国会通信 No.802

 【福田さん 政権投げ捨て 他】

2008/9/8 (マンデーレポート802回の要旨)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】今井さん、市長選挙に出馬。 【2】福田さん、政権投げ捨て。 【3】小沢代表、宇都宮に。 【4】先週の主な活動。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】 今井さん、市長選挙に出馬。 ●宇都宮市長選挙に、今井恭男市議が立候補することが正式に決定しました。  そして8月29日の午後4時、県庁内の県政記者クラブで記者発表しました。  担ぎ出しの張本人である私も、この記者会見に同席しました。 ●今井さんは、宇都宮市会議員を6期務めた市政の大ベテランです。  現職市長や、その他の候補者と比較しても、比べ物にならないほどの  市政への深い知識と抱負を持っています。 ●現職市長が推進している、LRT(路面電車)計画にも、財政的な観点や、街づく  りの見地から、明瞭に反対しています。1日4万人の乗車見通しが  いかにいい加減なものなのかをはじめとして、計画の細部にわたる問題点を  知悉しています。さらは、全国のLRTある都市も、しっかりと実地に  調査しています。そんな彼の言葉、「宇都宮には軌道敷の文化が希薄。  だからLRTは無理なんだ」、には大変な重みがありました。 ●しかし、50万都市宇都宮市政の争点は、LRT問題だけではありません。  教育・医療・環境など、多岐な問題点があります。さらに、議会対策や、  行政マンに対する指導力など、中核市の市長としては、さまざまな能力が  要求されます。これらに対して、もっとも的確性を持った人が、市政6期の  豊富な経験と知識を持った今井恭男さんだと、私は確信しています。 ●民主党系議員団の会長として、宇都宮市議団を取りまとめ、参議院選挙、  衆議院選挙、そして県議選挙と、さまざまな選挙を一緒に戦ってくれました。  水島弘子さんの衆議院選挙の際でしたか、得意なコンピューターを駆使し、  目を真っ赤にしながら、遊説計画を立ててくれたときの今井さんの姿を、  いまもって思い出します。 ●LRT反対の陣営が、割れており、いわゆる選挙のパラドックスの心配が  ささやかれる中での、彼の決断です。私は今井さんに心から敬意を表したい  と思います。市政6期のキャリアの中で培われた、宇都宮市と宇都宮市民に  対する愛情。そして22年間市政に携わってきた者のみが知るさまざまな困難。それを知  りぬいた上での責任感。夜も眠れずに熟考した後の彼の決断でした。 ●今井さんは、悩みぬいた末に出馬を決断しました。そして、退路を断つために、勤  務先の松下電子を、定年前に退職することにしました。  宇都宮市と宇都宮市民の未来のために立ち上がってくれた今井さんの勇気ある決断に、  なんとしても応えなければなりません。今井さんの市長選挙の当選にむけて全力を尽く  す決意です。 【2】 福田さん、政権投げ捨て。 ●9月1日、総理の突然の辞任表明には、あきれ果てました。その日の午後、  9月12日召集の正式な申し入れを、自民党参議院国対委員長鈴木さんから  受けたばかり。鈴木さんは、総理とおなじ派閥のはず。彼自身も、まったく知ら  されていなかったわけです。ちょうどそのとき、私のほうから、冗談半分、皮肉  半分で、招集日も、定額減税も、なんでもかんでも公明の言うとおりで、  思うようにならず、総理はほとほと嫌気がさしているのではないの、などと  申し上げたばかり。鈴木氏も、余り反論せず、表情を見るとなんとなく同感している  様な感じ。そんなやり取りが、午後に行われていたから、あまり驚きはなかった。  「天邪鬼」と言われる総理、高いプライドをお持ちの総理、そして高貴さゆえの  「お気楽」な一面を持った総理だったら、きわめてやりそうなパターンだと思いました。 ●ただ安倍、福田と続く二代の「政権投げ出し」「無責任辞職」は、まったくの  国民無視、そして自己都合だけの幼児化現象であって、自民党がもはや政権担当能力を  完全に失ったことの証明だと思います。 ●しかも、政権を無責任に投げ出し、まったく必要のない政治的な空白を作り出してお  きながら、自らの辞任が自民党の窮地を救ったとばかりの雰囲気を福田さんは  漂わせています。愚かしい限りですね。 ●マスコミもマスコミ。本質的な問題点の追求はそっちのけ。政権投げ出しによる  国際的な信用の失墜や、景気対策の遅れなど、政治的な重大な損失についての  指摘よりも、先行投資の顔見世興業としか見られない、われもわれもの立候補宣言を無  批判に報道するばかり。大失態を、支持率挽回にすりかえる自民党の思惑に  完全に協力しているかのようです。 ●最近読んだ上杉隆さんの「ジャーナリスト崩壊」の指摘の通りですね。  事実と評価。前者は「通信社」の仕事、後者は「新聞社」の仕事。アメリカでは、  その役割分担が明快だが、日本では完璧にゴッチャになっている。本質論とは  無縁の些事を、無批判に垂れ流す。このような日本のマスコミの現状があるから、  いわゆる劇場型政治の片棒を担がされてしまうのではないでしょうか。 ●9月6日(土)、自治体議員フォーラム栃木の第1回勉強会が行われました。  第1部はネクスト厚生労働大臣の山田正彦衆議院が講演。第2部は私が  「国政報告」と題して30分の講演を行いました。 ●冒頭は、解散総選挙の日程について3通りのシュミレーション。  そして後半は、表紙を取り替えてもだめ。おなじ政党なら、政策転換には大きな限界が  あること。従来の政権の積み重ねてきた基本的な政策は、おなじ政党である以上、引き  つがなくてはならないこと。その例として、年金基本法と04年の骨太方針などをあげて  説明しました。 ●特に後者は、社会保障費を5年間で1兆2000億円削減する方針であり、小泉が決め、  安倍・福田ともにこれに拘束されており、おなじ政党の政権が続く限り、基本方針の撤  回などはありえないのです。だからこそ、政権交代が必要なのですと訴えました。 ●自民党は、今度も形を変えた劇場政治をやろうとしています。コップの中の  争いや些細な違いを、さもさも重要な政策論争に偽装する。ちょっとしたネタでも、ジ  ャーナリスティックな価値判断などそっちのけで、ただ垂れ流し的に報道するわが国の  マスコミ。これを徹底的に悪用するのが劇場型政治です。 ●そして残念なことに、それに乗せられる国民も少なからず存在する。  そこで生まれるのが、「ご祝儀相場」と言われる一時的支持率アップです。 ●しかし、国民は、賢明です。郵政解散でのせられて、与えた衆議院の「3分の2」が、  年金・道路・イラクなど、郵政とはまったく別の分野で悪用されていることにすでに気  がついているのです。さらには、90年代以降の自民党政治によって、この国の格差がど  れだけ拡大されたかを痛切に知っています。  自民党政治が続く限り、格差拡大の政治の流れを、根本から変えることは不可能だと言  う事を国民は見抜いています。 ●劇場型政治の主役は、05年選挙では小泉さんただ一人でした。  しかし、今回の舞台の主役は、一人では持てそうもありません。そこで、  共演者多数の乱立模様を仕掛けているにすぎません。まさに、長期間続いた  自民党政治の軽量化、人材不足を象徴する寒々とした光景ではありませんか。  そして、おなじ政党が続く限り、根本的な政策変更はできません。そんな真実を、  押し隠そうとする、卑怯なだましの政治は、もうこの辺で終わらせましょう。  それができるのは主権者としての国民の一票なのです。 【3】 小沢代表、宇都宮に。 ●9月7日(日)15:00 福田あきおとともに新しい日本をつくる会が  開催されました。 ●小沢代表も激励に駆けつけていただき、1000名を超える参加者をまえにして、  熱弁をふるわれました。 ●強く印象に残ったのは、かつての公平な日本社会が「格差拡大」社会になってしま  ったとの訴えでした。日本列島改造論のころの  小沢代表は、言うならば、市場原理主義的な一面も持っていたような印象がありますが  、今日の演説の内容は、むしろブレアさんの「第3の道」に近い考え方のように  受け取れました。小沢さんは、確実に進化しているように感じられました。 【4】先週 先々週の主な活動。 ■8月25日(月) 08:00 第801回マンデーレポート ■8月26日(火) 13:00 国対打合せ 18:00 宇都宮市長選候補者擁立委員会 ■8月28日(木) 18:30 エネルギー政策フォーラム ■8月29日(金) 13:00 打合せ 15:00 宇都宮市長選候補者擁立委員会 15:30 民主党栃木県第1区総支部幹事会 16:00 民主党栃木県連緊急幹事会 17:00 記者会見 ★宇都宮市長選挙に、今井恭男市議が立候補することが正式に決定しました。  県庁内の県政記者クラブでの記者会見に同席しました。  (参考上記【1】) 18:00 栃木青葉会有志懇親会 ■8月30日(土) 17:00 栃木県弁護士会関東十県会夏季研修会懇親会 ■8月31日(日) ★愛犬ビビアンが危篤状態に。この日は妻とともに徹夜で看護。  衆議院落選の日(96年10月22日)の10日後生まれた、ゴールデン♀。  生後2週間で引き取り家の中で、家族同様に育てました。妻の嗚咽する声を  電話で聞き、最後の時間が迫っていると思いました。この分では、  マンデーレポートの原稿もまとめられそうもありません。  悩みましたが、翌日のマンデーレポートは、急きょ中止することとしました。  お許しください。 ■9月1日(月) 14:00 事務所打合せ 15:00 民主・自民国対委員長会談 16:00 党役員会 17:00 党常任幹事会 21:30 福田総理 辞任の記者会見 22:30 愛犬ビビアン死去。 ★ビビアンが亡くなりました。総理辞任への電話取材が終わった直後、  私の腕の中で、私を見つめたまま、死んでいきました。享年11才10ヶ月。  ありがとうビー。さようならビー。 ■9月3日(水) 17:30 宇都宮市長選 打合せ ★今井恭男さんと打ち合わせ。 19:30 針谷いくぞう総決起大会 ★岩舟町の町長選挙に立候補する針谷さんの総決起大会で挨拶しました。  彼も、私と同じく合唱を趣味にしています。そんなわけでオープニングは  男声合唱の定番「いざ立て戦人(いくさびと)」を、彼の仲間の  「円仁合唱団」高らかに歌い上げました。なかなか斬新なスタート。  これからの岩舟町は面白くなりそうです。必勝を信じています。 ■9月4日(木) 10:00 事務所打合せ ★市長候補の今井さん、そして1区候補者の石森さんの二人を激励するため  「マンデーレポート800回達成記念講演会」の開催を決めました。  日時は、10月5日 午後2時から。場所 宇都宮グランドホテルです。   ■9月6日(土) 13:00 特定医療法人「博愛会」の会長及び理事長 就任披露宴 ★福田総理の辞任で風前の灯になりそうな公務員制度改革。  その担当大臣を務めた渡辺喜美さんも来賓として出席。私の前に  挨拶なさいました。彼は、「自民党の総裁候補の一人くらいを、  民主党さんにお貸ししたいくらいですね。」などと、早速  軽いジャブをくりだしてきました。  ほおっておくわけにも行きませんので、その後を受けて「もし  喜美さんに、出馬の機会がないのなら、離党して民主に来ていただき、  小沢さんの対抗馬として立ったらいかがでしょうか」などと  応じました。 14:00 全農林労組関東地本とちぎ分会定期大会 16:15 自治体議員フォーラム栃木 第1回勉強会 講演 (上記【2】参照) ■9月7日(日) 07:50 西部地区学童軟式野球 開会式 10:00 衆院選 合同選対会議 14:00 故双樹光様49日法要 15:00 福田あきおとともに新しい日本をつくる会 (上記【3】参照)