:30 内閣委員部と打合せ 今後の日程等について 16:00 両院議員総会 ■11月19日(水) 09:30 議員総会 10:00 本会議 10:30 内閣委員部と顔合わせ 11:10 常任委員長懇談会 11:30 政権交代を実現する会 12:00 国対・理事合同会議 14:10 警察庁官房長来訪 14:30 本会議 ■11月20日(木) 11:30 政権交代を実現する会勉強会    「総選挙の総括と今後の政局」森田実氏 ■11月21日(金) 08:00予防外交・人間の安全保障推進議員連盟勉強会     講師・緒方貞子氏 11:00 開会式 ■11月23日(日) 16:00 簗瀬豊さんのホールインワン祝賀会 ■11月24日(月) 11:30 高山家・桑野家披露宴