国会通信 No.782
【福田政権に統治能力なし】
2008/3/24 (マンデーレポート782回の要旨)
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【1】日銀総裁の再提示は、統治能力なしの証明。
【2】田波氏を不同意にした理由。
【3】先週の定例記者会見。
【4】先週の主な活動
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【1】日銀総裁の再提示は、統治能力なしの証明。
●23日、宇都宮市内で石森ひさつぐさん(次期栃木1区の衆議院立候補予定者)の総
決起集会が開催された。私も、選対委員長として激励の挨拶をした。
●石森さんの慶応大学ラグビー部時代の上田監督や、済生会病院の
産婦人科医長の飯田さん、そして脳梗塞の患者さんとして石森さんの手術をうけ、
命を救われた佐藤さんなど、政治家ではない方々から心温まる激励メッセージが
披露され、とても暖かなエネルギーが満ち溢れていた。
●石森さんの伯父さんにあたる政治評論家の森田実さんが記念講演を
おこなったが、印象に残ったのは政権交代の4つの条件と言う話。
第1は、政権の統治能力の喪失。
第2は、国民の政権交代への期待感の高まり。
第3は、代わりうる勢力の存在。
第4は、総選挙の実施。
そのいづれもが、着々と成就しつつあるとの話だった。
だからこそ、与党は首相の首をすげ替えても、解散はしないだろうというのが、
森田さんの話だった。
●解散に追い込むと言う大戦略で全力をあげている私にとっては、解散の時期につい
ての森田さんの結論は、簡単にはうなづけないが、話の大筋はもちろん
納得できる。特に、大蔵上の次官経験者を、性懲りもなく提案し続ける福田首相の
対応こそ、福田政権の統治能力の欠如とする指摘は、大納得である。
●武藤でまとめると言った民主党の重鎮が誰であるかなどは、詮索する気持ちすらな
い。民主党が明白に拒否してきたのは、大蔵省の天下り人事の頂点に日銀を位置づけて
きたこの国の長い風習である。大蔵省の次官経験者でなければ、日銀総裁に
なれないのかと言いたい。そのことに明確にノーと言い続けてきた。
●こんな明らかなメッセージを無視し、性懲りもなく次官経験者に固執する。
現状分析もできなければ、政治的な決断もできない。まさに福田政権の統治能力は
ゼロである。
●自民党は、いまや、議長あっせんに最後の期待を寄せているようだが、
自ら強行採決で、合意事項を踏みにじっておきながら、あまりにも虫が良すぎる話だ。
さらに、「あっせん」を「裁定」にすりかえて、特に参議院議長に対して圧力をかけよ
うとする与党幹事長の言は、実に姑息な詐術である。ここにも、もはや、政権の運営能
力を見出すことは困難である。
●一刻も早く、政権を交代しなければならない。
【2】田波氏を不同意にした理由。
●田波氏を不同意とした民主党の理由は以下の通りである。
上記の理由:@金融市場に密接に携わった実績が不明であり、金融理論、経験、
手腕などの観点から日銀総裁として積極的に推挙する理由がない。
A特に国際的な金融問題への対応、各国の金融当局者と緊密な
コミュニケーションができるのか不明であり、サブプライム問題等
現下の世界経済の課題に適切に対応できるかに疑問が残る。
B大蔵事務次官在任中に続発した金融危機に際し、金融危機管理審査
委員会(佐々波委員会)の公的資金注入や長銀・日債銀の破綻等の
金融危機に対して、財政的観点にこだわる余り、適時・適切な対策
を講じえなかった。結果として不良債権問題の拡大・長期化を招き
日本経済に「失われた15年」をもたらした責任がある。
C財務省・日銀のたすきがけ人事は好ましくない。
財務省事務次官経験者に固執する福田内閣の姿勢には、財務省の
財務省による財務省のための人事配置ではないかとの疑念を強く
するものである。
【3】先週の国対委員長 定例記者会見(民主党hpから)
■2008/03/19
日銀人事の対応は官僚主導から国民主権の国家に改める第一歩 簗瀬参院国対委員長
簗瀬進参議院国会対策委員長は19日午後、国会内で定例の会見を行い、同日参議院本
会議で日銀総裁人事の再提示案が不同意になったこと、参議院予算委員会での審議にお
ける今後の展望などについて、記者団に語った。
はじめに簗瀬参議院国対委員長は、参議院予算委員会の状況について「今週は道路問
題の集中審議(が開かれた)。来週はイージス艦事故、年金問題、経済問題の集中審議
を行っていきたい」と述べ、濃密な委員会運営を行う方針を示した。
あわせて予算案に関する公聴会の開催について「現在の医療費削減の方向を決定付け
