国会通信 No.754
【自民党大敗】
2007/7/30 (マンデーレポート754回の要旨)
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【1】自民の競争社会か。それとも民主の共生社会か。
【2】選挙戦で、とくに訴えたこと。
【3】総理は、自己過信シンドロームで自滅した。
【4】敗北の意味が分からない首相。
【5】先週までの主な活動
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【1】 自民の競争社会か。それとも民主の共生社会か。
●現在7月29日午後4時過ぎ。松が峰の簗瀬事務所では、電話による運動が
まだ続いている。投票箱のふたが閉まるまで、最善の努力をしよう。そんな気持ちで
秘書たちが電話をかけている。
●新聞マスコミの世論調査では、民主好調、非改選とあわせて参議院第1党の
可能性が高い等々の報道がされている。上滑りが心配だ。最後まで引き締めていけるか
どうか。この一点に尽きると思う。
●選挙戦では、まず政権交代と政策選択の意義を訴えた。そして、自民党がめざす
競争社会と、民主党が目指す共生社会のどちらを選ぶのかと有権者に訴えた。
●「改革を止めるな」は、いつのまにか自民党の専売特許のようになり、安倍総理も
最後までこのスローガンを連発していた。ほんとに、安倍総理は見えていない。
もはやこのキャッチコピーは賞味期限が切れている。小泉総理の退陣とともに、
「改革」を声高に叫ぶ自民へ、国民は不信の目を向け始めた。この潮目の変化を
彼はまったく実感できていない。おろかな総理である。
●安倍総理は「改革」の具体的な内容を語ろうとはしない。この点にも国民は
じょじょに、いかがわしさを感じはじめている。このことすら、安倍総理は感づいてい
ない。国民感情への鈍感さ。安倍総理の一番の敗因は、ここにある。
●こんかいできるだけ多くの地域の街頭でうったえようと心がけた。
したがって演説時間も、5分前後の短時間できりあげようと勤めたので、端的な
演説にせざるを得なかった。
【2】 選挙戦で、とくに訴えたこと。
●さて、そんな状況のなか街頭演説での訴えたことは、おおむね以下のとおりである。
1 安倍総理の言う「改革」は、この国のすべての分野に競争原理を広げることである。
2 その結果として日本社会にはさまざまな格差が急激に拡大している。
3 勝ち組と負け組みに引き裂かれるようなこの国は、
とても「美しい国」とは言いがたい。
4 民主党は、競争の前提として、公正なルールの確立が必要と考える。
5 民主党は、競争のスタートラインの格差の是正は、政治の最大の責任と考える。
6 これら二つの原理をあわせた社会こそ民主党の目指す「共生社会」である。
7 マニフェストの3つの約束(年金、子ども手当て、農家への戸別所得補償制度)は、
この共生社会を実現するための緊急で最大の課題である。
8 年金については、自民党のようなコンピューターの内部処理で済ますべきではない。
紙の台帳とコンピューターの突合せにまず着手すべきである。
9 3年前の年金法の強行採決は、今後14年間続く、かけ金・保険料の自動的な値上げ
を決めてしまった。この法律を撤回させなければ、今後11年間は、私たちの年金に負担
はあがっていく。この法律を廃案にするためには、政権交代しかありえない。
10 こども手当て、月額2万6千円、中学卒業時までの支給は、少子社会への
最大の対策であると同時に、競争社会のスタートラインでの教育格差に対する
対策でもある。所得格差が、教育格差につながり、教育格差が雇用格差を生み出す、
自民党政治の競争政策は、このような格差の連鎖反応を生み出している。このままでは、
いつしかこの国も21世紀の新たな身分制社会を作ることになってしまう。
こんなことは絶対に許せない。
11 自民党農政は、ことしから4町歩未満の農家には補助金を与えないといった、
