国会通信 No.640

  【孔子の言葉】

2004/10/18 (マンデーレポート640の要旨)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】孔子の言葉を引用する資格はない。 【2】ネクスト法務大臣 活動開始 【3】知事選、現職「支援」を決定 【4】先週の主な活動 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】孔子の言葉を引用する資格はない。 ●12日から臨時国会が始まった。この日、衆参で総理の  所信表明があったが、無気力、サプライズなしの低調なもの  であった。 ●さらに、与党席の反応もきわめて低調冷淡に感じた。  参議院では片山虎之助元総務大臣が郵政改革の細かな  問題点を指摘した総理批判の演説を10分以上展開。  議院内閣制では、当然、内閣と与党は協調連動しなければ  ならない。その基本が欠落していることがありあり。 ●また、橋本派への日歯連の1億円献金事件についても  積極的な取り組みの態度はみられない。  「国民政治協会」という迂回献金のトンネルシステムを  どうするのかという根本の問題については何の言及もない。 ●イラクの大量破壊兵器が存在しなかったということを  ブッシュ大統領自身も認めざるを得ない状況に追い込まれ、  これを受けてイギリスのブレア首相も英議会で謝罪した。 ●この点を岡田代表も千葉議員も鋭く追及したが、総理からは  真摯な反省の弁は一切聞けなかった。 ●そんな総理は、論語の一説、「政は正なり」を引用したが、  孔子の言葉を引用する資格は総理にはないと思う。  洋の東西を問わず、政治の基本には誠実さと率直さが必要である。  その基本が総理からは感じられない。残念である。 【2】ネクスト法務大臣の仕事 ●今国会の会期は53日間。12月3日が会期末と決定された。 ●国会の委員会は定例会方式で進む。週2回の定例日とその前後の  準備期間の中で国会の審議は進んでいくのであるが、定例日で  数えると8日間足らず。 ●そのなかで法務部門には継続3本、新規6本の9つの法案審査が  予定されている。しかもその中には、敗訴者が勝訴者の弁護士費用  の負担が迫られる法案等、きわめて重要な法案も含まれており  今度の臨時国会で一番忙しそうな部門である。 ●早速、21日の参議院予算委員会で、ネクスト法務大臣として  南野法務大臣と対決することになった。鋭意準備中である。 ●そのほか私自身は 1 参議院憲法調査会の運営  (会長代理として)   ★来年通常国会終了時までに中間報告を取りまとめ。 2 国家基本政策委員会の運営 (野党側 筆頭理事として)   ★党首討論の開催  等の二つの大きな仕事をしなければならない。  やりがいがあるが相当きつい。 【3】知事選、現職「支援」を決定 ●15日の県連幹事会で知事選対応についての最終議論。 ●20命の幹事の一人ひとりから意見を表明してもらった。  結果   ○自主投票 1名  ○執行部一任 1名  ○4国会議員に一任 1名  ○現職支持(消極的支持も含む) 17名  といった結果であった。  ちなみに4人の国会議員(山岡代議士は私が電話で聞き取り)は  現職支援で一致した。 ●連合が提起してくれた小林氏については、短時間、広範囲な  知事選挙であるために、知事選出馬とは違った局面で活躍してもらう  ことで一致、連合と協力しながら大きく育てていく方向で一致。 ●ただ現職への批判の声も少なからず出た。  ☆政治姿勢の論議と政策論議が混同されていやしないか?   (「分度推譲」論について)  ☆合意形成の努力が足りないのでは?  ☆どの政党にも推薦要請はしないとの県民党の姿勢は   政党との政策協議の場を閉ざしているのでは?     等々である。 ● そんな指摘も受けて、  民主党が自主的に応援するというニュアンスを前面に出すために  「支援」という言葉を使うこととした。 ●県民等を貫こうとする知事にとって最大の敵対集団は自民党である。  自民党の強い圧力に対峙しながらがんばっている知事は、  政策的に全面的に一致するわけではないが、この際は全力を挙げて  応援しようというのが今回の県連の結論である。 ●これで方向性が固まった。全力をあげて支援したいと思っている。 