国会通信 No.672
【解散95% 栃木選挙区の状況】
2005/8/8 (マンデーレポート672の要旨)
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【1】 衆議院60年決議のてん末
【2】 条約刑法(いわゆる共謀罪法案)は継続に。
【3】 解散95%。栃木選挙区の状況。
【4】 先週の主な活動
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【1】衆議院60年決議のてん末
●1日(月)、衆議院第4控え室で民主党次の内閣の臨時閣議が
開催された。先週に引き続き、衆議院での60年決議について議論。
●出席者からはおおむね反対の発言が続いた。
私も
「50年決議を後退させるような内容なら反対すべきである。
また意味不明の国会決議だったら行わないほうが良いと主張。
さらに、もし唯一、決議に賛成できるとしたら、決議文中に
「10年前の衆議院決議ないし村山談話を踏まえ」などの言葉が
入ることしかないと発言した。
最終的に岡田代表が次のように発言して、議論を集約した。
「この問題は2日の役員会で決定するが、その際、次の内閣の
結論は反対ないし不十分なら決議せずとの趣旨だったと報告する。」
●その後、3日付の新聞には、2日に行われた衆議院での決議の記事が
出ていた。それによると、決議の文章中に、「戦後50年決議を想起して」という文言が
あらたに入ったうえで、自公民の賛成多数で採決されたとのこと。
50年決議は謝罪の内容が入っているから引用するのが不適切として、
民主党内からも5名の欠席者が出たとの報道がなされていた。
●「想起」するという表現も分からない。ある議員は、私の閣議での
主張があったので、この文言が入ったのだと指摘していた。しかし、
私は閣議では「踏まえて」という明確な内容をもった修正を提案したので、
「想起」という表現では非常に不満である。
●「想起」とは通常「想い起こす」ことであり、逆から言えば、それ以前は
想い起こされてなかったのか、ということにもなりかねない。このような
あいまいな表現しか取れないのがいまの日本国会の現状なのだと、きわめて
残念に思う。
●過去の歴史を、客観的に直視できない国や国民に対しては、これからの歴史をとも
にしようとする気持ちは起こらない。この単純な事実がなぜ分からないのだろうか。こ
んなことでは、安保の常任理事国の基本的な資格など認められっこない。国連の第2位
の資金供与国といった事実ではまったく不十分である。金を出しているからポストをく
れ、、、こんな理屈だけでは国際社会では通用しない。案の定、先週、アメリカと中国
は、一致して日本の常任理事国入りの期待をつぶした。
●国連外交は基本からやり直し。大義なき「自爆解散」で政治空白を作っている暇は
ないはずである。
【2】条約刑法(いわゆる共謀罪法案)は継続に。
●4日の法務部門会議。今国会での最大の問題法案として意識してきたのが
条約刑法いわゆる共謀罪法案であった。この法案の最大の問題点は、国際的犯罪
に対処するためといいながら、法定刑長期4年以上の犯罪すべてに、「共謀」だけで
犯罪を成立させることになる点だ。
●国際的犯罪すなわちテロ対策のためとか、一定の重要な犯罪に限っているとか
説明されているから、適用対象はわずか、凶悪犯罪だけなら問題ないのでは、、、
との誤解を呼んでいる。しかし、調べてみると、驚愕する。
法定刑が「長期4年以上」の犯罪の数は600を超える。
国際犯罪や凶悪犯罪に限定されると思ったら大違いなのである。
● たとえば、万引き。犯罪の初歩的な形態とも言われる「万引き」は、
罪名で言うと窃盗罪。刑法235条の定める法定刑は「10年以下の懲役」と
なっており、法定刑は「4年以上」に含まれるから、共謀罪の適用対象となる。
したがってその相談をしただけで警察は逮捕できるようになるのである。
刑法犯のみならず、公選法や酒税法などの特別刑法にも「長期4年以上」の
刑罰は定められているから、相談だけでも犯罪になるとしたら警察権力は市民生活の
隅々までチエックできることになる。事実上の治安維持国家化するであろう。
●この条約刑法をなんとか廃案に追い込む。最低自分のネクスト法務大臣の間は
この法案を通させない。ネクスト法務大臣に選任されて以来、密かなプライオリティー
はこのことに置いてきた。法案の審議順序も、条約刑法を最後に持ってくる。
会期切れのギリギリで勝負する。そんな方針で来た。
