国会通信 No.639

  【高野孟さんの話】

2004/10/4 (マンデーレポート639の要旨)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】高野孟さんの話 【2】年金キャラバン 【3】次の内閣 閣議 【4】先週の主な活動 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】高野孟さんの話し ●9月27日 軽井沢プリンスホテルにおいて、民主党参議院  議員の研修会が行われた。岡田代表や、吉本興業の社長さん、  インサイダー編集長の高野孟さんの講演が行われた。 ●特に高野さんは、96年民主党立ち上げの際に水面下でさまざまな  協力をしてくれた人。彼の話を聞き逃すわけにはいかない。 ●私も当時の政策スタッフの一人として、麻布十番の秘密基地  (麻布温泉近くの酒屋さんの2階、、、。酒屋は現在は廃業。)に  詰めっきりになり毎日高野さんや五十嵐文彦さん(衆)と顔を合わせながら、  新党の政策づくりに没頭していた。実は、この場所も高野さんの  事務所の近所にあるということで選ばれたくらい、彼は民主党誕生に  深くかかわった人である。 ●96年民主党立ち上げの背景を的確に語れる人は意外に少ない。  たとえば当時のマスコミにもてはやされた「排除の論理」にしてすら  正確に理解されていないのではないか。 ●この言葉は、鳩山由紀夫さんと武村さんの個人的な確執に出たこと  と単純に理解されえているようだが、真実はかなり違う。鳩山氏と行動を  ともにした私からすると、両氏の政界再編や自社さ政権への評価に対する  スタンスの差であり、路線闘争の意味が強かったと理解している。 ●端的に言えば、以下のとおりの考え加の相違があり、それが排除の論理の  根拠であったと思う。単なる人間的な好き嫌いのレベルの話ではなかった。  1 政界再編のスタンス    鳩山→「さきがけ」中軸、自社の両サイド取り込み。    武村→「社」「さ」合体論。  2 自社さ政権への評価    鳩山→否定的    武村→肯定的 ●この辺の事情や、両者の確執を目前に見て中間的な立場をとったのが  菅さんのグループ。前原、枝野両氏も菅さんの去就をじっと見守る姿勢だった。  96年の民主党誕生の前夜にあって、「さきがけ」は、鳩山、武村、菅の3つの  グループに分解しつつあったのである。 ●結果として、鳩山グループが先行し、それに菅グループが合流し、  社会党系が参加することで、民主党はスタートする。それが96年  民主党であった。 ●民主党は96年9月に、鳩山・菅の共同代表という形で誕生するが、  スタート直後は前政権への評価が中途半端な「与(ヨ)党」でもない  「野(ヤ)党」でもない、「(ユ)党」だなどと冷やかされたものだが、  これ自体も自社さ政権への評価のスタンスの違いが尾を引いたものであった。 ●この辺の事実を正確に記録しておく必要があると思う。これは  高野さんも感じているようで、講演後の懇親会で、何らかの検証作業を  行うことで意見一致。この日は大いに盛り上がった。 【2】年金キャラバン ●民主党は岡田代表を先頭に、年金改革全国キャラバンを実施している。  その一環として29日、栃木県小山市で年金改革地域懇談会および街頭演説会を  実施した。 ●党本部からは岡田克也代表、山岡賢次年金改革推進本部事務局長、  五十嵐文彦ネクスト総務大臣が参加。地元からは県連代表の私、谷参議、  水島衆議、伍井邦夫連合会長も参加、民主党関係者や連合関係者が  多数参加して盛況だった。 ●集会に先立ち岡田代表は宇都宮市内にて、県内の商工関係6団体と懇談し、  足銀破綻後の本系経済状況について詳しい説明を聞き、また地域金融や  地方分権のあり方などについて意見交換を行った。県内経済界の幹部の  皆さんがほとんどご出席を頂き、1時間20分の予定時間を大幅に上回る  懇談となった。