国会通信 No.606

  【竹中大臣への公開質問状】

2004/1/5 (マンデーレポート606の要旨)


【1】【新春の決意】 【2】【新春全県遊説スタート】 【3】【竹中大臣に面会】 【4】【竹中大臣への公開質問状】 【5】【ご協力のお願い 足銀出資実態調査】 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】【新春の決意】  新年明けましておめでとうございます。  今年一年の皆様のご健勝とご多幸を心からお祈りします。  さて、昨年は、二大政党制の幕開けとなった年であり、  政権交代の大きな足がかりを作った年でした。  そして今年は、政権交代を実現する年です。  7月の参議院選挙の結果、  改選議席の過半数を民主党が獲得すれば、  それは事実上の政権交代を意味します。  参議院選挙は、まさに政権交代のリハーサル。  わたしも民主党公認として出馬します。  民主党政権実現のために全力を尽くして  頑張ります。  また、昨年の特別国会で、  参議院内閣常任委員長に選任されました。  所管大臣6大臣と、間口の極めて広いのが内閣委員会。  IT戦略、産業再生機構、構造改革特区、地域再生、  これらの重要な国家戦略は全て内閣委員会の所管事項です。  この重責に恥じぬ積極果敢な取り組みをしたいと思います。  今年もどうぞよろしくお願いします。                参議院議員 簗瀬進 【2】 新春全県遊説スタート ●1月2日から新春全県遊説を開始しました。  栃木県内の49市町村の各1ヶ所で、街頭演説を実施します。  今年で4年目。街宣車が来るのを心待ちにしてくれる所も  出てきました。 ●1月2日には宇都宮市から栗山村まで8市町村、  3日は河内町から小川町まで13市町村、  今日4日は、西方町から藤岡町まで10市町村、  現在まで31の市町村で、31回の街頭演説を行ないました。   ●栃木の冬は厳しいものがあります。  日光連山から吹き降ろす風は強烈です。  しかし今年は好天が続き、雪もなく、スムーズに進んでいます。  足尾や栗山は毎年の難関。路面凍結し夜間に走ると肝を冷やしますが、  今年は雪も少なく、初日にクリヤできました。 ●寒い中、耳を傾けてくれる人が一人でもいてくれれば  演説には気合いが入ります。つらいのは日暮れて人通りも  少なくなった時。そんな時でも、家の中で聞いてくれる人  がいるかもしれないと期待しながら、踏ん張っています。 ●明日以降は各市の名詞交換会や組合の旗開きの日程も  入ってきますが、その合間を縫いながら、1月7日までには  全市町村での街頭演説を完了する予定です。  ご支援ください。   【3】竹中大臣に面会 ●昨年の12月23日に宇都宮市内で100名余の皆さんが参加し、  足銀問題の公開説明会を行ないました。 ●多くの皆さんから率直なご意見を頂きました。  長年足銀の株主総会への出席を欠かさなかったという方は、  足銀の経営陣の怠慢を指摘し、  またある人は、郷土愛と栃木の経済を守るつもりで出資に  応じたのに裏切れた口惜しさを訴えました。  「大丈夫だから」と行員に進められ、会社の退職金のほとんどを  優先株購入に使ってしまった口惜しさを訴えました。  悪くてもリソナ銀行と同じだからと説明され、融資を受けた  弱みからかなり無理をして優先株を購入した例を説明しました。 ●様々な問題点を整理し、翌日の12月24日午後4時15分、  金融担当大臣の竹中大臣に面会を求め以下の公開質問状を  渡しました。そしてその回答期限を1月13日に設定しました。   ●竹中大臣は、13日では「休み」など入るので回答するのは  難しいかもしれない。国会開会前までには回答したいという  ことでした。大臣や金融庁の皆さんには休みがあるかもしれ  ませんが、経済活動には休みはありません。返済期日を目前に  死に物狂いで走り回っている人の気持ちをもう少しわかって  ほしいものです。   