た経済財政諮問会議の委員を呼んでヒアリングする」と語り、小泉改革がいかに医療福
祉、社会保障の切捨てにつながったのかしっかり検証し、責任を明らかにする考えを表
した。
次に同日、日銀人事と政治改革適正化委員会の同意人事に関する採決が行われたこと
に対して、「同意人事制度において、議運(議院運営委員会)を中心とした画期的なヒ
アリングが行われたことを評価したい」と表明。人事をチェックしていくかたちが作ら
れたのは、民主党が参議院で第一党となった成果と述べた。
日銀総裁ポストの空白に対し与党から批判の声があることについては「批判する前に
、非常に不見識な人事の再提示をしたご自身の非を見つめていただきたい」と応酬する
とともに、今回の日銀総裁人事への不同意をきっかけに、財務省をはじめとする官僚主
導型の国家から、国民主権の国家に改める大きな第一歩であると意気込んだ。
さらに簗瀬参議院国対委員長は、政府が日銀総裁人事に武藤候補、田波候補を挙げた
ことについて「財務省の事務次官経験者しか日銀の総裁を認めず、財務省による日銀支
配を貫徹したいという執念がこれ程強いものと改めて見せつけられた」と語り、国民を
顧みない財務省のやり方を厳しく批判した。
最後に、民主党が提出した租税特別措置法改正案(議員立法)を参議院で採決した場
合、与党側が政府案を否決したとみなし、憲法59条第2項により、衆議院において政
府案を2/3の再議決で成立させる考えがあることについて、「憲法を捻じ曲げた解釈
、国会法に無いような手続きを与党が行う可能性がある。財金、国交、総務での委員会
審議は状況を見極めながら行っていく」と、何でもありの与党側の策略に対して慎重な
対応で進めていく姿勢を表した。
■2008/03/21
租特法改正案での憲法59条に対する与党の明確な対応を求める 簗瀬参院国対委員長
簗瀬進参議院国会対策委員長は21日午後、国会内で定例の会見を行い、租税特別措置
法改正案を巡る与党側の不穏な動きや来週以降の参議院予算委員会での審議における今
後の展望などについて、記者団に語った。
はじめに簗瀬国対委員長は、同日午前に参議院与野党国対委員長会談を開催したこと
を報告。
与党側が24日に本会議の開会を求めてきたことに対して、租税特別措置法改正案を
巡り、民主党の対案を参議院で可決した場合、政府案を否決もしくは修正とみなし、政
府案を衆議院で2/3以上の賛成で再議決する動きがあることから、「憲法59条第2
項の適用問題について、確たる与党側の対応を明示すべき」との理由で、与党の要求に
は応じられないと述べた。
さらに簗瀬国対委員長は、「我々の求めているもの(59条に対する与党の対応の明
示)は明確なもの」とし、来週改めて与野党国対委員長会談を行うことを明らかにした
。
次に簗瀬国対委員長は来週の予算委員会について、「イージス艦事故、年金問題や物
価高や建設不況による経済問題など様々な問題が残っている中で、これらについての集
中審議もしっかり行わなければならない」と述べ、24日に本会議を開会するより、予
算委員会で審議を行うことの方が重要との観点から、先に予算委員会でイージス艦事故
に関する集中審議を開くとした。
【4】先週の主な活動
■3月17日(月)
08:00 第781回マンデーレポート
★二週連続で原稿代読によるマンデーレポートとなってしまった。
残念である。なにしろ、予算委員会が始まると、その前に必ず国対役員会を開くのが慣
例。月曜日ももちろん例外ではない。当然、主宰者としての私の出席は義務である。そ
のためにマンデーレポートの代理対応を余儀なくされる。辻立ちの現場感覚が
鈍磨しないように気をつけなければ、、、。
09:20 国対役員会
16:00 同意人事検討小委員会
PM 与野党国対委員長会談
■3月18日(火)
09:20 国対役員会
10:00 民主党役員会
11:00 民主党常任幹事会
11:30 同意人事検討小委員会
12:00 会派常任役員会
17:00 国対報告会
19:30 同意人事検討小委員会
20:00 同意人事検討委員会
20:15 民主党役員会
■3月19日(水)
09:20 国対役員会
11:30 議員総会
12:00 本会議
★田波氏は不同意(112:125)。
西村氏は同意となった(232:7)。
12:10 国対理事合同会議
13:00 民主・自民国対委員長会談
13:00 県選出国会議員団打合せ
14:00 定例記者会見
■3月21日(金)
09:20 国対役員会
11:30 与野党国対委員長会談
14:00 定例記者会見
14:30 事務所打合せ
■3月23日(日)
13:00 板橋連合事務局長様のご母堂の葬儀に参列。
15:00 石森ひさつぐ総決起集会