国会通信 No.71
【ブラジル環境サミット総括】
1992/7/6 (マンデーレポート第71回の要旨)
1 日本の地位
・GNP→460兆円('91)
・ODA→1兆5千億('91) 世界全体の17%
そのうち環境ODA→1131億円('91)
・ブラジル地球環境サミットでの日本宣言
「'92から5年間で環境ODAを1兆円に強化する(いままでの2倍)」
・平成4年度の一般会計歳出予算に占める地球環境保全関係予算は
約5000億(約72兆円の0.7%)。
2 環境問題の基礎→世界の人口推移
1600年→ 5億人・
・300年で3倍
1900年→17億人・
・90年で3倍
1991年→54億人・
2025年→85億人 2050年→100億人
3 地球の温暖化
・CO2濃度は、毎年0.4%ずつ上昇。
・なにもしないと、2025年には、1℃上昇(東京→高知)
2060年には、2℃上昇(東京→鹿児島)
21世紀末には3℃上昇(東京→八丈島)
・21世紀末には海面は平均1m上昇
→水没のため世界で数千万人が移住
・温室効果ガスの濃度を現状に維持するためには、
人間活動による 排出量の60%を直ちにカットする必要が有る。
・日本のCO2排出量→年間約3億1800万トン。
一人当たり年間排出量は2.57トン。
(毎日26kgのドライアイスを空に捨 てていることと同じ)
〈一人当たりco2排出量(炭素換算)の比較'89〉
ワースト1位 アメリカ 5.37トン 2位 ソ連 3.62トン
3位 両ドイツ 3.34トン 4位 日本 2.31トン
4 オゾン層の破壊
オゾンの量が10%減少すると、皮膚ガンの発症率は26%増加する。
(白人の場合)
5 熱帯林の減少
世界中で、年間約1700万ha(日本の面積の半分)が減少。
1日にすると佐渡島の半分(約4.6万ha)。
日本の熱帯丸太の輸入量は、世界の約1/2。
6 野性生物種の減少
世界の生物の種の数 500万から1千数百万種。
過去2億年の生物種絶滅率は、1年に1種
今後1日当り約百種(年間4万種)。
7 砂漠化
世界で年間600万ha(九州+四国)が砂漠化。
世界の農地の表土毎年240億トン流出
(オーストラリアの小麦作付面積と同じ)
国民の自覚、アジアの国々の信頼回復