【4】竹中大臣への公開質問状 全文 質 問 状     金融・経済財政政策担当大臣 竹中 平蔵 殿  去る11月29日、足利銀行が経営破綻した。同行は栃木県内で 圧倒的なシェアを占め、県経済にとって極めて重要な役割を果たしてきた。 今後、県経済のさらなる悪化を招くことのないよう、適切な対応が必要である。 また、一時国有化に伴い、同行には今後巨額の公的資金が投入されることから、 関係者の責任を明確にすべきであることは言うまでもない。 よって、次のとおり質問するので、2004年1月13日までに回答願いたい。 記 1 金融庁は、足利銀行は2003年3月期において債務超過であったと認定した。   従って、金融庁は、同行の2003年3月期決算は粉飾であると認定すべきではないか。 2 金融庁が1のような認定をすれば、同行役員及び中央青山監査法人は、   証券取引法第21条1項により株主等に損害賠償責任を負うことになると思うがどうか。 3 竹中大臣は、足利銀行を「特殊な銀行」と呼び、以前から重大な問題を   抱えていたことを十分認識していたと見受けられる。にもかかわらず、金融庁は、   2年以上も検査を実施しなかったばかりか、2002年1月には第三者割当増資99億円の   実施を容認し、2003年1月には持株会社の設立を認可した。   同行支援のために増資を行った地元自治体や一般投資家は、金融庁が同行の経営内容に   「お墨付き」を与えていたからこそ増資引き受けに応じたのであり、従って金融庁の責   任は極めて重大である。   この間に、足銀支援のために出資依頼に応じ、今回の措置の結果多大の損失を被った法   人及び個人の、いわゆる「善意の出資者」に対し、その損失を補填するための直接間接   の措置を講ずるのが、行政当局の当然の責務と考えるが、自らの責任をどのように受け   止め、具体的にどう責任をとるのか、見解を問う。 4 足利銀行は、多くの県内中小企業に事業資金を供給しており、今後の経営姿勢は県   経済に極めて大きな影響を及ぼす。現下の経済情勢にかんがみれば、銀行全体として急   激な資産圧縮を行うべきではないことは言うまでもない。   個別企業について、経営に問題はあるが破綻懸念までには至らない要注意先中小企業に   ついては、3年程度の間、できる限り取引を維持し、性急な回収を行うべきではないと   考える。   また、破綻懸念先中小企業についても、最終処理は急がず、3年程度の猶予期間を設け   るべきだと考えるが、見解を問う。 5 足利銀行の今後の処理方針について、優良債権は新銀行を設立してそこに譲渡し、   速やかに健全銀行として再生、要注意先及び破綻懸念先中小企業は足利銀行本体に残し   、3年程度の時間をかけて中小企業融資専門銀行として再生すべきであると考えるが、   見解を問う。   また、将来的には、りそな銀行等を含めた中小企業融資専門銀行の受け皿銀行として再   編成することも検討すべきであると考えるが、見解を問う。 6 上記4によらずに長銀方式で営業譲渡する場合は、3年程度の時間をかけて譲渡先を   選定すべきであると考える。また譲渡先の選定にあたっては、外資の投資ファンドに売   り急ぐことは、中小企業の性急な整理を招くことにつながりかねず、   絶対に避けるべきであると考えるが、見解を問う。                                       以 上 2003年12月24日 民主党 栃木県選出国会議員団 参議院議員 簗瀬  進 衆議院議員 山岡 賢次 衆議院議員 水島 広子 参議院議員 谷  博之  【5】【足銀出資実態調査】 ●国会質疑のための情報提供を広く求めています。  足銀の増資を要請された事情や足銀に増資を決めた動機等  様々な情報提供を求めています。以下の各点につき情報を  私の下記のメール宛にお寄せください。  もちろん秘密は厳守します。 ● 1 氏名 住所 電話番号    2 出資金額 出資日時    3 出資を決めたいきさつ   4 その他のご意見