国会通信 No.785
【権力乱用は、どっち?】
2008/4/14 (マンデーレポート785回の要旨)
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【1】権力を乱用しているのはどっち。
【2】先週の国対委員長記者会見 (民主党hpから再掲)
【3】先週の主な活動。
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【1】権力を乱用しているのはどっち。
●4月9日、今国会になってはじめての党首討論が行われました。
私も、国家基本政策委員会の委員として、出席しました。
(国家基本政策委員会の任務は、党首討論の開催のみです。)
●前国会のときに行われた党首討論は衆議院の主催。したがって、
今回は参議院の主催となり、開催場所も参議院の第1委員室となります。
●小沢代表の席の後ろには、参議院の三役が座ることとなっており、
中央が輿石会長、その左隣に平田幹事長、右隣に国対委員長の
簗瀬が座りました。
●私は、小沢代表のすぐ後ろに座りましたので、ちょうど福田総理の表情を
正面から見上げる位置関係となりました。そのときの福田総理の印象を
率直に申し上げると以下の通りです。
●まずほとんど伏し目がち。小沢代表を瞬間的にしか正視しない福田総理。
おびえたような福田総理の弱々しい視線。そんな印象でした。
いったいどちらが総理なのでしょうか。
●また話の内容も、愚痴と世迷言のオンパレード。さらに、小沢代表の
道路財源についての問いかけにはまるで答えず、日銀人事について
質問を浴びせかけてくる始末。自ら、討論という政治家同士のコミュニケーションを
拒絶してきたのです。
●そして、挙句の果てに民主党は「権力を乱用」していると言ってきたのです。
法律で認められた同意権を、行使することが「権力の乱用」とは、まったく理解できな
い論理です。
●民主党は逆立ちしても日銀総裁・副総裁についての任命権は持っていません。
自らの考え方で同意・不同意をするだけの二次的な力しかありません。任命権者の
決定を最優先に考え、自らの指名に誤りなし、ただ素直に従うべし、こう考えている
政府こそ、任命権の乱用ではないでしょうか。
●自らの任命権の重みも理解せず、思うように行かなければ、全部相手が悪いとして、
自己反省しない。まさに福田総理こそ、本当の意味での権力乱用をなさっているのです。
●小沢代表は、お粥しか食べていない体調の悪い中で、とつとつと訴えました。
この国の官僚政治を打破しなければならない。その突破口として日銀人事を
考えているんだ。国民に分かりやすい明快なメッセージを送ることに全力をあげた
小沢代表の姿勢は、なかなかに立派だと思いました。
【2】先週の国対委員長記者会見 (民主党hpから再掲)
■ 2008/04/09
渡辺氏不同意は天下り構造を変えるためのきっかけ 簗瀬参院国対委員長
簗瀬進参議院国会対策委員長は9日午後、国会内で定例の会見を行い、日銀総裁人事な
らびに年金、道路問題をはじめ今後の国会日程や道路財源の修正協議について、記者団
に語った。
《日銀総裁・副総裁人事について》
はじめに簗瀬委員長は、同日本会議で日銀正・副総裁同意人事案件の採決が行われた
ことについて、「白川さんが総裁になられたことは大変良かった」との感想を述べた。
また「今までの財務省とのたすき掛け人事が明瞭に払しょくされた中での新しい日銀の
スタートが白川氏によって始まることは喜ばしい」と語った。
また、副総裁人事についても、「財務省が日銀を自らの天下り体系の一つとして位置
づけてきた長い歴史があったが、『財金分離』という考え方を3度貫かせてもらったこ
とは、国民にとって我々の姿勢が明快に伝わる結果となった」と渡辺副総裁に不同意と
したことを評価した。
さらに、我々民主党が「財金分離」を主張し、2度にわたり人事案件を不同意とした
にも拘らず、福田総理は3度目も「財金一体」に固執したことについては、「もう少し
冷静に構えていただきたかった」と苦言を呈した。
《これからの国会運営について》
次に簗瀬委員長は国会運営について、7日月曜は予算委の審議、昨日8日は厚生労働
、同日9日には党首討論、他にも財政金融や総務などの各委員会で年金や道路の審議が
行われていることに言及し、「4月は3月とは一変した濃密な審議を行い、与党の暴挙
によって審議ができなかった分を取り戻していく」と精力的に国会審議を行う方針を表
した。
《修正協議に入ることの前提とは》
続いて道路財源問題の修正協議について簗瀬委員長は、「総理ご自身の提案が内容的
に矛盾している」と指摘。「道路特定財源を例外なく一般財源化すると言いながら、暫
定税率は廃止しないというのは何を言っているのか分らない」とし、相矛盾した内容を
どう整理するのかと疑問を投げかけた。
加えて、首相の発言は手続き的に政党の中で意思決定手続きを踏まえていない点を指