逆差別の補助金政策を打ち出した。農業の国際競争力をあげるための規模拡大と
いう大義名分の下に、まったく勘違いの競争政策を打ち出している。日本の農家の
平均耕作面積は1町歩余。大半が兼業農家であり、中小農家である日本農業に対してこ
のような政策を持ち込むのは完全に誤りである。食の安全が問われている。
食料自給率を上げるためにも、先進国の農業政策で常識的に行われている、
農家への所得補償制度を創設すべきである。
【3】総理は、自己過信シンドローム(症候群)で自滅した。
●期日前の投票は、すでに全有権者の1割を越えた、そんなニュースが流れた。
当日投票分は、午後2時段階で前回並み。あわせると前回よりも5%程度高まるかも
知れない。
●鬱積した国民の不満と、自民党政権への不信。それが底流にある。
さらに、衆議院3分の2を背景にした力の政治への恐怖感が加わった。
そして失言ドミノの閣僚たち。自らの任命責任を問われるのを恐れて、
問題閣僚への的確な対応ができない安倍総理。政治と金の問題が、
若手政治家すら汚染していることの嫌悪感。これらの長期政権の
末期的症状が、民主党の訴えを急浮上させた。
総理は、もっと、もっと、国民を恐れるべきであった。
●自己過信シンドロームの安倍総理、その症状はかなり深刻である。
なにしろ、ここ栃木に3度入ってくれた。最終日にも、4度目の来県が
あるかもしれないと言った情報が流れていた。2度目くらいは、恐れた。
しかし、3度目はあきれた。
●自分が入れば、支持率がかならず上がると過信している。
動員と物見高さで集まった群集を、自分への評価と誤認している。
政治のリアルな実感力、認識力の乏しさ。それが安倍総理自身の
最大の欠陥ではないか。
●総理が来る、陣営は、動員をかけざるを得ない。結果として、
運動はとまる。わが陣営としては、願ったりかなったりだ。
中越地震の初日に自分ほか3大臣を被災地に投入した。
大臣警護のために、災害対策が疎かになる。このリアルな現実への
想像力はあまり働かないようだ。国会対策から、政策選択や、
選挙戦術まで、すべて自己過信の失敗であることを知るべきである。
【4】 敗北の意味が分からない首相。
●選挙の結果が出た。あと4議席残すだけ。民主大勝利である。
(現在 午前2時) 栃木も谷候補が48万4900票を獲得。
国井候補を10万票以上 離しての大勝利である。
●自民党政権の競争政策は、社会の各方面にさまざまな格差を
生み出した。そのことへの鬱積した国民の怒りが爆発したのだと思う。
マニフェストの「3つの約束」、そして福祉政策、社会保障政策を一貫して
追求してきた谷さんの実績、そして競争政策への不信と懸念が、
それぞれあいまった大きな勝利だと思う。
●総理は、はやばやと中川幹事長の辞任と引き換えに、居座りを
決め込んだ。麻生外相は「政策は間違っていなかった。手法が間違えた。」
などと言っている。敗北の意味はその程度なのだろうか。
●敗北の意味が分かっていない。
あるいは分かっていて、あえて知らぬ顔をしている。
●敗北の意味は、小泉改革路線への政策的な不信任である。
私はこのように捕らえるべきだと思う。その深い反省が自民党にはない。
敗北の意味を捉えられなければ再起もない。
●病根は相当深いようだ。
【5】 先週・先々週の主な活動(7/9〜7/29)
■7月9日(月)
08:00 第753回マンデーレポート
■7月10日(火)
10:00 谷ひろゆき街頭活動(那須方面)
■7月11日(水)
終日 企業まわり
■7月12日(木)
10:00 谷ひろゆき出陣式
★総合選対委員長として挨拶。
12:00 谷ひろゆき政連車遊説・街頭演説(宇河地区)
18:20 JR宇都宮駅街頭演説
18:45 谷ひろゆき「菅直人代表代行を迎えての街頭演説」
★菅代表代行 宇都宮入り。前座として演説。
■7月13日(金)
11:00 谷ひろゆき政連車遊説・街頭演説(那須地区)
