国会通信 No.619
【警察法改正成立】
2004/4/5 (マンデーレポート619の要旨)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
〔主な内容〕
【1】警察法改正と警察不祥事
【2】道交法改正案についての趣旨説明
【3】道交法改正案の中味は
【4】先週の主な日程
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【1】警察法改正と警察不祥事
●30日(火)、内閣委員会では午前中警察法改正案の質疑そして
午後は警察行政についての集中審議を行いました。
●最近のさまざまな犯罪多発、検挙率の低下という警察行政の
基本的な問題状況があり、これに対する警察機能の強化はもちろん
重要です。しかし他方で、警察の裏金作りの問題が社会の
注目を集めています。
●前日の月曜日には、衆議院の内閣委員会が
北海道に視察、裏金作りの実態を告発した元道警幹部の
ヒアリングを行ってきました。捜査報償費についての架空
領収書を作ったり、捜査協力者に支払われる金銭についての
不明朗な経理実態は、明白にされなければなりません。
●警察法の改正は、現在の諸情勢から判断して必要であり、
全会一致で国会を通過しましたが、まずは警察に対する国民の
信頼を回復することのほうが肝要だと思います。
●警察法改正案は30日の内閣委員会で全会一致で可決し、
翌31日の本会議で同法改正案は可決成立しました。
以下その内容を簡単に説明します。
● まず今回の改正の目的は、以下の1〜3の3点です。
1 暴力団や外国人犯罪などの最近頻発する組織犯罪対策の強化
2 テロの未然防止
3 サイバー犯罪対策の強化
●これらの目的のために以下の組織改正を行います。
1 刑事局の「暴力団対策本部」を、「組織犯罪対策本部」に改組。
→暴力団対策、薬物・銃器対策、来日外国人対策などを一体的に推進。
2 警備局の「官房国際部」を、「外事情報部」に改組。
→外国治安機関との緊密な情報交換、情報収集の強化。
3 生活安全局に「サイバー犯罪対策本部」を新設。
4 警情報通信局に「都道府県情報通信部」を新設。
●国の治安責任を明確化(=警察庁のイニシアティブ強化)
都道府県警を超えるさまざまな事件に対応するため。
(国内におけるテロ事犯、国外における日本人に対するテロ事件、
サイバー犯罪捜査への技術支援等)
【2】道交法改正案についての趣旨説明
●1日(木)の内閣委員会で、参議院先議の道交法改正案の趣旨説明が
行われました。
●改正は
1 違法駐車対策
2 運転者対策
3 暴走族対策
4 自動二輪車の二人乗り規制の見直し
の4つの内容を持っています。
●その中には、
1 免許の体系を「普通」「大型」の2類型から、
「普通」「中型」「大型」の3類型にする。
2 放置車両の確認や標章の取り付けを民間法人に委託する。
など市民生活に密接な影響をもつ改正内容が含まれています。
●理事会では、十分な審議をすべきであるとの点で意見が一致、
6日(火)には、学識経験者を参考人として聴取することが
決定しました。
【3】道交法改正案の概要
●1日の内閣委員会で行われた道交法改正案の概要は以下のとおりです。
[1 違法駐車対策]
〇公安委員会は、運転者の責任が追求できない場合に放置車両の使用者に対し
違反金の納付を命ずることができることとする。
〇警察署長は、放置車両の確認及び標章の取付けの事務を一定の要件を満たす法人に
委託することができることとする。
[2 運転者対策]
〇自動車の種類として新たに中型自動車を設け、中型自動車を運転しようとするものは
中型免許を受けなければならないこととする。
〇中型免許、大型免許、中型第二種免許の欠格事由、受験資格者等に関する規定を整備
する。
[3 暴走族対策]
暴走族による集団暴走行為について、迷惑を被った者や危険に遭った者がいない
場合であっても、著しく道路における交通の危険を生じさせ、または著しく
他人に迷惑を及ぼすこととなる行為は罰則の対象とする。
[4 自動二輪車の二人乗り規制の見直し]
〇年齢20歳以上、経験3年以上の者は、高速道路において運転者以外の者を
乗車させて運転することができることとする。
〇危険防止の措置の規定を整備するとともに、罰則を引き上げる。
[5 携帯電話等の使用等に関する罰則の見直し]
手で持っている携帯電話等によって通話を行い、又はその画面を注視する行為
について、罰則の対象とする。
[6 飲酒運転対策]
飲酒検知拒否に対する罰則を引き上げる。
【4】【先週の主な活動】
■3月29日(月)
08:00 第618回マンデーレポート
13:00 災害対策特別委員会
15:15 警察庁生活安全局長より警備業法レク
15:30 公務労協・山本様 来訪
■3月30日(火)
09:45 内閣委員会理事会
10:00 内閣委員会
★警察法改正案についての審議・採決。(上記【1】参照)
午後は 警察行政についての集中審議。
18:00 連合栃木「年金改革実現・全国統一行動」
18:30 やなせ進那須南地区選対結成大会(烏山)
■3月31日(水)
10:00 参議院本会議
★内閣委員長として、採決法案につき参議院本会議で報告
(警察法改正案)。
11:00 参議院議長主催 全議員懇談会
13:00 公益開示法WT ヒアリング
■4月1日(木)
09:10 内閣部門会議
09:50 内閣委員会理事会
10:00 内閣委員会
★道交法改正案について 国家公安委員長から法案の趣旨説明を聴取。
(上記【2】参照)
10:30 民主党警察不正経理疑惑調査・警察改革推進本部
11:30 政権交代を実現する会勉強会
★共同通信の後藤さんの講演
演題「小泉政権の基本構造」
「野党としての対立構造を鮮明に出すべし」との意見には賛成。
16:00 両院議員政策懇談会 民主党の年金改革案について
★昨年の総選挙の際のマニフェストとの違いについて
発言多し。
17:00 連合推薦議員懇談会・政策勉強会
18:30 エネルギー政策フォーラム
講師 資源エネルギー庁長官・日下一正氏
■4月2日(金)
09:00 内閣・文部科学・厚生労働・農林水産合同部門会議
09:30 議員総会
10:00 本会議
★在来種の輸入制限に関する法案について趣旨説明・質疑。
政府の対案を民主党提出。小川勝也議員の趣旨説明、
そしてツルネン・マルテイ議員の質問に谷博之議員が答弁。
民主党席は当然多いにもりあがった。
■4月4日(日)
10:00 矢板市長選挙 遠藤忠出陣式
15:00 やなせ進後援会総会
16:00 やなせ進後援会春のつどい
★中野寛成衆議院副議長が来賓として出席してくれた。
「大胆な改革は静かに語り、
陳腐な改革は声高に語る。」
シュミット大統領の言葉を紹介してくれた。
小泉首相は、いつも声高に叫んでいる。
なるほどと思った。
寒い雨の中 駆けつけてくれた多くの皆様に
こころから感謝申し上げます。
ありがとうございました。