摘し、「きちんとした所での機関決定がされるか、閣議決定をされるかが必要である」
と述べ、「手続きを踏まず、矛盾した内容そのままで修正協議に応じることは責任政党
のやることではない」と一蹴。内容、手続きともに整理された上で、修正協議に応じる
ことができるとの認識を示した。
■2008/04/11
与野党協議の前に財源特措法と総理案の整合性を 簗瀬参院国対委員長
簗瀬進参議院国会対策委員長は11日午後、国会内で定例の会見を行い、道路財源に関
する与野党協議への対応や、年金、道路問題を中心とした今後の国会での取り組みなど
について、記者団に語った。
《財源特例法案の審議入りの条件は、満たされていない》
はじめに、道路整備費の財源等の特例法案の本会議趣旨説明を14日に行いたいとす
る与党側の求めがあることに対して、「総理が先の緊急会見で道路特定財源を一般財源
化すると語られたことと、現在参議院で審議せよと迫られている法案の中身が真っ向か
ら矛盾している」と指摘し、与党の考え方がきちんと整理されなければ、簡単に審議に
入ることはできないとの考えを示した。
《来週以降の国会運営について》
次に来週以降の各委員会の取り組みにおいては、総務、財政金、厚生労働の各委員会
で、年金や道路問題に絞った形で地方視察ならびに地方公聴会を行うことを報告した。
《与党提案の矛盾解消が必要》
続いて道路財源の与野党協議に関して、首相の提案が与党側で了承された場合の、与
野党協議への民主党の対応についての質問に、与党側の提案である「暫定税率は残し、
一般財源化は実行するという内容に対して整合性が取れているのか見極めなければなら
ない。仮に整合性が取れていない提案であれば協議に応じれば混乱が起きる」とし、整
合性が取れていると判断できなければ与野党協議に応じることはないとの考えを示唆し
た。
そもそも、与党側の提案は整合性が取れているかとの記者団からの問いには、「整合
性は取れていないと思う。本来であれば総理の発言に法案を合わせるとしたら、現在提
出している財源特措法案を撤回して出し直すしかない」と財源特措法と首相が主張する
「道路特定財源を一般財源化」とは真っ向から矛盾しているとの認識を表した。
《法務大臣の死刑執行について》
また昨日10日に4人の死刑執行が行われたことについては、「法律の執行の形の中
で最も重い執行形態である死刑制度であるから、人が人を裁く時についての恐れや謙虚
な気持ちは常に持っていなければならない。死刑という制度がある以上は法務大臣には
執行命令を出すときの人間的なためらいや生命に対する恐れを持っていてもらいたい」
との考えを述べた。
【3】先週の主な活動。
■4月7日(月)
08:00 第784回マンデーレポート (スタッフ代読)
08:40 国対役員会
16:00 角田元副議長肖像画掲額
17:45 同意人事検討小委員会
★8日に、議運で意見聴取、財金部門会議、人事検討小委員会、人事検討委員会、
国会役員会の手順で党内の意思をまとめるとの段取りを決定しました。
■4月8日(火)
08:00 公務労働政策議員懇役員会
09:20 国対役員会
10:00 財政金融委員会
10:00 民主党役員会
12:00 会派常任役員会
16:00 下野新聞取材
18:30 同意人事検討小委員会
★白川さんの総裁就任について同意することは簡単に決まりました。
問題は渡辺さんの副総裁。小委員会としては、同意すべしと言う有力な意見も
ありましたが、最後の政治判断は親委員会に委ねるべきであるとして、
検討委員会の判断に委ねることtなりました。
19:30 同意人事検討委員会
★小委員会メンバーを除くメンバーが意見を述べ、最後は代表、代行、幹事長、
国対委員長の四役に任せることとしました。中座後、15分程度で四役が戻り、
全員一致で白川氏は同意、渡辺氏は不同意とすることになりました。
20:15 党役員会
■4月9日(水)
09:10 国対役員会
09:30 議員総会
10:00 本会議
★注目の日銀副総裁人事、票決の結果、不同意121、同意115。
6票差という結果でした。給油新法の120対118には及ばないものの、
きわどい結果でした。
12:00 国対・理事合同会議
14:00 定例記者会見
15:00 国家基本政策委員会(党首討論)(上記【1】参照)
17:00 UIゼンセン同盟政策懇話会総会
17:45 UIゼンセン同盟政策懇話会懇親会
■4月10日(木)
08:00 朝食懇談会
09:20 国対役員会
10:99 財政金融委員会
12:00 国対・委員長・会長・NC会議
13:00 民主・自民国対委員長会談
19:00 記者クラブとの懇談会
■4月11日(金)
09:10 国対役員会
09:30 議員総会
10:00 本会議
14:00 定例記者会見
■4月13日(日)
15:00 県連の会合