●郵政民営化法案の審議過程で、滝法務副大臣が辞任したのは、滝議員には
申し訳ないが、この法案の処理については実に幸運だったと言える。そして
こんことを最大限活用し、法案の審議未了に追い込んでいった衆議院民主党
法務委員会のメンバーには最大限拍手を送りたいと思う。
●衆議院での条約刑法は、趣旨説明1日、質疑1日のみに押さえ込んだ。
滝副大臣の更迭後、補充も行われず、十分な答弁ができる体制ではない。
そのことを最大の理由としながら事実上の審議拒否を継続。山内、伴野、
津川、辻、松野ほか衆議院法務委員会メンバーの懸命な踏ん張りで、
法案の審議未了「継続」に追い込むことができた。
●この日の法務部門会議では最終段階の処理について協議。
会期終了直前の閉会中審議の手続きで、与党としては「継続」の提案を
してくることが当然予想されるが、その際も、民主党としては、「廃案」を
求めてきた以上、首尾一貫、継続には「反対」することを決定した。
【3】 解散95%。栃木選挙区の状況。
● 5日(金)、中曽根参議院議員、郵政民営化法案についての反対表明。
いわゆる中曽根ショックである。これにより郵政民営化法案 否決の様相は
急速に強くなった。6日(土)小泉・森会談。缶ビール10本以上あけ、
硬いチーズをかじっても解散回避の説得は功を奏さなかった。消耗した
森さんの表情、さじを投げたとの言葉に解散の公算は90%を超えたと
感じた。
●ただ、分裂選挙はどうあっても自民党に不利。森さんの説得断念によって、
解散の危機感に震える全国の自民党衆議院議員は、決死の思いで
参議院議員をくどき落とそうとするから最後は神のみぞ知る。私は、
可決の可能性も5%ほど残っていると感じているので、解散95%と
表現した。しかし、いずれにしろ小泉政権は死に体、選挙は9月以降
必至の状況になったと判断せざるを得ない。
●県連代表としては、まずは空白区の3区・5区の候補者擁立に
全力を挙げねばならない。そのための最後の詰めを先週、本部選対委員長の
玄葉氏とも連絡を取りつつ行った。
●第1次、そして5日に締め切った公募の状況をまずは集約。
書類選考をしていただき、本部決定で各選挙区2名が残された。
3区は、K氏、M氏。5区はT氏、U氏の各2名である。
● 県連内の手続きとしては2月の常任幹事会で、本部の限定公募に委ねる
との決定をしている。したがって、本部選対の決定を受ける形になるのだが、
玄葉選対委員長の判断で、最終選考につき、県連側からも代表者が出席し、
質問や意見を述べる機会を作っていただいた。それを、9日の午前10時から、
党本部で行うことにした。
●そんなわけで、9日の最終選考については県連側から佐藤信幹事長、
石井万吉選対委員長、山口たかし5区幹事長、高田悦男南那須町議の
ご出席をいただくことになっている。
●あす8日、午後1時、注目の参議院本会議。私も出席し当然反対の
青票を投じるつもりである。一部自民党が意図的に流している民主党の
造反は代表も明言するとおり100%ありえない。政権交代に背を向ける
民主党参議院議員など一人としてありえない。断言する。明日は、
政権交代ののろしを上げるときである。
【4】先週の主な活動
■8月1日(月)
08:00 第671回マンデーレポート
10:00 連合栃木との打合せ
★衆議院選挙対応について協議。
14:00 次の内閣 臨時閣議(上記【1】参照)
■8月2日(火)
法務委員会質問準備
■8月3日(水)
09:30 議員総会
10:00 本会議
13:00 行政に対する国民の権利を保障するPT
13:30 民主党憲法調査会 第5小委員会
15:00 次の内閣 閣議
16:00 法務委員会質問レク
18:30 ビジョン2025研究会 勉強会
■8月4日(木)
08:00 法務部門会議(上記【2】参照)
10:00 法務委員会 質問
11:30 政権交代を実現する会 勉強会
15:00 水島広子代議士と会談
15:30 党本部選対小島氏と打合せ
19:00 法務部門懇談会
■8月5日(金)
09:30 選対委員長と会談
09:30 議員総会
10:00 本会議
12:00 本部選対で協議(上記【3】)
■8月6日(土)
18:15 第23回高砂荘納涼盆踊り大会
19:30 ふるさと宮まつり 中央卸売市場神輿
■8月7日(日)
09:30 第16回栃木県武術太極拳交流大会
10:00 水島広子国政報告会
13:30 田崎康二氏 告別式
16:00 JPU宇都宮支部「記念誌発刊の集い」
19:30 宇都宮JCシニアクラブ「ふるさと宮まつり」神輿・懇親会