国会通信 No.753

 【鳩山幹事長 来県】

2007/7/9 (マンデーレポート753回の要旨)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】鳩山幹事長 来県。 【2】久間防衛大臣の辞任で終らせてはならない。 【3】総理の消費税あげ容認発言。 【4】「改革」の中味を語れ。 【5】先週までの主な活動 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】鳩山幹事長 来県。 ●7月6日(金)午後5時。谷ひろゆき支援のために、鳩山幹事長が 来県。まず宇都宮戸祭の谷選挙事務所予定地を訪問した。私は、 事務所前でお出迎え、その後に予定された記者会見の司会を務めた。 ●通常国会閉幕の翌日に鳩山さんは本県入りしてくれた。 本県を最重要視していることの現れである。 ●事務所に入るや否や、事務所スタッフ、そして支持者の皆さんに、 ねぎらいと激励の挨拶。その後、25分過ぎから記者会見。 ●一部の記者さんから、先日の宇都宮で行われた中央決起大会でも、 党三役がこなかったが、党本部は本県を重要視していないのでは、 との質問もあった。鳩山さんは、それを明瞭に否定した。 そんなことは全くない。現職同士が、一議席を巡って一騎打ちの激突を するのは、全国の選挙区の中で栃木だけ、ここで谷さんが勝てるかどうかが、 今回の参議院選挙の全てであり、党本部としても最重点の選挙区と 考えている、と答えた。 ●さらに本県で訴えたいことはとの質問に対しては、民主党の農業政策を 第一にあげた。相手方陣営に農協関係の支持が熱いことを意識した発言で あるし、戦略のポイントでもある。 ●いづれにしても、本日は、事実上の選挙戦の初日、その日に栃木を選んだ ことに、最重点区と考えていることが端的に現れていると言うべきであろう。   ●記者会見を45分までになんとか終らせて、鳩山幹事長は2箇所の演説会場へと 移動。私は、2番目の演説会場である、JR宇都宮駅西口に先乗り。 先行の福田衆議院議員の演説の後、谷支援の演説を行い、谷さんが到着するのを 待った。 ●谷さんの決意表明の途中で鳩山幹事長到着。20分余の演説を行った。 久間辞任問題、年金問題、さらには消費税など、それぞれポイントを付いた 力強さに説得力が加わった素晴らしい演説だった。鳩山さんも、さらに大きく 成長しているなと感じた次第である。 ●いづれにしても、全国29ヶ所の一人区の多くで民主優勢が伝えられつつあるが、  谷さんが急激に追い上げているものの、相手方が先行しているとのマスコミ評が、  まだ多い。しかし、栃木でも雰囲気は急激に変わってきている。この日の、  遊説カーを取り囲むペデストリアンデキッキの上から激励してくれている人の  多さにそれを感じた。 【2】 久間防衛大臣の辞任で終らせてはならない。 ●原爆投下が「しようがない」との発言の結果、彼は防衛大臣を辞任した。  初めての防衛大臣であると同時に、失言で辞任したはじめての防衛「大臣」として、  防衛省の歴史に名を残すことになった。 ●まず、辞任は当然である。核廃絶の先頭に立って世界の平和に貢献する、  これこそ全ての日本国民の不変の願いである。その基本を理解しない防衛大臣は、  わが国の未来にとって有害である。 ●こんな防衛大臣の罷免を当初は明確に拒否していたのが安倍総理である。  このことはなにを意味しているかを深く考えておくべきである。つまり、防衛大臣の  発言の背景にある外交・安保に対する基本認識を総理も共有していると言うことである  。 ●久間発言のポイントは 1 核の抑止力への抑止力の積極的な容認。 2 原爆投下の被害者への軽視。  3 アメリカの原爆投下の容認。   この3点だと思う。この3点についての容認が二人の共通点である。   ここがきわめて重要である。 ●辞任の理由が「参議院選挙に迷惑をかけるかもしれないから」というのも  きわめて不見識な言い分である。「しようがない」発言を誤ったものとして撤回して  いない。あくまで選挙の都合でやめる。これも自民党政権の本質をよくあらわした言い  回しではないだろうか。 ●これらを総合すると、安倍総理のよく使う「戦後レジーム」の脱却の真意が  明らかになってくる。それは、戦争の反省にたった平和の体制をこの辺で捨て去る、  それ以外の何者でもないと言うべきである。  だからこそ、安倍政権打倒、自民党政権打倒と言わざるを得ないのである。 【3】 総理の消費税あげ容認発言。 ●安倍総理は、先日のテレビ出演で、「消費税を上げないとは言っていないですよ。」  と発言した。選挙後の本格的な税制論議のなかで、消費税を上げる余地もあると示唆した  ものと受け止めるべきだろう。