★ 大田原市を中心にした街頭演説。
5分前後の短時間での訴えとして、できるだけ多くの地域での演説
を行った。29箇所。
19:00 谷ひろゆき個人演説会
■7月14日(土)
午前 後援会まわり
13:00 天王祭
★ 顧問を務める江野町商店会のみこし会所を激励。
午後 後援会まわり
17:00 龍三会万鐙神輿渡御で顧問として挨拶。(上三川地区)
■7月15日(日)
09:00 宇都宮柔道連盟第27回宇都宮市小学生柔道大会
★宇都宮市柔道連盟の顧問として子供たちに激励挨拶。
13:15 谷ひろゆき政連車遊説・街頭演説(宇河)
■7月16日(月)
11:00 鈴木キセ様弔問
12:15 谷ひろゆき本隊車 遊説・街頭演説(さくら市・那須方面)
■7月17日(火)
07:50 谷ひろゆき政連車 遊説・街頭演説(わたらせ)
14:30 企業訪問
■7月18日(水)
午前 企業まわり
19:00 谷ひろゆき第5回企画戦略会議
■7月19日(木)
09:30 谷候補・風間候補・白議員との遊説・街頭演説
13:30 栃木5区企業まわり・拠点まわり
18:00 谷ひろゆき宇河選対会議
19:00 谷ひろゆき「添田宅個人演説会」
■7月20日(金)
09:30 朝礼で支援要請
10:00 朝礼
11:30 谷ひろゆき政連車遊説・街頭演説(わたらせ)
13:30 国会議員の妻本音でトークショー冒頭挨拶。※マリアージュ仙水
★ 菅信子、鳩山美由紀、前原愛里の「OH!勝手レディース」が応援に来県。
本件選出の4国会議員婦人連も一緒に訴え。
14:30 谷ひろゆき政連車遊説・街頭演説(わたらせ)
18:30 国会議員の妻本音でトークショー※プリオパレス足利
■7月21日(土)
06:20 谷ひろゆき 宇都宮市中央卸売市場練り歩き
10:30 谷ひろゆき政連車遊説・街頭演説(宇河)
19:00 谷ひろゆき総合選対会議
■7月22日(日)
08:00 谷ひろゆき本隊車遊説・街頭演説(宇河)
13:00 谷ひろゆきユニオン通り→オリオン通り→日野町商店街練り歩き
13:20 東武デパート前街頭演説→練り歩き
14:00 寿司忠前街頭演説→練り歩き
14:40 オリオン通り東口街頭演説→練り歩き
15:20 二荒山前街頭演説
15:30 谷ひろゆき本隊車遊説・街頭演説(宇河)
18:00 谷ひろゆき南部地区個人演説会
18:30 谷ひろゆき城東地区個人演説会
19:00 谷ひろゆき戸祭地区個人演説会
★連日のハードな日程。なんとかこなすことができた。
■7月23日(月)
08:30 企業朝礼で支援要請の挨拶。
午前 企業まわり
13:00 谷ひろゆき本隊車 遊説・街頭演説(下都賀)
■7月24日(火)
07:50 谷ひろゆき政連車 遊説・街頭演説(わたらせ)
■7月25日(水)
08:30 協力企業での朝礼で支援要請。
10:00 谷ひろゆき「岡田克也副代表を迎えての街頭演説」(佐野市)
11:00 谷ひろゆき「岡田克也副代表を迎えての街頭演説」(足利市)
11:30 谷ひろゆき本隊車遊説・街頭演説(佐野地域)
18:30 谷ひろゆき「わたらせ地域個人演説会」(足利市)
19:15 谷ひろゆき「わたらせ地域個人演説会」(足利プレオパレス)
■7月26日(木)
08:30 協力企業で朝礼
09:30 とちぎテレビ取材
15:00 谷ひろゆき本隊車遊説・街頭演説(日光地域)
19:30 谷ひろゆき「蓮舫を迎えての街頭演説」
■7月27日(金)
07:50 労組門立ち
08:15 谷ひろゆき本隊車遊説・街頭演説(那須地域)
15:40 谷ひろゆき政連車遊説・街頭演説(宇河)
18:00 谷ひろゆき清原地区個人演説会
■7月28日(土)
06:20 谷ひろゆき政連車遊説・街頭演説(宇河)
19:45 谷ひろゆきマイク収め式
■7月29日(日)
10:00 JPU塩那地方支部第46回定期大会
19:30 選挙 開票。
20:55 NHK「谷・当確」情報。勝利宣言。