今までにはなかったことである。民主党と岡田代表への  期待を実感した。 ●その後小山市内に新幹線で移動。まずは、小山市内の間中橋に行き、  小山兄弟殺害事件の現場に立ち寄って、兄弟の冥福を静かに祈り花束を  ささげた。 ●懇談会は、山岡後援会のバックアップもあって、立ち見が出る大盛況。  出席者は900人に上り、JR小山駅前での街頭演説会にも雨天にもかかわらず  大勢の聴衆が熱心に耳を傾けてくれた。 ●質疑応答では10名の参加者から、女性と年金問題、所得比例部分の保険料、  民主党案の給付額といった年金に関するものをはじめ、パート賃金、  北朝鮮問題など多岐にわたる質問があり、岡田代表がひとつひとう丁寧に  答弁する姿勢に全員が好感を持ってくれたものと確信している。 【3】次の内閣 閣議 ●民主党の政策の最終決定を行うのが「次の内閣」である。  そして閣議は毎週1回水曜日の午後に行うのが通例だが、先週は  栃木県での年金キャラバンの結果、1日ずれて30日の木曜日に行われた。  岡田代表再任後3回目の「閣議」である。 ●冒頭、岡田克也ネクスト総理大臣より「いよいよ国会開会が近づいてきた。  ぜひネクストキャビネットで真剣な議論をやっていきたい。昨日の台風で、  各地域で被害が出ている。これらについても党としてしっかりと対応したい」との発言  があった。 ●報告・協議事項では、民主党規制改革調査会の位置づけと規制改革の進め方について  、直嶋正行ネクスト規制改革担当大臣と原口一博前ネクスト大臣より提案があり、了承  された。また、小宮山洋子ネクスト子ども政策担当大臣より、栃木県小山市・児童虐待  死事件について、10月5日に調査団を派遣するとの報告があった。 ●また、当面する焦点課題について、第2次岡田『次の内閣』として最初の討議が行わ  れた。年金改革については横路孝弘ネクスト厚生労働大臣より、三位一体改革と郵政事  業改革については五十嵐文彦ネクスト総務大臣より、それぞれの問題認識が示され、活  発な議論となった。 ●私も議員年金問題について明快な対応をすべきことと、連合との合意の手続き面につ  いて発言した。 【4】先週の主な活動 ■9月27日(月) 13:00 民主党・新緑風会研修会 ■9月28日(火) 18:00 弁護士報酬の敗訴者負担法案廃案を求める市民集会 ★民主党ネクスト法務大臣として挨拶。 ■9月29日(水) 12:00 伍井連合会長と懇談 14:20 民主党県連 岡田代表来県・年金キャラバン 〜15:40 県内経済6団体との懇談会 16:25〜16:30 故小林一斗、隼人ちゃんに花を手向ける 16:45〜17:00 記者会見 17:00〜17:40 県連役員・議員・労働界との懇談、写真撮影会 18:00〜18:40 小山駅前街頭演説 19:00〜20:20 年金改革地域懇談会IN栃木 ■9月30日(木) 09:00 山内総括副大臣予定者と打合せ 09:30 NC法務部門会議 10:30 石川銀行出資被害者の会 吉住様と懇談。 11:00 関西電力東京支社長 甲角様来訪 11:30 日弁連 田中副会長陳情(司法修習生の給与廃止について) 11:45 憲法調査会事務局より 委員会運営について 16:30 次の内閣第3回閣議(上記【3】参照) 19:00 政党政治の歴史に学ぶ会 ★佐々木毅東大教授の講演を聞く。  演題 「マキャベリ君主論を読む」 ■10月1日(金) 09:00 伍井連合栃木会長・谷議員との懇談 13:00 宇都宮市長選対策会議 ■10月2日(土) 17:00 JPU栃木荒井前副議長・小杉前副議長・小室前事務局長・高橋前青年部長 「感謝する集い」 ■10月3日(日) 09:00 雀宮学童野球連絡協議会第23回リーグ戦開幕式 11:00 第58回栃木県芸術祭日本舞踊公演 14:00 UIゼンセン同盟栃木県支部第3回定期総会 18:00 故柏崎博和様前夜祭 ★若くして逝った博和さんのご冥福を心からお祈りします。