国会通信 No.760

 【茶番劇の総理選出】

2007/9/26 (マンデーレポート760回の要旨)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】 茶番劇の総理選出。 【2】 直近の民意は小沢一郎。 【3】 栃木1区の公認は石森さん。 【4】 先週の主な活動 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】茶番劇の総理選出。 ●福田・麻生の茶番劇を延々と映し出すテレビメディア。そろそろ食傷気味になって  いた昨今だったが、とうとう本日福田康夫氏が総理に選出された。 ●総裁選挙のさなかで、真剣な敗北の分析がなされたことは一度もなかった。  敗北の総括が徹底しなければ、進歩は絶対にない。私はそう信じている。  総裁選挙をやるならば、自らの傷口に、塩をすりこむような、痛みを伴う自己分析が  必要である。それが行われなかったのは、自公両党にとってはもちろんのこと、  国民にとっても不幸である。 ●小泉総理は、「改革」という名の競争政策を唱えた。安倍総理になって、  その痛みから、国民の視線をそらそうとして、「美しい国」「戦後レジーム」といった  独りよがりの媚薬を添加した。福田総理は、「改革」を続けながら、「自立と共生」  を持ち出してきた。相変わらずのその場しのぎ。表面的な取り繕いを続けている。 ●70歳から74歳の医療費負担アップを決めておきながら、これを撤回。  障害者の自己負担を求めながら、これを凍結。臆面のない、恥を知らない  ひょう変ぶりにはあきれ果てる。 ●あるいは これが 本来の自民党の姿なのかもしれない。  羊の皮を巧妙に被った狼こそ、より強く軽快すべきではないか。 ●いまや民主党が提起した地方や格差の問題を、自公政権も  丸呑みしてきた。しかし、これではいつまでたっても二大政党制の対立軸が  定まらないではないか。たとえば、格差の問題が、改革の軽い弊害でしかないのか。  それとも、本質的な害悪と捉えるべきなのか。国民の前で、正々堂々と、  真摯な政策論議をすべきであろう。 【2】 直近の民意は「小沢一郎」。 ●9年ぶりに、衆参で首班指名の結果が異なった。  9月25日、衆議院本会議は福田康夫氏を内閣総理大臣に指名したが、  参議院本会議は、小沢一郎氏を内閣総理大臣に指名した。  両院で、異なる指名をしたのは1998年以来、9年ぶりのことだ。 ●参議院では、小沢氏の得票は  1回目 117票 。   2回目(決選投票) 133票。 1回目は、他の野党3党はそれぞれの代表を指名したために、決選投票となった。 ●その後、国対委員長として、小沢代表の野党各会派対する御礼挨拶まわりの  先導役を務めた後、両院協議会に臨んだ。 ●憲法の規定によって、衆参の指名が異なる場合には、両院協議会を開催  しなければならない。院議を構成した会派が各10名ずつメンバーを  出すことになっている。参議院で「小沢」と書いた会派から10名選ぶわけだが、  民主から7名、共産、社民、国民新党、各1名として、野党結束の姿を見せることとし  た。 ●もちろん私にとっても、初めての両院協議会であったが、印象的だったのは、  他の野党が意見表明の中で、「直近の国民の総意」は小沢首班望んだと見るべき、  と明言してくれたことだった。まさに一番近い国民の総意は、民主党代表をこそ、  総理にと望んだのである。 ●憲法の規定により、内閣総理大臣の指名は衆議院優位となっている。残念ながら  このことを否定することはできない。改めて、衆議院選挙に勝つしかないのだと  実感させられた。 【3】 栃木1区の公認は石森さん。 ●9月18日(火) 民主党栃木県連の常任幹事会が開かれ、次期衆議院の  栃木1区の公認候補者として石森久嗣(ひさつぐ)さんを決定した。その旨  党本部に上申し、本日開かれた党本部の常任幹事会で正式に決定された。 ●石森さんは済生会病院の脳外科医長。そしてかつては慶応のラグビー部で  全国制覇したこともあるラガーマン。このまま自民党の医療行政が続けば  まちがいなくこの国の医療は崩壊する、そんな危機感で党本部の公募に  応募した。 ●政治評論家の森田実さんは、石森さんの伯父さんにあたる。応募するに  あたって相談し、14年間の外科医生活を完璧に捨てきれる覚悟があるなら、  挑戦すればよい、とアドバイスされたそうだ。 ●強固な船田地盤に、体当たりでぶつかる石森さんの勇気は、われわれ自身を  熱くする。最後に説得に応じてくれた奥さんへの感謝の思いを語りながら、顔面高潮し  、声を振り絞って訴えた石森さん。その姿は、出席していた県連幹事のすべての  心を打った。がんばろう。石森さん。 【4】 先週の主な活動 ■9月17日(月) 10:00 宇都宮昭和地区敬老会 11:30 御幸本町南敬老会 13:30 行政相談 1件 ■9月18日(火) 08:00 第759回マンデーレポート 10:00 民主党役員会 12:30 野党国対委員長会談 ★山岡国対委員長から、他の野党に対して、来るべき首班指名選挙では、  小沢一郎氏をお願いしたいと要請した。共産、社民、そして国民新党とも  参議院の決選投票においては小沢一郎氏に投票したいと明言した。 13:30 参議院民主党・自民党国対委員長会談 16:00 NTT労組インタビュー 17:00 民主党・新緑風会国対報告会 ★鳩山幹事長が、政治改革以来、今日に至るまでの、政治の大きな流れに  ついて講演した。 19:00 民主党栃木県連第2回幹事会 ★石森久嗣さんを、衆議院栃木1区の公認候補者として、  党本部に上申することを決定した。 ■9月19日(水) 12:30 民主党財政金融委員会打合せ 18:30 民主党国対役員懇親会 ■9月20日(木) 10:30 野党国対委員長会談 12:00 民主党議院運営委員会理事との打合せ 18:00 王毅中国大使離任レセプション ■9月21日(金) 13:00 参議院野党国対委員長会談 14:00 民主党国対委員長定例記者会見 ■9月22日(土) 09:30 あつみ幼稚園秋季大運動会 10:00 大運寺第2回秋のお彼岸美術展覧会 13:30 JAM栃木第9回定期大会 18:30 谷ひろゆき総合選対解散式 ■9月25日(火) 10:00 民主党役員会 11:00 民主党常任幹事会 12:50 民主党参議院議員総会 13:30 参議院本会議【首班指名選挙】 15:00 参議院本会議【両院協議会選挙】 15:15 両院協議会 16:00 両院協議会 17:00 参議院本会議【両院協議会報告】 17:15 民主党参議院国対報告会 ★ めまぐるしく動いた1日だった。