しかし、それと同時に参議院選挙ではこのことは争点に  しないとも明言している。総理の発言は、国民に対して姑息であり卑怯である。   ●もし参議院選挙で、与党に対してそれなりの評価がでたら、そのとき総理はどう言う  だろうか。おそらく、「争点」にはしないが「言及」はしていたので、消費税のアップ  をお願いしようとなるのに決まっている。こんな重要な政策課題を意識しているのなら、  むしろ選挙戦で明らかにすべきではないか。 ●民主党は、党内で様々な厳しいはんたいもあったが、小泉政権の五年半で国民負担が  9兆円も増えた。これは消費税に換算すると3%以上のアップに相当するから、  絶対に消費税を上げないことを最優先の約束とすべきであるとの結論に達した。   ●自民党は、この点を批判する。しかし、批判だけで自分がどうするかは言わない。  国民に言わないままで選挙をやり過ごそうとする。これは、自民党のよくやるずるい  戦術である。 ●自民党にとっては、選挙は国民からの「白紙委任状」のとりつけと考えてきた。  選挙に勝てば、そのあとなんでもできる。先のことを縛られないように、うまく  すり抜けてしまえばよいと考えている。   ●民主党は、消費税をあげないと言い切って選挙に臨む。それなら、自民党は  どうするのか。明らかにすべきだろう。 【4】「改革」の中味を語れ。 ●安倍総理は昨日、就任後初めて本県入りした。そのときの演説の内容が気になる。  というのも、あいかわらず内容の不明確な「改革」を語って、選挙民にアピールした  気持ちになっているからである。総理に言いたい。改革の中味なのです。  改革の結果、この国をどんな国にしようとしているのか、それを具体的に有権者に  語るべきなのです、と。 ●中味を明らかにしない「改革」ほど、こわいこのはない。  なぜなら、それは「改革」という名の白紙委任状を政治家に与えてしまうことに  なるからである。小泉前首相の「郵政改革」がその典型だった。   ●あのとき、国民のどれだけが「改革」の内容を知って投票しただろうか。  小泉圧勝の原因は、改革の中味ではなかった。原因は、刺客騒動で少々される  「改革」の意気込みでしなかった。そんな目くらましを意図的にやった小泉  政治は、まさに反民主主義的だと考える。 ●どうも安倍総理の語法もそれと似ているようだ。 ●私たちは、この国を競争原理だけの国にしたいとは絶対に思っていない。  公正なルールの確立した競争社会、弱者に暖かい配慮が行き届いたぬくもりのある  社会にしたいと思っている。改革の中心軸に何をおいているのか、総理はまずは  そこを明言して「改革」を言うべきである。 【5】 先週の主な活動 ■7月2日(月) 08:00 第752回マンデーレポート ■7月4日(水) 17:00 谷ひろゆき総合選対民主党JR小山駅西口街頭演説 18:00 谷ひろゆき総合選対民主党JR宇都宮駅西口街頭演説 ■7月5日(木) 09:30 参議院憲法特別委員会理事会 09:40 参議院憲法特別委員会 09:50 参議院法務委員会理事会 10:00 参議院法務委員会 ★両委員会とも期末処理。請願の審査。 10:15 民主党・新緑風会常任役員会 10:30 参議院民主党議員総会 11:00 参議院本会議 ★扇議長、今泉副議長ともどもに今期限りでご勇退される。  大変お疲れ様でした。とくに扇議長は議長挨拶の中で、今国会が  さまざまに参議院の良識を疑わせるような異例の審議があったことを  示唆。野党のわれわれからは、かなり率直な与党の議会運営批判に  聞こえた。無理やりの会期延長、しかも異例の徹夜国会、委員会無視の  中間報告手続き、そして、残り会期5日間も無為に経過などといった、  常識はずれの対応に終始した会期末の状況を、かなり怒っているのだなと  推測された。この発言に野党は大いに拍手、与党席からは拍手皆無だった。 12:00 参議院民主党議員総会 ★民主党会派では今期引退される方は7名。花束贈呈、簡素な惜別の会と、  出陣式を兼ねた総会となった。 13:30 民主党両院議員総会 18:00 連合栃木議員懇緊急選対会議 18:45 谷ひろゆき宇河地域各級議員緊急選対会議 ■7月6日(金) 14:00 谷ひろゆき街頭宣伝(宇都宮市内)  ★事実上選挙戦 スタート。谷事務所を午後2時に出発。  塚原たけしげ市議と中心部から北部にかけて遊説。  宝木団地、ロマンチック村、などで街頭演説。  谷さんも途中から同乗。   17:20 谷ひろゆき総合選対「鳩山幹事長を迎えての記者会見」 (参照 上記【1】) 18:00 谷ひろゆき総合選対「鳩山幹事長を迎えての街頭演説」 ■7月8日(日) 14:00 谷ひろゆき「わたらせ地区街頭演説」 ★足利市アピタ前からスタート。足利・佐野など県南各所で  街頭演説。谷ひろゆき支援を訴える。