【4】先週の主な活動 ■10月12日(火) 09:30 議員総会 10:00 本会議 10:05 両院議員総会 13:00 開会式 14:40 本会議 ★総理の所信表明を聴取。  気迫が感じられない。与党席の拍手もまばら。  「政は正なり」論語の引用もむなしい。(上述【1】) 15:15 国家基本政策委員会委員部よりレクチャー 16:00 法務省官房長より法案レクチャー 15:45 読売新聞記者 憲法調査会について取材 18:30 東京翔進会 ★東京後援会の役員会。参議院選挙の報告会。  また12月10日に激励パーティーを行うことを決定。 ■10月13日(水) 09:45 法務部門、人権消費者問題調査会NC大臣、総括副大臣打合せ 10:00 人権消費者・内閣・法務合同部門会議 11:00 鈴木政二先生訪問 ★鈴木議員は、国家基本政策委員会の、自民党側の  筆頭理事。この委員会は衆議院と合同で党首討論を主宰する。  今国会は重要広範議案が少ないので、党首討論を中心に  動いていく。精力的に開催すべきであると主張。 11:00 民主党憲法調査会役員会 ★民主党の憲法調査会の会長は枝野幸夫氏。私は会長代理。  この日は仙谷政調会長も出席。来年にむけての運営について  率直に意見交換。急に設定されたため、遅刻、早退、滞在時間  10分程度のあわただしさ。そんなかで、発言を求め  「民主党の憲法論議の中で、自衛隊等の実力集団についての  民主的統制の論議が足らない。海外への派遣・撤退決定や  予算についての国会関与の規定を憲法に明記すべきではないか」  と発言した。 11:30 スズカン・ネット(鈴木寛先生HP)生出演 ★鈴木寛参議は、ネットで動画を発信している。  次の内閣法務大臣として対談。 12:00 国対・理事合同会議 13:30 潟VーブイミックスHP企画「民主党ネクスト大臣に聞く」 インタビュー録画。 14:00 司法改革推進本部より法案レクチャー 16:00 次の内閣第5回閣議 18:00 懇談会 ★東北大学の先輩たちと懇談会を持った。 ■10月14日(木) 08:00 法務部門会議 09:30 議員総会 10:00 本会議 ★総理への質問戦。千葉景子参議。 11:25 国家基本政策委員会理事会 11:30 国家基本政策委員会 14:30 参議院憲法調査会幹事会 ★参議院憲法調査会のこれからの運営について議論。  各会派が補足的に聴くべき論点を持ち寄った。  民主党としては 1 二院制のありかたを「選挙制度」「統治機構」との   関連でさらに論議すべき。 2 憲法裁判所等、憲法を国民に近づける制度の工夫。   とくに官僚優位の憲法解釈システム(「法制局」独善主義)   の見直し。 3 新しい人権の論議をさらに深めるべきである。   の3点を提起した。 16:15 国会コーラス愛好会打合せ 17:00 山内おさむ先生、漆原良夫先生来訪 18:00 インターシステムズジャパン新製品発表記念パーティー 19:00 NC法務部門役員懇親会 ■10月15日(金) 09:30 議員総会 10:00 本会議 ★総理への質問戦 第2日。午前のバッターは柳田参議、  午後は朝日参議。 11:50 民主党憲法調査会委員打合せ会 13:00 本会議 14:20 参議院憲法調査会幹事会 14:25 参議院憲法調査会 14:40 法務省刑事局川村官房審議官より法案レクチャー 15:30 来客 19:00 県連幹事会 ★出席者全員の知事選挙対応の意見を聴取。  現職の福田昭夫知事を押すべしという声が圧倒的多数。  現職の支援を決定。 ■10月16日(土) 10:00 第21回栃木県高等学校定時制・通信制文化発表会 ★来賓として挨拶後、皆さんの意見発表を聞く。時間の関係で  2名しか聞けなかったが、お二人の話はとても良かった。  涙がにじむほど感動した。きびしい環境の中で懸命に学ぶ努力  をしている人たちがいる。久しぶりに清々しい気分になった。   11:30 栃木県社会福祉運動功労者物故者合同慰霊碑修復     記念合同慰霊祭 ★戦前派労働争議は命がけだった。鎮圧に軍隊も出動した。  民主主義の草創時代のすさまじい歴史をしっかりと  思い起こすべきである、、、そんな感動に浸った。 12:00 知事が支援決定の御礼ご挨拶。県連。 18:00 2004年度日産労連栃木地協新旧地協委員会 ■10月17日(日) 13:30 第51回宇都宮地区労定期大会 15:00 西部地区学童野球閉会式